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往復書簡/N→S/2023年6月1日

巻尺様

こんにちは。
早いもので梅雨入りし、今朝は雲の間からちらっと太陽が見えていたかと思えば、お昼前には大雨になり、そしてまた太陽が現れました。
iPhoneのお天気アプリは見るたびにコロコロと変わって、そうなると一週間分の天気なんて予測できるものではないなと思ってしまいます。

その日どれだけのお客様が来てくださるのかいっさい予測がつかない私と同じです。雨とか平日だなんていうのはもはや言い訳の逃げ道でしかない。
売れ行きがよくなったからとごまどうふを大目に仕入れたら、その日からピタッと止まったり……。(先日は宣言通りごまどうふのお買い上げありがとうございました)

ほんとうに、商売は難しいものです。
インスタの反応がすべてでもない。
今日の予定に入れてもらえて、来てもらえることがどれほど凄いことか、毎回扉が開くたびに感謝しています。

この歌を読んだあなたが来てくれるそれが私にとっての奇跡

ということで、唐突に短歌を詠みました。
お題は「お客さん」「人生」「奇跡」より、「お客さん」と「奇跡」を使って今の気持ちを表しました。

ちなみに、前回の短歌は「新生活」から詠んだ短歌です。読む人によって異なる感想があるのも短歌の面白さですので、「友達」と感じてもらっても問題はありません。
巻尺さんの散文も、誰に当てはめて読めばいいのか…想像の範囲が広がります。

次回のお題は「チケット」「眼鏡」「好都合」。
『ロマンスの辞典』(1,760円/遊泳舎)よりランダムに選んでみました。

最後に、ウニマキZINEの佐賀会場お疲れ様でした。
たった2回でここまで浸透したイベントです。第3回も開催できるといいですね。

ウニスカ

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