UniTreat大分医療DX推進会議

大分医療DX推進会議-UniTreat(ユニトリート)-は、大分県内の医師と医学生・看…

UniTreat大分医療DX推進会議

大分医療DX推進会議-UniTreat(ユニトリート)-は、大分県内の医師と医学生・看護学生から成る組織であり、医療情報共有により全ての医療受給者ならびに医療提供者の情報ミスマッチのない世界を作ることを理念に掲げ、医療DXの推進を目的に活動している団体です。

マガジン

  • 【UniTreat-DX-journey】

    UniTreatの活動を通じて得た学びを共有します。医療DXに向けての技術的、社会的、経済的、政治的課題や医療現場の課題、医療者として葛藤や苦悩。それらをリアルな情報として共有し、医療DXを目指して皆さんと一緒に行動していきます。 【UniTreatのMVV】 Mission:医療DXの推進により、医療の質と効率を高める Vision:誰もが必要な医療情報を容易に取得し、適切な意思決定ができる世界へ Value:アクセシビリティ、情報の統合、誰ひとり取り残さないDX

  • 【活動報告】

    DXはそもそも、意思決定者層のコミットメントが最も重要です。そうだとしても、草の根的なDX活動がいつか、本当のDXにつながっていくと信じています。私たちが目指すのは医療DXが本格的に進んでいき、混乱が生じるカオスな時に、各ステークホルダーを適切に繋ぎ、手を取り未来へ一緒に進むことができるようにしていく、橋渡し役になりたいと考えています。ありがたいことに、講演やprojectにも携わる機会を多く頂けるようになりました。公開できるものについては、適宜、活動報告を行なっていきます。 【MVV】 〇Mission:医療DXの推進により、医療の質と効率を高める 〇Vision:誰もが必要な医療情報を容易に取得し、適切な意思決定ができる世界へ 〇Value:アクセシビリティ、情報の統合、誰ひとり取り残さないDX

  • 【About Us】団体概要

    UniTreatの団体概要です。

  • 【Contact & Links】

    お問い合わせのContactや、新規メンバー申込はこちらから。 各種SNSのURLもまとめています。

  • 【用語解説】

    医療DXに関わる用語は、聞きなれない言葉が沢山出てきます。誰一人取り残さないために、今はまだ興味がない方にも、これから少しでも医療DXに興味を持って頂き、一緒に学んでいって貰えるように、できる限りわかりやすくご説明していきます。 【UniTreatのMVV】 Mission:医療DXの推進により、医療の質と効率を高める Vision:誰もが必要な医療情報を容易に取得し、適切な意思決定ができる世界へ Value:アクセシビリティ、情報の統合、誰ひとり取り残さないDX

最近の記事

【UniTreat-DX-journey】#8.地域医療連携ネットワークの現状と課題~医療DX推進に向けた取り組みについて~

1.はじめに近年、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が叫ばれています。国も「データヘルス改革」の名のもと、電子カルテの標準化や情報連携の基盤整備に力を入れています※1。しかしながら、その道のりは平坦ではありません。このたび、UniTreatでは、臼杵市医師会立コスモス病院の情報管理センター 小野清史 センター長をお招きし、地域医療連携ネットワーク構築における経験と課題について講演いただきました。本稿では、その内容を踏まえつつ、医療DXの現状と展望に

    • 【UniTreat-DX-journey】#7.標準型カルテα版解説

      1.はじめにこんにちは、UniTreatの広報です。 私たちの以前の記事では、「国」が推進する標準型電子カルテの検討状況についてお伝えしてきました。 電子カルテ情報共有サービスなど医療DXのシステム群と連携し情報共有を可能とすること、また民間サービスとの組み合わせで医療機関の業務効率化を実現することを目指す標準型電子カルテ。その実現に向けて、具体的な取り組みが動き出しています。 今回は、昨年末に公開された厚生労働省の資料※をもとに、いよいよ始動する標準型電子カルテのモデ

      • 【活動報告】#3.日本医用画像管理学会

        「はじめに」「経緯」「講演会概要」は代表の津村の【活動報告】と同様であるため省略します。 1.講演内容私の講演は「AIモデルの共有とDX」というタイトルで行いました。 主にHL7 FHIRを支える基礎的な技術について基本的な部分を紹介した後、標準化の重要さについて触れ、最後にMedperfを紹介し、日本でもAIモデルの共有を行う必要性があるのでは?と問題提起させていただきました。 2.反応特に標準化というワードが皆さんに響いたようです。これは次の講演である「 医療情報の

        • 【活動報告】#2.日本医用画像管理学会 第2回セミナー

          はじめにこんにちは。いつもUniTreatの活動を応援していただき誠にありがとうございます。UniTreat代表の津村佳希です。 経緯今回は学会に講師として呼んでいただき、講演をして参りました。 以下にお示しします2学会様に招聘いただきました。 大変貴重なご機会を賜り、感謝申し上げます。 日本医用画像管理 学会 (The Japanese Society of Medical Image Management / JSMIM) 대한의료영상정보관리학회 (Korea

        【UniTreat-DX-journey】#8.地域医療連携ネットワークの現状と課題~医療DX推進に向けた取り組みについて~

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        • 【UniTreat-DX-journey】
          8本
        • 【活動報告】
          3本
        • 【About Us】団体概要
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        • 【Contact & Links】
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        • 【用語解説】
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        記事

          # 【活動報告】#1.IFMSA講演会

          はじめにこんにちは。いつもUniTreatの活動を応援していただき誠にありがとうございます。UniTreat代表の津村佳希です。 経緯少し前のことになりますが、国際医学生連盟(IFMSA)の日本総会にて講演する機会をいただきましたので、その活動報告をさせていただきます。 今回は学生団体に向けての医療DX講演に行ってきました。学生団体の名前は、国際医学生連盟 (International Federation of Medical Students’ Association

          # 【活動報告】#1.IFMSA講演会

          【UniTreat-DX-journey】#6.ACP〜アドバンスト・ケア・プランニング〜後編

          今回は、前回に引き続き、ACPをテーマに話していきます。 1.死に方を決めることは人生を生きること前回の記事の終わりに、生命に重大な影響が生じた際の、意思決定を考えてみるために、具体例をあげました。さらに、これから、現在ACPについて深く考えていこうと思います。 ※注意事項 ACPは非常に重要なテーマでありながら、個別具体によって、似たようなケースでも、その対応は全て異なります。それが、一人一人を尊重する医療、意思決定なのです。これから、挙げていくテーマは、実際の医療機関

          【UniTreat-DX-journey】#6.ACP〜アドバンスト・ケア・プランニング〜後編

          【UniTreat-DX-journey】#5.ACP〜アドバンス・ケア・プランニング〜前編

          1.ACPとは 本日はACP(アドバンス・ケア・プランニング)について考えてみます。 来る11月30日(木)は「人生会議の日」です。 厚生労働省では、11月30日(木)「人生会議の日」に先立ち、11月29日(水)にイイノホールにて、人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)を知り理解するきっかけの提供を目的としたシンポジウム「あなたが望む生き方 今から始める人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」が開催されるようです。下記のリンクも是非ご覧ください。 令和5

          【UniTreat-DX-journey】#5.ACP〜アドバンス・ケア・プランニング〜前編

          【UniTreat-DX-journey】#4.日本の医療DXは今、何処に向かっているのか?公開情報をもとに考える【#3の続き】

          前回の記事では、医療DXの定義と医療DXの推進に関する工程表(以下、工程表)について紹介しました。具体的な変化と時期をこれから、工程表を元に確認していきます。2023年度から2026年度以降までの大まかな工程について取り上げていきたいと思います。 ※注意点 大きな項目としては、以下の5点を挙げたいと思います。大量の情報があるため、情報量としては少なくなり、わかりやすくなるでしょう。一方で、要約することは、どうしても情報を削る側面があるため、詳細な文言は十分に情報元を確認する

          【UniTreat-DX-journey】#4.日本の医療DXは今、何処に向かっているのか?公開情報をもとに考える【#3の続き】

          【UniTreat-DX-journey】#3.日本の医療DXは今、何処に向かっているのか?公開情報をもとに考える①

          【お知らせ】 UniTreatは医療業界におけるDXを推進していくことを目標とした大分県の有志医師をはじめとしたメンバーによって発足した団体です。医療DXに向けて、自分も取り組んでいきたいという熱意ある人を募集しています。活動に興味を持ってくださり、私たちと一緒に取り組んでいきたいという方は是非ご連絡ください。 1.医療DXの定義と始まり近年、医療DXについて、様々な角度や立場から多様な議論がなされています。言葉自体は、私たちの目にも触れることが多くなりました。私たちは、言

          【UniTreat-DX-journey】#3.日本の医療DXは今、何処に向かっているのか?公開情報をもとに考える①

          【用語解説】#1.HL7(Health Level 7)

          HL7(Health Level 7)は、医療情報の交換と統合に関する標準規格を開発・維持する組織です。HL7は長い歴史を持ち、そのデータ交換フォーマットも進化しました。以下にHL7のデータ交換フォーマットの歴史について説明します。 HL7 v1 HL7の最初のバージョン。1987年に発表されました。 テキストベースのフォーマットで、基本的な健康情報の交換をサポートしました。 標準化されたデータ要素を定義し、異なるシステム間のデータ共有を容易にする役割を果たしました。

          【用語解説】#1.HL7(Health Level 7)

          【UniTreat-DX-journey】#2.UniTreatが目指す医療DX

          【お知らせ】 UniTreatは医療業界におけるDXを推進していくことを目標とした大分県の有志医師をはじめとしたメンバーによって発足した団体です。医療DXに向けて、自分も取り組んでいきたいという熱意ある人を募集しています。活動に興味を持ってくださり、私たちと一緒に取り組んでいきたいという方は是非ご連絡ください。 1.世の中のトレンド1-1.世の中のトレンドを知り、激動の社会で生きる 初めに、世の中のトレンドと無関係ではいられないという話をします。 今の大きな流れを知ること

          【UniTreat-DX-journey】#2.UniTreatが目指す医療DX

          【UniTreat-DX-journey】#.1 UniTreat結成

          はじめまして。 我々は、大分医療DX 推進会議 -UniTreat-(以下:UniTreat)です。 そして私は、UniTreat代表の津村佳希と申します。 この記事はUniTreatを紹介する記事です。 さて、みなさん、医療DXしてますか? UniTreatは、ユニトリートと読みます。この名前には「みんなで団結(Unite)して治療(Treat)する世の中を目指す」という意味をこめています。 最近流行りのDX(デジタルトランスフォーメーション)が、やっと医療業界でも注目さ

          【UniTreat-DX-journey】#.1 UniTreat結成

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          【UniTreat公式Instagram】 【UniTreat公式Facebook】 【UniTreat公式YouTube】 【新規メンバー申込フォーム】 【お問い合わせ】Contact Form ※ご連絡の際は、担当の普段の業務や学業の都合により速やかな返信が困難である場合がありますので、予めご了承ください。

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          ご興味を持ってくださりありがとうございます。 有難いことに、これまでも多くの方に、応援や励ましの言葉を頂き、一緒に頑張って身近なことからやっていこう!!と思って貰えた仲間に恵まれました。私達は、まず目の前の課題に向き合い、これからの医療、引いては社会にとってより良い未来を目指して日々頑張っていきます。 是非、あなたも下記リンクから、ご連絡ください。 必ずメンバーにならなければいけない訳ではありません。 まずは、あなたの話を聞かせてく頂けるだけでも大歓迎です。 小さな一歩目

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