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神保町一歩前⑤「矢口書店」

はじめに

今回は神保町で古くから古書店を営む矢口書店に記事を書いて頂きました。神保町は古くから古書店が集まる街で、非常に様々な本と出会うことが出来る場所です。@yaguchishoten でTwitterも行ってらっしゃいますので、是非そちらもご覧くださいませ。

店舗の概要

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Q:店舗の概要を教えてください。

A:1918年、大正7年創業で、おかげさまで創業100年を越えました。映画・演劇・演芸専門の古書店です。戦前から現代まで、映画雑誌のバックナンバーも豊富です。映画のポスターやチラシ、パンフレットなど、本以外のものも扱っています。その他、落語家や役者の襲名披露の際の記念品なども置いてあります。年末年始を除く年中無休の営業です。

ここが凄い!


Q:矢口書店様ならではのポイントを教えてください。

A:映画や演劇のシナリオを扱っていることもあり、監督さんや俳優さんなど、プロの方がいらっしゃることもあります。

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外壁の本棚は、店内で扱うジャンル以外の本を主に並べており、定期的にご購入いただく常連の方も多くいらっしゃいます。

神保町への思い

Q:神保町への思いを教えてください。

A:私は神保町で産まれて、今も家業を継いでこの地で商売させていただいてます。近所の商店主は子供の頃から知っている方たちも多い、まさに地元です。町会・古書組合などの仕事もさせてもらっています。この街がいつまでも元気でいてくれることを願っています。

学生へのメッセージ

Q:学生へのメッセージをお願いします。

A:神保町の古書店は敷居が高く感じる方も多いと思いますが、まず中に入って、わからないことがあったら聞いてみたらいいと思います。当店の場合、映画や演劇、演芸をまったく見たことがないという方は少ないはずですから、硬い本だけでなく、昔の映画のパンフレットやグッズを見に来るだけでも楽しいと思うので、気軽に足を踏み入れてみてください。

おわりに

神保町の古書店は敷居が高く感じる方も多いと思いますが、まず中に入って、わからないことがあったら聞いてみたらいいと思います。

古書店の多くは確かに敷居が高いと感じる方も多いと思います。ですが、古書店の皆様は本のプロフェッショナルです。「こんな分野に興味あるけど何読もうかなぁ?」という疑問に答えてくれる一冊を必ず教えてくれるでしょう。神保町は大きな図書館で、それぞれのお店の方々が司書の方だと思って頂ければ街のイメージが沸くのではないでしょうか。次回もお楽しみに!!

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