taichimurakamiは、m.a+(エム・エー・クロス)での経験を積んだ後に誕生したファッションブランドです。デザイナーは村上太一氏でこのブランドは糸から選んだオリジナルの生地とシルバーのボタンにこだわりファッションにおいて独自性を追求しています。村上氏はシルエットから生地に至るまで着心地の良さを追求し、自身の表現を試みています。m.a+の細身のシルエットとは異なりtaichimurakamiはリラックス感を演出するシルエットと生地が特徴です。これにより着る人に快適さを与えています。このブランドはシーズンごとに成長し続け注目を集めています。

村上太一氏の経歴を振り返りますと彼は2008年にイタリアに渡り、地元の学校を卒業した後、m.a+の社に入社しました。マウリツィオ・アマディ氏のアシスタント・パターンメーカーとして働き、2013年に帰国して自身のブランドを立ち上げました。彼のコレクションはオリジナルの生地を使用しボタンからステッチに至るまで妥協を許しません。また、特有のルーズフィットのシルエットを追求し、着心地を重視しています。

taichimurakamiの魅力は相反する要素を見事に組み合わせることにあります。軽さと強度、丈夫さと着心地、さらには特殊なパターンメイキング技術により、独自のファッションアイテムを生み出しています。このブランドのアプローチはアートザンブランドと呼ばれるファッションブランドにおける挑戦的で実験的なアプローチの中でも特異なものと言えます。