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内なる輝きよ、解き放て!〜Ariana Grande - eternal sunshine〜

 「Positions」以来、約3年ぶりのオリジナルアルバムをリリースしたアリアナ・グランデ。一聴して思ったのが、相変わらず素晴らしいボーカリゼーションの持ち主だなということ。マライア・キャリーとのコラボを聴いてもその美しさは変わらない。またアルバムには、内なる神秘性を信じているからこそ伝わるモノが込められている。そういった場合、スピリチュアリティの方向に行きそうな気がするが、そこまでスピリチュアルになっていない。彼女自身、スピリチュアルに関して興味がないわけではないと思うが

    • この世も末。〜The Last Dinner Party - Prelude to Ecstasy〜

       BBCが発表したSound Of 2024で第1位に選ばれたザ・ラスト・ディナー・パーティー(略してTLDPで)のファーストアルバムがリリースされた。2013年のハイム以来、約10年ぶりにバンドが受賞し、今年の目玉として注目されている彼女たちは、サウス・ロンドンを拠点に活動を続けている。サウス・ロンドンというと、自分の記憶からして、2017年〜2018年頃にブラック・ミディやシェイム、ソーリーなどのバンドが出てくるなどして熱い盛り上がりを見せていたところだ。その一方で、TL

      • FEEL THE BLEEZE

        …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… ①2023年のベスト・ソングTOP5 5.Olivia Rodrigo 「get him back!」 4.Jung Kook 「Seven (feat. Latto)」 3.NewJeans 「ETA」 2.NewJeans「Super Shy」 1.PinkPantheress

        • GUTS by Olivia Rodrigo

           「drivers license」や「deja vu」、「good 4 u」などのヒット曲を持っているオリヴィア・ロドリゴ。思わずカラオケで歌いたくなる曲です...。  そして今年、約2年ぶりのアルバムがリリースされました。正直にアルバムタイトルを見て、「ガッツか......」となってしまいましたが、アルバム「GUTS」について少し書いてみようと思います。  「all-american bitch」は、印象的なギターイントロから始まり、パンキッシュなドラムの音が聴こえてき

        内なる輝きよ、解き放て!〜Ariana Grande - eternal sunshine〜

          WHERE ARE YOU NOW

          ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… ①2022年のベスト・ソングTOP5 5. keiyaA - Camille's Daughter 4. Lana Del Rey - Did you know that there's a tunnel under Ocean B

          WHERE ARE YOU NOW

          What's Going On

          ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… ①2021年のベスト・ソングTOP5 5.Shannon Lay - Rare to Wake 4.FKA twigs, Headie One, Fred again.. - Don't Judge Me 3.Body Meat

          What's Going On

          ジャスティン・ビーバーから目が離せない理由

           2020年に新曲とアルバムのリリース、5月から始まるツアーや、YouTube Originalsでドキュメンタリーを公開することが決まっているジャスティン・ビーバー。これから本格的に音楽活動をしていく彼だが、ふと振り返ってみると、彼は2010年代の音楽シーンにおいてキーパーソンの1人だったのではないかと私は思う。正直に言うと、私は彼の熱狂的なファンというわけではないが、彼の活動には目を見張るものがあった。これから書くことは、これまでの彼の活動に対して感じたことを記録かつ整理

          ジャスティン・ビーバーから目が離せない理由