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【海士町】結局どうにかなるでしょうとか思っちゃう思考がもう作られてるので私の中には。人

過ぎてゆく時間の中で、あのときあーしてれば良かった、このときこーしてれば良かったんじゃないか、悩む。悩み悩み、悩んだあげ句、うーうう失敗だ失敗だ、と自己に呪いをかけ、何が何より自分自身が最大の自分への呪い呪い呪いまくりマンというわけ(これはくつがえらない。くつがえしようがない)。
とはいえ自己を呪ったところ呪われるのは自分なだけで、社会性はない。社会性がない? つまり自分が呪われることで世界、世の中、この環境の1ミリも傾きはしないということだ。いいや、家族、友人、恋人、知り合いたちならば、何かしら、私が僕が呪われたことでこうむるであろうえぐい試練によってやつれた私、僕、を心配することで、環境、変わらないか? 社会の変化のきざしにはならないのか?
残念ながらならない。変化は起こらない。社会の変化がどうなるかなんてわからない。偉い偉い作家が言っていたよな。この2000年代のシステムはデコトラみたいに何が何やら複雑、怪奇、巻貝の奥から出られない、新しい形のミノタウロスの迷宮であって、もう、個人は、国家の手から、企業の手から、ソーシャルマーケティングの網の目から、もう出られないであろうと。最新型の蜘蛛の巣は、インターネットワーキングの中のpngの中にでも隠れているのかもしれないし、動画ストリーミングの中に混入した誰も見ない字幕の中に、私、僕の脳をからめとって悩ましいのかもしれない。
あーもう何言ってるのか。まだら模様の人生です。でも楽しい。それは確か。
それでいい。
ということで無名人インタビューゴツ!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは もこら さんです!


現在:面白いよって言われたから、今度私もそこに住むんだって言って、インターンで大学の時に行ってから、私も行こうっていう感じで来ました。

🐳くじら:今、何をしている人でしょうか?

もこら:今は、普通に事務員をしてます。

🐳くじら:具体的な内容ってお伺いしても大丈夫ですか。

もこら:ここが離島なんですけど、その町内の派遣会社のバックオフィス業務みたいな。事務とか、経理とか労務とか人事とか広報とかそういうことをしてます。

🐳くじら:大きな会社というか、たくさんの人が働いている会社ですか。

もこら:全然小さな会社で、派遣されている人が今16人くらいなので、すごい小さいです。

🐳くじら:どれぐらいに働かれてるんですか。

もこら:大学のときからインターンでしてて、その時を合わせたら今3年目になります。

🐳くじら:今の気持ちとしてはどんな感じですか。

もこら:3年前からこの会社の事務をしているんですけど、3年って結構人の変わるタイミングなんじゃないかなと思って。私ももう3年目だから、そろそろ離れようかなと思っているところです。

🐳くじら:具体的に何か動き出してはいるんですか。

もこら:はい、もう3月末でこの島、町を離れようと思ってて、そのときに今の業務を、ちょっと手放そうかなと思ってます。次の人が見つかるまではリモートでやろっかなと思っています。

🐳くじら:なるほど。次どんなお仕事したいなとかありますか。

もこら:私動物が小さい頃から好きだったんですよ。動物と関わる仕事がしたいなと、ざっくり思ってます。

🐳くじら:なにかペットとか飼ってらっしゃるんですか。

もこら:実家で犬を飼ってました。

🐳くじら:ご自身の性格について、周りから何と言われることが多いですか。

もこら:なんだろう。なんて言われるかな。まっすぐ、とか。なんて言われるんだ。でもまっすぐって言われたときは、そうかなって思いましたけど。でも、そう言われますね。

🐳くじら:どういう時に、まっすぐだねって言われるんですか。

もこら:なんだろう、決めたらすぐそうしちゃうとか、ことなんじゃないかなと思います。
この町に来るのも、決めてすぐ1ヶ月ぐらいで引っ越してきたりとか、私も離れるのも12月に入ってから決めて、次の行き先、南アフリカに行きたいなと思ってて。

🐳くじら:なるほど。

もこら:1月末にその下見に行こうと思って、航空券のチケットもすぐ買ってしまったりとか。多分そういうふうなことなんじゃないかなと思います。決めちゃう、とか。

🐳くじら: 南アフリカにはどうしていきたいんですか。

もこら:動物がいっぱいいそうだからです。

🐳くじら:動物を見に?

もこら:動物と一緒に暮らせそうだなと思って、

🐳くじら:以前に行ったことあるんですか。

もこら:いや、行ったことないです。テレビでライオンとか象とかいっぱいいるじゃないですか。だからいいなと思って。

🐳くじら: 海外とかよく行かれるんですか。

もこら:いや、2ヶ国ぐらいしか行ったことないです。

🐳くじら:その南アフリカは下見にどれぐらい行かれる予定なんですか。

もこら:2週間ぐらいです。

🐳くじら:初めての場所に対してどういう気持ちですか。

もこら:そうですね、ただ楽しみです。

🐳くじら:4時間半、結構長いんですね。着いてすぐに空港からっていうことですか。

もこら:ヨハネスブルクの空港に着いて、その日はヨハネスブルグに泊まって、次の日にバスで行きたい国立公園に行く予定です。

🐳くじら:予定とかは、前々から決めるタイプなんですか。

もこら:いや、全然決めないです。なので時間を結構無駄にしちゃいます。旅行とか行っても、何すればいいかわかんなくて公園で、ぼーっとしちゃったりとかして。

🐳くじら: 好きな食べ物は何ですか。

もこら:ナスとかトマトとかです。野菜が好きで。

🐳くじら:南アフリカの食事ってどんな感じなんですかね。

もこら:確かに。なんか知らない人のご飯とか私あんまり食べれないんですよ。屋台のご飯とかも私あんまり食べれないタイプだから不安です。

🐳くじら:人が結構作った感のあるご飯が苦手ってことですか。

もこら:あ、そうです。おにぎりとかもあんまり(笑)。

🐳くじら:ご自身の性格に戻るんですけど、ご自分ではどんな性格だと思いますか。

もこら:何も考えてない人だなと。これ性格なのか、うん。何も考えてない人だなと思います。私、自己紹介とかすごい苦手なんですよ。自己紹介とか、インタビューとか。だから今回やってみたいなと思ったっていうのもあるんですけど。自己紹介とインタビューで、掘られても何も出てこないんですよ、自分から。何も考えてないんだなってよく思います。

🐳くじら:それは、人と話してるときに思うんですか。そういうインタビューというか、自分のことを聞かれるような機会に。

もこら:そうですね、人と話してたり。自分の意見とか聞かれても困ります。

🐳くじら:他には何かありますか、ご自身の性格。

もこら:近い人にはわがままで、人に期待しちゃいます。

🐳くじら:例えば職場の人だとどうですか。

もこら:職場の人とかはなんとも思ってないから、自分の本当の性格とかは打ち明けないですけど、末っ子ぽいって言われるから多分わがままなのかもしれないです。

🐳くじら:でもそういうことを言われるってことはある程度、お互いについて言い合えるというか、そんな距離感も感じました。

もこら:そうですね、それは確かに。

🐳くじら:でも、自分の性格はそこまで出せてない、出していないっていう感覚ですか。

もこら:そうですね、なんか本当はめっちゃ根暗なんですけど、普通にこれからもずっと継続的な関係があるであろうその職場の人とかには、明るくはないけど、とっつきやすく見られるためにヘラヘラしています。損することも多いですけど。

🐳くじら:趣味とかは何ですか。

もこら:最近は、お笑い芸人を見るのが好きです。

🐳くじら:何で見てるんですか。

もこら:YouTubeとか、テレビやネット番組とかです。

🐳くじら:ご自身の友達関係で言うとどういうポジションなんですか。

もこら:ポジションって何だろう。

🐳くじら:そうですね、職場の方からみんなの末っ子って言われたって仰ってましたが、友達関係でどんな感じの立ち位置なのかなと。

もこら: 同じかもしれないです。職場の人でも友達でも多分同じ対応してる気がします、自分が。

🐳くじら: あんまり性格を出せないって仰ってましたけど、出せる人っていうのはどういう人なんですか。

もこら:この町だったら、バイト先の人とか、あと彼氏です。なんかちょっと自分より上の世代の人なら話せます。

🐳くじら:結構よく会う人たちですか。

もこら:そうですね。1週間に1回は少なくとも会います。

🐳くじら:どんなことを話すんですか。

もこら:仕事とか、それこそ島出よっかなって考えてることとか、恋愛相談とかも何でもします。聞いてくる包容力があります。

🐳くじら:そういう関係性になるまでにどれぐらいの時間がかかりましたか。

もこら:半年ぐらいかかったかも知れないです。でもそこからまたバイトを始めてとかだから1年ぐらいかな、今の関係になったのは。

🐳くじら:バイトは今もしているんですか。

もこら:今もしてます。今日も行きます。

🐳くじら:事務員の仕事とバイトをしているんですね。どれぐらいバイトは入ってるんですか。

もこら:今2ヶ所でしてて、合わせても週に2回ぐらい。事務員の仕事のあとに入ってます。終わってから、夜居酒屋とかで働きます。

🐳くじら:なんでバイトをしようと思ったんですか。

もこら:まず、バイトしない?と居酒屋の人に言われて普通に働き始めたら、町のいろんな人間関係とか見えるんですよ、居酒屋だから。それに島の情報とかが聞こえてくるから面白いなと思って。大将とかにも会いに行ってるっていう感覚です。遊びに行ってるって言ったらあれですけど、遊びに行ってる感じ。

🐳くじら:町の人間関係っていうのはお客さん同士の会話とか、そういうところからですか?

もこら:大将とお客さんの会話とか。

🐳くじら:町ってどれぐらいの人が住んでるんですか。

もこら:2200人ちょっと2300人もいないかな。それくらいです。

🐳くじら:元々は、別の場所に住まれていた?

もこら:そうです。

🐳くじら:お仕事を始めてからそこの島に来たっていう感じなんですね。

もこら:そうですね、大学生のときに。

🐳くじら:なんで島に来ようと思ったんですか。

もこら:大学時代の友達が、ここの島の高校出身だったんですよ。面白いよって言われたから私も行こうと思って来ました。

🐳くじら:わかりました。過去の質問に入っていこうと思います。

もこら:はい。

過去:今のこの道の未来を変えられると思ったら、そっちの方がワクワクというか、してました。不安とかはなかったですね。

🐳くじら:子供の時どんなお子さんでしたか。

もこら:元気な人でした。多分ずっと肌が黒かった気がします。外で遊んでるので日焼けしてました。

🐳くじら:活発なお子さんだったっていう感じですか。

もこら:そうだったと思います。

🐳くじら:何をして遊んでたんですか。

もこら:なんだろう。一輪車とかしてました。家でプール入るってなったら、もう6時間ぐらいずっと入ってました。家で水溜めて入れるプールみたいなので。

🐳くじら:友達と一緒に遊んでたんですか。

もこら:友達とも遊んだし、1人でも遊んでました。

🐳くじら:小学生頃はどうでした。

もこら:小学生頃、小学生はもう同じ感じですね。外で遊んでるタイプでした。学年が上がるにつれて、室内遊びが増えてきたかもしれないです。

🐳くじら:遊び相手の男女比で言うとどんな感じでした。

もこら:男友達の方が多かった、ですね。

🐳くじら:外で遊ぶ相手としてって感じですか。

もこら:そうです。

🐳くじら:中学生頃はどうでしたか。

もこら:どんな人なんだろう。中学生のときも友達でいったら女の人が多かったですけど、女っぽくなりました。女の子っぽいとか言ったら悪いかもしれないけど、なんかちゃんと人の悪口を言うようになりました。

🐳くじら:なぜかって理由とかありますか。

もこら:なんだろう、わかんない。成長につれて、そういう時期だったんじゃないかなと思います(笑)。小学生のとき、1クラスしかないような小さい小学校だったんですよ。中学校に上がって8クラスぐらいある大きい中学校に行って、いろんな人に会って、みたいなところだと思います。人のことが気になり始めた時期だと思います。

🐳くじら:中学生ごろの記憶ですごく印象に残ってるみたいことって何かありますか。

もこら:本当になくて…。本当にないんです(笑)。

🐳くじら:なるほど。友達関係とか、トラブルとか、そういうものもあまりなく過ごしてた感じですか。

もこら:そうですね、トラブルもないし、特別良かったこともないし。

🐳くじら:最初、職場でもちょっとヘラヘラしがち、みたいなことをおっしゃってましたけど、ご自身の処世術的な、世渡りがうまくてトラブルなく過ごせられたのか、本当にそういうのがない環境だったのか、どっちですかね。

もこら:どっちなんだろう。でも、そういうのから離れようとしてるというか自分が中心人物にならないように生きてるから、そういうのに出会わなかったのかなとか思います。なんか就活の面接とかで挫折したこととか乗り越えたこととか聞かれたら、全く答えられないんですよ。頑張ったこととかもないし。本当に、全てのことからヘラヘラして、離れてきたのかなと思います。

🐳くじら:大学時代の思い出とか、何かありますか。

もこら:大学時代は本当に友達がいなくて、だからめっちゃおうちですっごい楽しんでました。なんか、モデルみたいな食生活を送って生活してました。

🐳くじら:モデルみたいな?

もこら:すごい時間があったので、おうちで運動してみたりとか、公園に走りに行ってみたりとか。すごい体に良さそうなご飯作ってみたりとか、おやつは自分で手作りしてみたり、みたいなそういう食生活をしていました(笑)。

🐳くじら:すごいストイックな感じに聞こえますけど。

もこら:そうですよね。でも楽しんでやれてたんですよ。時間もあったので、楽しかったです。

🐳くじら:大学は4年間ですか。

もこら:そうです、1年休学したので5年間でした。

🐳くじら:なぜ休学されたんですか。

もこら:この島で1年間インターンするために休学しました。

🐳くじら:1年間で、島に行きたいっていう気持ちは強かった感じですか。

もこら:そうですね。というか今のこの大学生活で振り返ったときに、観光って学んでみたら自分は観光業とかそういう業界に進む気ないんだなって思ってたし、このまま卒業して大学に勧められる会社で就職しても、多分、後悔するだろうなって思ったので。休学して、島に行こうと思いました。現状から離れようかな一旦っていう感じでした。

🐳くじら:その間の住む場所とかお金とかはどういう形でやりくりしてたんですか。

もこら:シェアハウスをこの島が用意してくれて。なんかそういう制度があったんですよね。島に大学がないので。大学生ぐらいの年齢の人が来れるような制度を作ってて、ちょうどそのときに。なので、シェアハウスに住んで、インターンしてお金もらってっていう感じでした。

🐳くじら:ほとんど働いて暮らししてるような感じ。

もこら:そうですね。

🐳くじら:1年間休学してインターンって、手嶋さんの環境でポピュラーな道でしたか。

もこら:地方の大学だったので、インターンのために休学する人なんかいないよってめっちゃ反対されたんですけど、でももう決めたし、大学の教授とか、ゼミの先生とかに言うのは、もう申し込んで面接も終えて、行くって決まってから言いました。

🐳くじら:そういう一般的な道を外れることに対して、不安とかそういうのはなかったですか。

もこら:今のこの道の未来を変えられると思ったら、そっちの方がワクワクしてました。不安とかはなかったですね。

🐳くじら:どんな感じでした、島での1年は。

もこら:めっちゃ楽しかったですね。こんな人いるんだっていう友達ができたりとか。なんかいろんな人と出会えて楽しかったです。外から来る人が多い町で、小さい島だから本土にいたら出会えないような人たちとも簡単に知り合うことができるので、面白かったです。

🐳くじら:本土ではなかなか出会えないような人というと。

もこら:なんか大げさな言い方をしてしまったかもしれないんですけど、見逃してしまうような人のことを見るっていう感じで刺激がすごいありました。

🐳くじら:わかりました。未来の質問に移っていこうと思います。

もこら:はい。

未来:結局どうにかなるでしょうとか思っちゃう思考がもう作られてるので私の中には。

🐳くじら:5年後10年後あるいは死ぬときまでを想像していただいて、未来についてどういったイメージをお持ちですか。

もこら:何してるんだろうな。5年後だったら28歳。動物と幸せに仕事できてると思います。

🐳くじら:もっと長期的な、もっともっと後の未来っていうと、どんな世界ですか。

もこら:なんだろう。今では想像できないことをして、したいと思ってないようなことをしてると思うけど、それはそれで楽しんでると思います。

🐳くじら:自分でも思いもよらないことをやっていそう?

もこら:はい。

🐳くじら:いろんな環境とか、思いもよらないような出来事に対しても楽しくやっていけそうだなっていう、ご自身に対する信頼感というか、何とかやれるでしょ、ていう明るい感じの印象を受けます。

もこら:確かにそうですね。結構何でも楽しめるっていうか。深く考えてないから。なんか勝手に全部、全て自分が当事者なのに、結局全てを客観的に見てしまうので、結構何でも楽しいって思えるかも知れない。

🐳くじら:いい面がすごい働いてくれるというか。

もこら:そうですね。良く働いてくれたら(笑)。

🐳くじら:もしもの未来質問なんですが、もしご自身が過去、中学生高校生あたりで何かすごいトラブルに巻き込まれがちな人生というか、いろいろ思いもよらないような人間関係とか、環境の変化とかが多い人生を経験していたら、どういうふうに変わってると思いますか。

もこら:それだとしたら、ちゃんと、実家離れずちゃんとした会社で働いてるとか、そういう感じなんじゃないかなと思います。安定志向というか、そうだったような気がします。

🐳くじら:うん。

もこら:結局どうにかなるでしょうとか思っちゃう思考がもう作られてるので私の中には。
なので、もしすごいトラブルに巻き込まれるとかをしてたら、そういう思考にはならないと思うので、安定した道を歩んでると思います。

🐳くじら:なるほど、中高で周りとあんまり波のない人生だったからこそ逆に、今後何があっても何とかなるんじゃないかなっていう思考回路ができたというか。

もこら:確かにそうかもしれないですね。

🐳くじら:南アフリカでも、もしそこで長期的に住むとしても、何とかやれそうな感じですか。

もこら:結局は何とかやれると思ってます。

🐳くじら:言語大丈夫かなとか住むところとか、お金とかそういう心配っていくらでも浮かんでくると思うんですけど、あんまりそういう事は浮かばないですか。

もこら:うん、お金とかだと気にならないですね。めっちゃあるわけじゃないけど、なんか気にならないですね。何かな、どうにかなる。言葉とか、あっちに行ったら学べるでしょうみたいな感覚で。

🐳くじら:わかりました。最後の質問ですが、最後に言い残したこととして何でもいいんですけど、自分から出てくる言葉ってありますか。

もこら:最後になんだっけ、中学生とか高校生とかこれまで波がなかったから今、何でもどうにかなると思えてるって言ってくださったじゃないですか。

🐳くじら:はい。

もこら:それを聞いたときに、なんか、面接で頑張ったこととか、乗り越えたこととか、そういうのを聞かれるの本当に無理で、面接では本当にないですとしか言えなかったんですよ。なんか嘘がつけなくて。
だから本当にそれが自分の中で嫌だったんですよ。今まで何一つ頑張ったことないなと思って、一つのことに夢中になったことないと思って、嫌だったんですけど、逆にそれで良かったなって思いました、今回お話しして。だからその過去も肯定できたのですごく良かったです。

🐳くじら:分かりました。でも話したことで割と、ご自身の性格とか過去に対して、整理ができたというか。

もこら:そうですね。意見も本当に何もないなと思いました。

🐳くじら:でもまた改めて南アフリカに行った後のお話も聞きたいなと思うので、もし機会があれば1年後とかに、またインタビューに来ていただけたら嬉しいです。

もこら:はい。

🐳くじら:南アフリカ、気をつけて行ってきてください。

もこら:はい、ありがとうございました。

🐳くじら:はい、ありがとうございました。

あとがき

社会人になってから島に来て、そこで働いた後は南アフリカに行ってみたいという手嶋さん。新しい場所に足を踏み出す行動力だけでなく、バイト先から見える島の暮らしや、新しい人との出会いを楽しんだりと、好奇心と人と関わることに臆さない強さをお持ちなんだなと思いました。

私の感覚としては、人ってやはり自分自身のことを話したがる人が多いように思っていたんですが、手嶋さんはご自身のことよりも島でのお話をされているときの方が遥かに生き生きされていた様子が印象的でした。

南アフリカでどのような人生を歩まれていくのか、ご自身でもわからないと仰っていましたが、ぜひその後のお話も機会があればお伺いしたいなと思います。
今回は無名人インタビューを受けていただき、ありがとうございました!

【インタビュー・編集・あとがき:くじら】

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