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マスクが苦手なプーコ

今日は、補聴器屋さんに出かける予定。ウキウキ。

最近の補聴器は、Bluetooth接続ができてすごく便利。
わざわざイヤホンしなくても電話かかってきたらすぐ話せて、ちょっとカッコいい。

充電式もあって、電池買い忘れの恐怖から開放されるらしいけど、私は充電を忘れそうなのであえて電池式をチョイスしてきた。

最近、わかった事がある。

組織編成で、声が小さく高めの声で話す穏やかな上司に代わった。

私は感音性難聴で、高めの音が聞こえないので何を話しているのか全くわからないのだ。

しかも、私の勤め先は今だにマスク着用を強制する。
声の小さい上司がマスクすると、もう全く何を言っているかわからない。
何度も聞き返すけれど、全くわからない。
「すみません、私は聴力障害があって聞き取りにくいので、もう一度お願いします。」
と言うが、声の大きさは変わらない。
結構なストレスである。
お互いに。
ふーーー。
大切な話はテキストでやりとりする世界になればいいのに。


ある日のこと。
業務を引き継ぐ後輩に、私の担当しているプロジェクト会議へ同席してもらった。

会議終了後、後輩は
「先輩ウケる!質問された事に全然違う答え言ってた!」
と私が会議でボケたと思ってウケてくれた。

別の日の会議終了後には
「先輩ウケる!〇〇部長が言うことスルーしてた!あの部長、何かとうるさいっすからね、カッキー!」
と私が勇敢におエライ人の意見に無言で太刀打ちしたかと勘違いしたのだ。

聴こえていないだけっつーの。
ただでさえ聴力障害者は会議が苦手なのに、マスクまでさせられて口の形も表情も見えないから、コミュニケーション取れないっつーの。

少し、ゾッとした。
よくそんなんでこれまで会議に参加してこれてたんだな…

結構なストレスである。
ふーーーー。
会議はチャットで進める世界になればいいのに。

ここ何年の帰宅後の疲れがますます増大しているのは、マスク強制着用のせいだと心底思う。

補聴器屋さんに、最新型マスク透け透け機能付き補聴器が発売されてたら即買いだけどな。

あ、もうプーコになるから普通の補聴器でいいか。


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