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NYブライダルファッションウイークへの参加

NYで行われたブライダルウイークのUNION SQUARE COUTUREに出展してきました。展示会前日の早朝着、天気は土砂降り。
まだまだ寒いNYでしたが、街中ではマグノリアや桜が満開でした。

土砂降りのプラザホテル前

展示会の場所は、セントラルパーク、バーグドルフ(高級百貨店)が目の前の一等地のプラザホテル。

ショーウィンドウがクリエイティブな
バーグドルフも目の前
5番街バーグドルフ前にて
ホテルはここ
歴史と重厚感を感じるプラザホテル入口
インテリアはもちろん、そこを行き来する
おしゃれすぎる方々に目を奪われる

そして、時差ボケ状態で翌日に向けてのセッティングへ。初参加だったこともあり、主催者にラックのレイアウトのアドバイスも受けつつ、レイアウトしました。

セッティングが終わったひととき

展示会への予約は2日間とも数件入ってはいたものの、この天候の悪さ(2日とも続くと言われており)に本当に誰か来てくれるのだろうかという不安と期待で初日を迎えました。

入り口にブランドポップが主催者からセッティングされていました。

UNION SQUARE COUTUREには、既に人気のアムサーラやサラノーリも参加しており、過去には、ミラズイリンガーなど、価格帯的にもミドルアッパー〜アッパーなこともあり、バイヤーも他の展示会とは違うとのことでした。不思議なことに、バイヤーよりもNYで活躍するウエディングプランナー達、RUNWAYのフォトグラファーや人気のポータルサイトStyle me prettyの編集なども含め、決して大きいとは言えないホテルの一室に多くの方にお越しいただきました。

Photo by Anna Panutsa

ドレスだけではなく、メンバー含め私たちとドレスが来たという意味では初の出展。
そんな私たちに、特にNYのウエディングプランナーから、さまざまなアイデアもいただきました。
ぜひ、伝えたいと言って、その場でブライダルウイークを回っているフォトグラファーをしてくれたり「スタニング!」「touch my hert!(感動した)」など、たくさん素敵な言葉や「写真がこのグループに出展しているブランドの中でもとても良かった」や「日本の要素がですぎずちょうど良い」といった声や

絵になるホテルのインテリア
モデルのテイラーさんは、サイズもぴったり綺麗に着てくれました。モノクロも絵になるホテル


ペプラム付きのトップスがセパレートであり、さらにスカートはウエスト部分がゴム使用なので、たくさん食べても見た目も安心という点に「とても花嫁への心使いや一点一点心を込めて作られてるのがわかるわ」など、興奮しながら、丁寧に一点一点見てくださったプランナーもいました。↓

Photo by ELIZABETH WEST PHOTOGRAPHY
Photo by Bree Woolliscroft

いろいろ話をしていると、ここNYではプランナーにどのドレスにするかまで、プランナーが提案するとのこと。
日本では、会場を決めて、その提携先のドレスショップだけを案内して、好きなドレスを選んでいただくスタイルとは全く異なり、プランナーがお二人の話を聞いて、ドレスまで提案して決めるとは驚きでした。そんなこともあり、ドレスブティックにも影響力があることがわかりました。

Photo by bree woolly

ドレスのリサーチを通じてブランドの開発やドレスを見つけるプロセスさえもSNSを通じて発信することは、彼女たちの顧客となりうる花嫁達へのプレゼンテーションにも繋がっていることがわかり、カメラマン達を同行させている意味がわかりました。

NYでご活躍のFlying little birdsプランナーのキャロルさんと Photo by Bree Woolliscroft

こうした自社アカウントだけのSNS発信ではなく、こうしてつながったフォトグラファーやプランナーの皆さんからの発信により、ブランド認知につながり、 ブティック、その先の花嫁にようやく繋がるという流れが理解できました。
まだまだ先は長く続きそうな遠い道のり。

日本と比べると来展者がオーバーリアクションと思って見ていたけれど、NY在住の通訳さんいわく、「いわゆるお世辞的なことを言う文化はないから、ドレスを見て感動してくださってる姿は、本当に良いと思って言ってくれてますよ」と言われ、未来に繋がる一歩には繋がったのかなと思っています。

展示会を終え、日本に戻る最終日は快晴。
昔から大好きな花々が咲き誇るセントラルパークをメンバーと散歩していると、シーズンによっては囲われてなかなか入れない大きな芝のシープメデューというエリアの中に入ることができました。
その中には一箇所だけ桜が満開に。

ちょうど、今年の日本でのお花見は見送りだなーと思っていたこともあり、咲き誇る桜を見られメンバーと共に束の間のお花見。

セントラルパーク シープメドゥー

満開の桜を見て感動して写真まで撮っているのは私たちと一部のアジア人くらい。

「桜を愛でる」という感性を持つ日本人に生まれて良かったなと思いつつ、この日本から遠く離れたNYでの展示会を通じて出会えたご縁を大切にしながら、いつかこの地でもituwaの花嫁、そして素敵な「逸話」が生まれ、満開の花を咲かせられるよう、私たちらしく、少しずつですが、これからも挑戦を続けてゆきたいと願っています。

ここに来られたのも日本で支えるチームメンバーや応援してくださっている
皆さまのおかげだと感謝しております。この先も末長く陰ながら応援していただけると❤️

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