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【雑記】Aqua Timezに救われた朝、あと好きな曲も少しだけ語る_非実在女子大生の雑記Vol.0025

自分という人間の価値の無さに辟易する日々。

今朝、起きた時からメンタルが終わっていた。
普段から良くはないが、こんなに鬱々としたのは久しぶりだった。

何のスキルも取り柄もなく、将来の見通しも立たない私。
何が楽しくて生きているのか、何を楽しみに生きていけば良いのか、本当に分からない。

気付いたらボロボロ泣いていて、鼓動も早くなっていた。
自分でもヤバいと思い、とりあえず音楽をかけた。

ランダム再生で流れてきたのがAqua Timezさんの「きらきら ~original ver.~」だった。

助かった。

子供の頃、確かお茶のCMに使われていて、メロディに一目惚れならぬ一聴惚れしたんだよなぁ。
そして、そこからフル尺が出るのを待ち続けて、アルバム「うたい去りし花」に収録されるのを知った時は本当に嬉しかったなぁ......。

――なんてことを思い出していたら、涙も止まって、鼓動も少し落ち着いてくれた。

それから、Aqua Timezさんの曲をリピートしまくった。

人間は匂いで過去をハッキリと思い出すと言われているけれど、音楽も同じだなと感じた。
子供時代が楽しかったわけではないけれど、少なくとも私にだって幸せを感じた瞬間はあって、その一つは音楽を聴いているときだったのだ。

そして同時に、Aqua Timez 太志さんの歌詞に励まされていたことも思い出した。

励ますと言っても、聴き手より上の立場から手を差し伸べるタイプではないと思っている。
Aqua Timezさんの楽曲、太志さんの歌詞は、聴き手と一緒に傷付いてくれている。
いや、もしかしたら、聴き手以上に惨めで悲しい思いをしているのかもしれない。

それなのに、こんな私のために「生きて」と歌ってくれる。
「前を向こう」「諦めないで」と寄り添ってくれる。

詳しい定義は分からないけれど、私にとってAqua Timezさんの歌は「人間賛歌」なのだと思う。
未来に希望がない私のことさえも肯定してくれる歌。

音楽は、鬱の根本解決には至らない。
原因は私の心の持ち様だから。
けれど、少なくとも支えにはなってくれる。
今の私を肯定してくれる。
それがどれだけ心強いことか。

多分この先も、何度も何度も自分を嫌いになって、全てを棄ててしまいたくなるのだと思う。
それでも、音楽とか、好きなものに、こうやって救われていくのだろう。

生きていかなきゃいけないんだよね。
辛いね。
しんどいね。
でも、少しだけ楽になった。

残りは、Aqua Timezの好きな曲を少しだけ語って終わりにしようと思う。
再結成しないかなあ。
今でも救われてる人がいます、ありがとうございます。

曲紹介

きらきら ~original ver.~

イントロから大好き。
海辺の爽やかできらきらしている情景が、一瞬で頭に描きだされる。

Aメロの「しお~か~ぜと波音の響き~あ~い」
この「あ~い~」でメロディが上がるところも最高に気持ちがいい。
歌うとき、気持ちよく歌いたくて毎回目を瞑っちゃうくらい。

間奏でベースがメロディラインをなぞるところも、すっごく爽やかで、聴いていて心地よい。
本当に大好きな曲。

歩み

出だしから何て歌ってるのか分からなくて、思わず歌詞カードを見てしまうこと請け合い。
「Shooting star偶然というルーレット賭けの連続でこじ開けるdoor」
こんなにカッコ良くて、口が気持ちい歌詞ある?
初めて聴いた時は日本語に聞こえなくてびっくりしたなあ。

個人的に、桑田佳祐さんの「哀しみのプリズナー」の出だし「さぁ部屋中を暗くしてくれ」も日本語に聞こえなかった驚きがあったので、それと同じ感動を味わった楽曲でもある。

最初から最後まで歌詞がカッコいいので、歌詞を読みながら曲を聴いてみてほしい。

しおり

楽曲の中で時の進み、時系列がある楽曲が好きなのだけど、「しおり」もその一曲。
Aメロのサビの歌詞と、ラスサビ手前の歌詞で、時計台で待ち合わせたかどうかが描かれている。
この対比が切ないのなんの……。
ラスサビ手前は、キーが半音下がってるのも切なさを助長させる。

絵はがきの春

あまり春っぽさを感じない、どちらかというと寂しげなエレキのストロークから始まる楽曲。
この、あたたかいのか寂しいのか、どちらに振れるのか分からない曖昧さが、この楽曲の魅力だと感じる。

「遠くても同じ月を見てた」で始まるCメロも、切ないアレンジがされていて胸を打つ。
幻想的なシチュエーションが思い浮かんで、たまらんのよなぁ……。

MASK

「君の選んだ道に前向きさよ、はびこれ」
この歌詞が 最 and 高 にカッコいい。
後ろ向きでネガティブな私にも、前向きさがはびこってほしい。
頼む。

一瞬の塵

アルバム「ダレカの地上絵」の一曲目。
1分近く続く長いイントロ、そして太志さんのクールな声で「はじめよう」という掛け声が入り、Aメロへと向かっていく。
もう、本当にカッコいい。
アルバム1曲目として、こんなにふさわしい曲ある?ってくらい素敵な曲なので、是非アルバムの1曲目として聴いてほしいなあ。

小さな掌

ピアノとストリングスが優しい一曲。
「体は僕の心のことを僕よりわかってくれてる」という歌い出しに、全私が共感の嵐。

「目に見えぬ傷跡をさすってくれる 優しい掌があるということ」という歌詞も、あたたかみがあって大好き。
この曲自体が、私にとっての優しい掌。


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