花を飾る花瓶すら我が家には無いのか、と軽く傷ついた
文学フリマで花束をいただく。
11月11日は文学フリマでした。
沢山の出会いがありまして、その話はまたどこかで書きたいのですけれども。
本も何冊か買わせていただいて、その話もどこかで書きたいのですが。
今日は別な話を。
私には糸横ちゃんという素晴らしい友人がおりまして、
彼女は、私が出店するというと花束を持ってきてくれるのです。
花束をいただく機会はそんなに無いので、いただけると嬉しいのです。
そういえば、昔はるばる私の地元まで遊びに来てくれた時も地元のお土産を色々持ってきてくれました。渋いおじさんのイラストが書いてあるおしゃれな箱に入った、いい匂いの丸いチョコレートの高級なクッキーとか。
「イギリスのお土産」だという素敵な麻のバックとか。
彼女がセレクトした、心のこもったお土産を持ってきてくれて、とても温かい気持ちになったのを覚えています。
私はそういう細やかな心遣いが本当にできなくて、
そういうことを「サッ」と「自然に」行える彼女が本当に素敵だなぁと思うのです。
家に帰って、いただいた花を飾ろうかと思ったら、我が家には花瓶がないことに気づきました。
なので、酒飲みな私を象徴するような「モヒートのグラス」に花をいけることになった次第であります。
モヒートのグラスは半透明で、少し緑がかっていて、まぁ見ようによっては綺麗ではあるのですが。
我が家には花瓶がない!!
という事実を突きつけられて。それは、
毎日の小さな「花を飾る」という一手間を後回しにしているのだなぁ、という事実に直面することになったのでした。
そうでした。思い出しました。
私は、花を飾ると枯らしてしまうタイプで。
それが嫌で花瓶を処分したのでした。
でも、私は「花を飾れる生活」がしたいんだなぁと。
自覚したのでした。
これは処分しないと気づかなかった。
とりあえず花の手入れが一番簡単そうな、水道に近いキッチンに花を飾り、お水を毎日代えてます。
イベントから1週間経ちますが、まだ花たちは元気にしてます。
小さな幸せ、嬉しい。
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