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秋の彩り⑫「千と千尋の神隠し」を感じながら~ 

母と姉妹家族で恒例の温泉旅行「ジブリの聖地に行きたい」との希望で訪れました。
群馬県・四万(しま)温泉に「千と千尋の神隠し」の聖地巡礼の場所と言われているところがあります。

四万(しま)温泉は、国立公園内にあり、名前の由来は「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」からともいわれています。
源泉が42か所、自然湧出は39か所あり、明治後半に は、街道も整備され湯治場として栄えていたようです。

長い坂道

2001年、「千と千尋の神隠し」が公開されると、四万温泉の積善館本館と慶雲橋は、主要舞台として描かれている湯屋(ゆや)「油屋(あぶらや)」のモデルではないか。
本館と山荘を結ぶ地下通路も「浪漫のトンネル」に似ていると噂になりました。
積善館の情報では、映画製作前に宮崎駿監督が宿泊していますが「温泉施設をモデルにした」と話しているものの、はっきりしたことは公表されていないとのことです。
真相は、わかりませんが「聖地巡礼」で訪れた沢山の人が、記念の写真撮影をしていました。

四万温泉は、コンビニ、信号、ファミレス、有料駐車場等なく、
老舗旅館、長い坂道、細い路地や緑が豊富で、不思議な町に迷い込んだかのような感覚でした。

四万温泉を訪れた時、どこかで活発に動き回っている女の子・千と千尋に出会えれば嬉しいですね。
「そう、そう、ここの場所!」と回顧し、感動しながら帰路に着きました。

積善館の赤い慶雲橋
「浪漫のトンネル」のモデル、積善館地下通路(積善館ホームページより引用)

                            御室文美子

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