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スピードが勝負 ~空室対策~

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、繁忙期の入居者募集について書いていきます。

繁忙期

毎年、1月~3月の3カ月間は、繁忙期と言われ、特に賃貸住宅の入居者の入退去が多くなります。この時期は、不動産屋さんだけでなく、リフォーム業者さんやルームクリーニング業者さんなども忙しくなります。

この時期は、進学、就職、転勤といった、生活環境が変わるタイミングが多く、3月25日までに入居しないとならいと言うような、入居時期がタイトなの入居者が多いのが特徴です。この時期に入居できない物件は、空室期間が長期化する可能性があります。

特に繁忙期は、退去後、次に入居者が入居可能な状態にすることが肝になります。

退居連絡を受けたら

通常は、退去する1ヶ月前に予告することになっていると思います。退去の予告を受け、退去日が決まったら、次の行動を起こします。
  ① 入居者募集を始める
  ② リフォーム業者、ルームクリーニング業者を予約する

① 入居募集を始める

入居者の募集広告は、出来るだけ早く掲載し、長い期間露出して方が効果は高いと思います。掲載当初は、〇月〇日退居予定となりますが、その後原状回復工事の進捗をみながら、入居可能日をアップデイトしていきます。

② リフォーム業者、ルームクリーニング業者を予約する

退居日に合わせて、リフォーム業者、ルームクリーニング業者を予約し、原状回復工事が終了して、入居が可能になる日を予定します。退去前に工事内容を把握するのは難しいとは思いますが、通常の工事内容での工事期間で見積もればいいと思います。
大規模な、修繕が必要な破損・損傷は、退去届の時に、入居者にヒアリングして準備します。

即答する

繁忙期に限ったことではありませんが、不動産屋さんからの、問合せには即答するようにします。不動産屋さんが問合せをしてくるときは、お部屋を探しているお客さんが目の前に居ます。問合せに対して、回答が遅くなると、入居者を確保する機会を失うことになります。

即答すると言っても、すべてのことに「YES」と言えではなく、ハッキリ結論を出すようにします。
「回答は明日まで待って」と回答を先延ばしにすると、不動産屋さんから、回答に時間がかかるということで、問合せをしてもらえなくなってしまいます。

準備が大切

入居者募集のスピードアップをするためには、普段から準備が必要です。退去届当時に募集広告を出稿するためには、室内に写真、募集家賃、入居条件を準備しておく必要があります。

問合せに即答すためには、問合せの内容を想定し、許容範囲を事前に考えておくことが大切です。

まとめ

繁忙期の入居者募集は、スピードが勝負です。繁忙期に入ってからスピードアップしようとして限界があります。普段から、準備するようにしましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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