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『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』を見てきた

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今年の映画鑑賞一本目は『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』!!
大爆笑フィンランド映画との振れ込み、めちゃくちゃ不安だったのでハードルを下げて映画館に行きました。

いや~面白かったです。フィンランドからのメタル愛コール伝わったよ~~~!!
個人的な見どころは、主人公トゥロのサラッサラのロングヘア―。何度顔にかぶさっても、介護の仕事でも、絶ッッ対に結ばない。だってメタラーだもん。
見ているとぐんぐん知能指数が下がっていくのに、終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタルミュージックパワーで納得させられ、最終的には清々しい気持ちにされてしまい。
確かに、後悔するなら漏らしたほうがいいよね~~!!
この映画、あらすじでありがちな展開とわかるんですが、そこに終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタルを混ぜることで、これまでにない映画が誕生してしまいました。
おそらくB級映画に分類される作品ですが、自分(たち)の意志を貫く鋼のメンタルは多様化する現代にこそ必要なものでは?
あと、メタル大国でもヘヴィメタルはイケてない、男の長髪は「ホモ」とからかわれるのが意外でした。映画なので誇張とは思いますが……。

そうそう、席はほぼ満席でした。音楽に合わせて体を揺らす人もおり、うれしくなっちゃった。最後のライブシーン、みんな応援したかった。
移転リニューアル後のみなみ会館で鑑賞は初めて。
最大でも126席と少ないものの、3スクリーンに増えてパワーアップした感じ。
新年だし、と会員登録もしたので今年はマニアックな映画を気軽に見ることができるぞ。


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