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Solo…、Solo…。/石田長生 雑感


石田長生のファーストソロアルバムで1992年リリース。

またnoteほったらかしてボーッとしてたからそろそろ書くかいということで「Solo…、Solo…。」を。石田長生が40歳の頃にソロデビューしたファーストなのでこのタイトルだと思うのですが洒落が効いてていいね。
ぼちぼちじゃなくてそろそろ。ぼちぼちだとぼっちみたくなっちゃうしね。友達や仲間が沢山いた石田長生がぼっちってことは無いでしょう。今作にも多くのお友達が参加してますし。


CDの帯に「最後の超大物」と書いてあるけど、それに相応しい超カッコいいおじさんだから私は好きさ。汚い居酒屋が良く似合う風体だけどギター弾かせりゃ超一流。う〜んカッコいい。歌も心があって素敵。ギターと身ひとつで世界をウロウロして土地土地で友達とファンを増やしていく平成の流し。う〜ん憧れる。


つーことでカッコいいおじさんのカッコいいアルバムだからどうぞ。

書いてる途中で電話かかってきて全く困ったよ私は。せっかくアルバムについて書こうと思ったのにさぁ。でも偶然ちょうどいい曲が2曲続けて入ってるぞ。「業務連絡」と「THE TELEPHONE BLUES」だ。逆にラッキー。このアルバムの曲の並び、だいたい2曲ごとにテーマが統一されている感がある。上ふたつは電話ね。
「ラ・ジ・カ・セ」と「君と僕の夜」ではラヴソングゾーン。ここに続いて収録されているチャボのカバー「ティーンエイジャー」を入れてもいいでしょう。この「ティーンエイジャー」がまた素晴らしいんだね〜。
「MOTHER'S SONG」と「HEY マイルス」では恋人とは違う大事な人へのラヴソング。つか全曲ラヴソングだこれ。やっぱり別にテーマで統一とかねーわ。私の妄想でした。失敬失敬。ちなみにこの2曲もまた良いんだね〜。今作がリリースされる前年に亡くなったマイルス・デイヴィスについて歌われてる「HEY マイルス」もしみったれた気分がなくて良い。アタマのギターのワンフレーズで一撃。
「Round About Midnight」で石田長生のギターを堪能してまたアルバム一曲目の「Round About…」に戻るという中々出られないラウンドアバウトの様相そのままに。


内容について書いてるようで書いてない感じだけどよし。途中で電話かかってくんな。iPhoneの着信の表示なんか怖いんじゃい。

まぁ身も蓋もないけど聴いたらよろしおすですやんよってにやで。どうやら裏ジャケに書いてある事によると、今作は世界中の偉くない人たち専用のアルバムらしいけど、みんな偉くないから良かったね。わりと全体的にともすればクサイ表現ありがちだけどピュアなハートのあんちくしょうである石田長生だから全然OKなのさ。そこがカッコいいおじさんとダサいジジイの違いなのさ。HEY 石やんなのさ。


そして電話で呼び出されたせいで電車の中で続き書いてて、iPhoneの充電が瞬間で80%から26%になって困惑の私なのさ。こんなスマホなんて捨ててギター1本で旅したいもんだね〜。そんな技量も度量もないけど。トホホ。「ホ」ってバカボンのパパの鼻の下みたい。充電残り19%。



それではー。

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