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遊んだボードゲームの感想#5

メジャーアルカナ

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0~21までのカードを使って相手の手札を予想して当てるゲーム。単純に記憶力を競うゲームながら、宣言する順番や揺さぶりなど駆け引きも楽しめる。暗記と予測に夢中になりすぎて自爆してしまうこともあり、意外と難しい。モチーフがタロットなのも可愛い。

ゴリラ人狼

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ゴリラの村に潜んだ密猟者を探し出す人狼。プレイヤはウホしか喋れず、ドラミングや指差しなど決められたジェスチャーしか行えない。

一見何もできないように見えつつ、なんとなく人狼用語を表現することができて、例えば「霊媒師」が「ウーホウホ」になったりする。筆者は初回プレーで「カミングアウト」を「ウホンホ ウホホ」と表現した(厳密には”ン”はルール違反)がこれは伝わらず、後に「CO」を「ウーホー」とする手法が提案された。これらを応用し「霊媒師対抗CO」が「ウーホウホ ウーホウ ウーホー」と表現できる。

また、昼に吊られたゴリラは3文字以内の遺言を遺すことができ、遺言は残ったゴリラが以降の議論で発言することができる。これを利用し、名前が3文字以下の生存ゴリラの名前を遺せば(タナカ、スズキ等)以降の議論を誘導することもできる。

バカゲーかと思いきや、意思疎通の方法を開拓していくメタが回っていくのが面白いゲーム。

プログラム言語神経衰弱

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同じプログラム言語で書かれたコードを探す神経衰弱。通常の神経衰弱の楽しさに加え「この言語が何か」という話をしてる間に場所を忘れる楽しさがある。また、バーコードで正解を探すデザインが秀逸。

Villainous

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ディズニーの悪役になって悪さをするゲーム。ゲームには6種類の悪役が登場し、それぞれ勝利条件が違う。例えばジャファー(アラジン)は「魔法のランプを奪ってジーニーを洗脳する」やマレフィセント(眠れる森の美女)は「森を呪いで埋め尽くす」など。

プレイヤごとにそれぞれの世界観を模したTCGが遊べるような感覚で、全く違うゲームを遊んでいるにも関わらず割と接戦になるなど、ゲームバランスも良い。

ダウンタイムが長いのと、他プレイヤの世界観も理解しないと厳密にプレーできないのがやや欠点。

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