少し涼しい風が吹き、 静かな虫の鳴き声が聞こえて、 色んな秋が、わたしを夏の余韻から呼んでいた。 「空が高いね～、もうすっかり秋やなあ」と言って、母と見上げた空は、まさしく秋だった。正しい秋。 どれが本当の秋で、にせものの秋なのかも分からないけれど、その空は秋だった。 夏の手が届きそうな空から、高く遠いところですっかり秋の顔。 わたしの気付かないうちに、季節は秋へと移っていたのである。 もう私は、夏の暑さを思い出せなくて、 一瞬で過ぎ去る季節の変わり目にも気づかない。
今日は、これからのわたしを紹介します。 改めまして、大学3年生の奏咲（かなえ）です。 以前よりnoteを楽しんで書いてきましたが、もっと大事なことを記録していかなければならない、と思い立ちました。 そこで今日からは、新たな一歩を踏み出すこととし、今までのnoteは一旦公開を控えます。（多くのスキをくださったみなさん、ありがとうございました。） これからは、わたし自身が大事だと思ったことを残せるライターになれるよう、noteを綴っていくつもりです。どうぞよろしくお願いいた
