どらごんぱーく

2000年生まれ/誤字脱字に気づかないの気をつけます

どらごんぱーく

2000年生まれ/誤字脱字に気づかないの気をつけます

最近の記事

溜まっていく下書きとそれを読み直す陳腐な時間

とびっきりの美人、というものになってみたかった。 誰からも愛されるそんな。その基準は難しいが、一つ指標を持つとするならば、いつでも納得のいく証明写真が撮れる顔になりたかった。 そう、昨日証明写真を撮った。 お値段1100円。 美白モードで補正された肌はテカテカと、 顔はひしゃげているようで、 ずっとは見ていられなかった。 撮り直しモードがない機種だったので、 3回撮影された間抜け顔の中でも、 まだマシなのものを選んだ。 写真を撮ると魂が抜かれると信じていた頃の日本人と私の気持

    • 2023.01.06

      真夜中になんとなくネロリアベチバーを身につけたら 好きな人と過ごしていた日を思い出してしまった。 2023年こそは、前を向いて生きたい。 一粒万倍日と天赦日、二十四節気の小寒、 満月の前の日、と、 なんだか特別に思えてしまう今日だ。 目標だの、やりたいことが浮かぶのでメモがてら。 1.青森県立美術館に行く 2.美容部員になる 3.ゲルハルトリヒター展へ行く 4.エゴンシーレ展へ行く 5.奈良美智展(青森)へ行く 6.USJに行く 7.フロンターレの試合を観る 8.本を50

      • 唯泣いているだけだった。 駄々を捏ねて、繋がるわけがない番号に電話をかけた。そのかけた後の言葉の意味なぞ、隠語なぞ知りたくなくて調べずにいた。

        • Q.お前の生理中の態度、今まで付き合った女の中で一番ひどいよ

          タイトルは、私が大好きでたまらない男に言われた言葉だ。そう言った男は、もう結婚したし私のことなんて忘れ去っていると思う。でも私はこの言葉にずっと傷つけられている。厄介だな。きっと一生忘れられない。一生は言い過ぎかも。閉経まで?わからない。とにかくこの言葉がずっとどこかに突き刺さっている。 割れたガラスだ。 この言葉を聞いた時は別れるか別れないかの話をしていた時だった。繋ぎ止めたくて必死だった。 生理のこと以外も彼にとっては負担だったに 違いないのに、 私のどこがダメなの?と

        溜まっていく下書きとそれを読み直す陳腐な時間

          焼肉にまつわる記憶

          一度セックスをした男に焼肉を誘われた。 行かなければならない。 なんで断らなかったんだろう。 人の金で食べられるであろう焼肉。 LINEでお店の位置情報が送られてきた。 「〇〇って知ってる?」 「知らない〜!!!」(行ったことあるわ!!) 茶番。LINEの茶番。ああくだらない。 お店はその名前に聞き覚えがあったどころか、 大好きな人(もう会えない)と 初めて食事をしたお店だ。 とりあえず知らないふりした、でも心は素直ってか? 色々思い出した。以下回想。 大好きな人(もう

          焼肉にまつわる記憶

          ぼんやりと死にたいんだよ

          ぼんやりと死にたいんだよ

          君と行きたかったカフェに一人で行こうと思う。海辺で本を読んで、すべて忘れて。

          君と行きたかったカフェに一人で行こうと思う。海辺で本を読んで、すべて忘れて。

          出会ったばかりの頃、君がくれた言葉をいまだに大事にとっておいている。デジタルで届いたそれには、君の気持ちがしっかり込められていたから。

          出会ったばかりの頃、君がくれた言葉をいまだに大事にとっておいている。デジタルで届いたそれには、君の気持ちがしっかり込められていたから。

          わたしは彼らに名付けられた漢字に惚れていたのだろうと思う。彼らの名前を呼びたくて、彼らの名前が予測変換で出てくるたび嬉しく、もう呼びかけられない寂しさについていけない。

          わたしは彼らに名付けられた漢字に惚れていたのだろうと思う。彼らの名前を呼びたくて、彼らの名前が予測変換で出てくるたび嬉しく、もう呼びかけられない寂しさについていけない。

          水をたくさん飲む。写真の整理をする。プライドの萌ちゃんに自分を当てはめる。

          水をたくさん飲む。写真の整理をする。プライドの萌ちゃんに自分を当てはめる。

          友達として一緒にいたかったけど、友達としてラインする方法もわたしにはわからない。自分が壁を作っているのか否か

          友達として一緒にいたかったけど、友達としてラインする方法もわたしにはわからない。自分が壁を作っているのか否か

          生成色の恋だった。

          好きな人に彼女ができた。 よくある話がまた更新された。 わたしと一緒に見つけたカフェに その子と行ったことを知った。 今度一緒に行こうねって言ってから 4日後のストーリーには、 ほかほかと湯気をあげる こんがり美味しそうな焼き目がついたグラタンと そのカフェへのメンション。 わたしと一緒に見た景色に その子と行ったことを知った。 夕焼けが沈む山と幸せそうな一言が ついたストーリー。 たまにしか会えなくて、 付き合えるような人じゃなくて、 ずっとわたしの人生にいてほしい

          生成色の恋だった。

          失くす

          さくら野弘前の大型水槽が無くなると知った時、私はそれを見るために地元に帰ることができなかった。何度も家族に手を引かれて、訪れた百貨店の一階にある大きな大きな水槽。 渡嘉敷地方をイメージしていたらしい。そうだな、シーサーもあった。雪が積もった外や冷え込んだ立体駐車場からそこを目指すと突然南国の雰囲気が漂うのが可笑しくて好きだった。 水槽の上部には鯨の尻尾と波飛沫を模したオブジェがあって、そのスケールが怖かった。 無くなることを受け入れられなかった。 記憶の中でだけ美しく残っ

          骨へ

          私の前でタバコを吸って、演歌を歌っていたあなた。うっかり灰を落としてしまって、絨毯を焦がすあなたの背中とお別れして何年経ったか。 窓を開けても部屋に充満する煙の中、いつも強さを見せるあなたが目を潤ませてわたしに言った。 「はやく死にてぇじゃ、変わるのが怖い」と。 わたしはあなたの頬に伝わる涙を拭うだけで、もらった愛を返せないまま。怖いと怯えたあなたを守れなかったまま。あなたを病院に追いやって、たまに会いに行くだけで見てみぬふりをした後悔は大きい。あなたは最後までわたしを忘れ

          8月8日朝

          昨日フィットボクシングでハードメニューをやったからか腕が痛い。二度寝は絶対危ない。まだ薄暗い4時半、ホテルを出た。ホテルの近くにある公園に寄りたかったけれど白いハイヒールなんて履いてきたし、寝不足だったからやめた。家まで送ってもらってほっぺにキスをした。車から降りてを振る。花火を一緒に観た相手なのに、それだからかロマンティックのかけらもないなにかをして穴を埋めた。 セブンイレブンのカフェラテが飲みたいけれど、それより先に風呂に入りたかった。5時から入ったら6時には出られる。そ

          🚬

          2022年8月5日 嫌われるような言葉をぶつける事が 誰も幸せにしないってわかっていたのに わかっていなかった私だね、と気がついた午前中。 葉巻を吸える時間が出来たから吸おうとした。 でも、昨日勢いで買った243番ピースのスーパーライトが目に入ってそちらに手を伸ばして火をつける。 相変わらず美味しいタバコ、 隣で吸ってくれるあなたがいない。 2022年5月6日 焼き肉を食べてお酒もいっぱい飲んで 伸び伸びのネイルに一本もらったそのタバコの味は もう覚えていなくてただただ、