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Movie Note🎬映画の話③

映画「夜明けのすべて」を見ました。


PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、会社の同僚・山添くんのある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。

転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。

職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、恋人でも友達でもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。

やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになる。


映画メモ📝
ネタバレを含みますので、ご注意ください


主役は朝ドラで共演した松村北斗さんと上白石萌音さん。
恋愛映画だと思っていたら違っていました。
二人は会社の同僚で、全く恋愛感情はなく、お互いに相手のために おせっかいを焼いている・・・みたいな話です。

**
映画と本の違い

二人が務めている会社は「栗田科学」
子供向けの工作用品などを作っています。

山添くんは、前の会社に戻りたくて、元上司と連絡を取っています。
その元上司と今の社長さんは、知り合いです。

山添くんの恋人は、海外に転勤になります。

藤沢さんは転職を考えていて、最終的には地元で再就職します。

他にも本の中のエピソードが、シチュエーションが異なった状態で、あちこちに散りばめられています。

もう一度見ると面白いかも。

***
好きなシーン

山添くん
▪ 会社の制服を着るようになったこと
▪お茶も飲むようになったこと
▪ 鯛焼きを買ったこと

藤沢さん
▪発作を起こした時の言動(私も言ってみたいわ~)
▪髪を切るシーン
▪プラネタリウムのシーン、最後のナレーション

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エンディング

山添くんの会社の日常シーンで終わります。
恋人も去り、藤沢さんも行ってしまうけれど、もう大丈夫。
これからも、ここで、この会社で、みんなと一緒にやっていく、
ここに自分の居場所を見つけた・・・みたいな感じです。

(個人的は、ちょっと物足りない終わり方だったな・・・と思いました)
(これはこれでアリかもしれませんが、本のラストの方が好きです)

*****

映画の感想

私は(PMSではないけれど)月に数回は怒りっぽくなるし、
夫も(パニック障害ではないけれど)急に心が壊れて、
もう手が付けられなくなる状態に陥ることがあります。

でも、自分のことは分からないけれど、相手のことは きっと気付ける。

お互いに前兆を察して、揉め事が少ない日常を過ごしたい、そう思いました。(ちょっと頑張ってみよう!)



原作本の感想です。



*追記*

♥️ありがとうございました♥️



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