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カンポンさんの説法~流れを超えて(2)幸せは私「が」愛する人、苦しみは私「を」愛する人


カンポン・トーンブンヌムさん。


24歳の時の水難事故で

全身麻痺の障害を負い、失意のどん底を味わうこと16年。


しかし、カムキエン師と出会い、気づきの瞑想実践によって

「体に障害はあっても、心まで障害をもたなくてもいいんだ!」

と気づき、人生の最期の瞬間まで

苦しまずに生ききった方です。


2016年4月23日に亡くなられましたが

彼が生前伝えてくれたたくさんの説法やメッセージは

色褪せることなく、今も苦しみを抱えながら生きる

多くの人たちの支えになっています。


彼の説法を訳していきます。


内容は、

「流れを超えて(カーム・クラセー)」

これは、2008年3月16日に

バンコクのラーチャモンコン技術大学にて行われた

NPOガラヤナタムのイベントでの説法です。

第2回目の今日の部分のタイトルは

「 幸せは私『が』愛する人、

   苦しみは私『を』愛する人」

です。

これはもう、カンポンさん語録ですね。


この説法は約1時間ほどあります。

カンポンさん全盛期と言ってもいいほど

エネルギーに満ち溢れていた時期の説法です。

その時の動画がyoutubeにもアップされています。

さらにその時の説法は

タイ語ではすでに本になっているんですね!

その動画もご覧になりながら

内容をお読みいただけると嬉しいです。

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