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北マケドニア入国

2024/2/19

時刻10:40。
セルビア・ニーシュからバスに乗る。

ニーシュ・バスターミナル


行き先は北マケドニア共和国。
その首都スコピエだ。

バスでは約4時間
国境まで約40Km地点
Bujanovacという街に停車
やはり国境の街は惹かれる

その土地ならではの
様々な事情が垣間見える事も興味深い

しかしバスはすぐに出発


車窓から教会を眺め、後にする


高台からの街並み



そして乗車から3時間、国境へ到着。


手前のプレハブが
セルビアのイミグレーション

奥が北マケドニア側
小さく国旗の柄が見える



欧州、いやエジプトでも感じてはいたが、これまで以上にパスポート写真と実際の顔を厳しくチェックされる。
言うまでもなく、どちらも私本人なのだが、髪が伸びているだけで別人と疑われるのだ。
カメラスキャンだと問題無いはずが、目視で確認されると毎回手こずる。

まぁ、パスポート写真が丸坊主(本当は辮髪)なのでギャップはあるのだが…。
ボーボーの髭面でアジア国境を楽に通過できていたのがおかしいと言われたら、確かにそうだ。


「……これは本当に君のパスポートか?」
「はい、もちろん私の物です」

「……入国の目的は?観光か?」
「はい、そうです」

「どこから来た?」
「セルビアのニーシュからです、その前はベオグラードにいました」

「……結婚はしているのか?」
「いいえ、独身です」

「Ok」





いや、最後の質問いる??




北マケドニアの入国スタンプを押されずに渡され、危うくそのまま通過しそうになったが、ギリギリ気付いて押してもらう。
パスポートのスキャンで履歴は付いているので問題無い様だが、反射的に焦ってしまった。


ともあれ
無事にスコピエに到着

バスで一緒になったマレーシア人の
ジュアンと記念撮影
彼はシェフで、日本でも働いていたらしく
今はフランスにいるとの事

やはり人との出会いは旅の醍醐味だ



さて、これから宿に向かうというところ、私には一つの心配事があった。


どうやら今
北マケドニアでは南京虫がよく出るらしい



ベッドバグ、床ジラミとも呼ばれる虫なのだが、これが宿のベッドやソファにいると、全身とんでもない数を噛まれ、強い痒みを伴う。
そんな所に宿泊していてはたまったもんじゃない…。

いつもは最安の宿を選んでいるのだが、口コミをみると、やはり…。

なので今回は少し値段の高い、清潔さに定評のある宿を選んだ。
といっても一泊12€(約1,942円)。それでも私にとっては気になる出費だ。
しかし、安全を買う為には仕方がない。


幸い、宿はとても綺麗で居心地も良さそうなので、早速4泊を延長した。

とりあえずセルビアから持ち込んだパスタとコンソメで腹を満たし、既に陽の落ちかけたスコピエ市内を様子見。

17:00にもなると太陽が沈み始める


ショッピングセンター
サーモンが映える
タコがあるのは意外だった

ヨーロッパでは食べないと聞いたことがあったが
今は食の多様化が進んでいるのだろうか


帰り道
明日はとりあえず此処かな


ワインとチョコレート、パスタを買い込み、小一時間の散歩でこの日は終了。

そういえば、レジのお姉さんに「日本人?」と声をかけられた。
「はい、日本人です」と答えると、珍しいのか「ワォッ、楽しんで♪」と。

そういえばエジプト以降、周りに日本人だと思われる事はなかったな。


まだこの国
この街については何もわからない

明日は少し早い時間から歩こう


2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。