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移住10年目のフリーランス。よく聞かれること。どうして移住してきたのか?

前回の投稿から1週間経ってしまいました。
時間って、あっという間に過ぎていきますね。
あらためて、自分はアウトプットが苦手なんだなと思います。
心の内ではいろんなこと思って考えて、言いたいことはいつも山ほどあるはずなのですが、きちんと言葉にして伝えるって、なかなかすぐにはできない。こうして投稿する記事を書き始めるけどなかなか進まない。
でもこれもトレーニング。伝えたいこと言いたいことをため込んでおくのもまたストレスなわけで、吐き出す術を身に着けられたら、自分自身ももっと身軽に、幸せに、前向きに今後進んで行けるはずだと思うのです。

大好きな【農】に関するコラムも連載中です。


移住した理由①都会が苦手

ま、よくあるフレーズかと。
都会の何が苦手って、一番は人ゴミですかね。
人だけじゃなくて、物があふれる状況でも同じく目が回ってきます。
視界にたくさんの物が入ってくると、頭がクラクラしてきてその場から離れたくなります。
満員電車、赤の他人とあんなに密着たまま身動きも取れない状態で通勤するなんて、しんどいとしか感じられませんでした。

移住した理由②変わるきっかけが欲しかった

それまでも十分変わった人間ではあったのものの。。。笑
とりあえず現代のマジョリティを形成している類の集団に馴染むことができませんでした。
自分は何者なのか?何をしたいのか?
そもそも、何かモヤモヤした状態で生きてきてたわけで。
そのモヤモヤの原因が何かが分からない状況だったわけです。
だからいろんなこと試してみて、それなりに『学ぶ』ということもしてきて何とか社会に適応しようとはしてました。
子供のころから周りの顔色を伺い、大人の機嫌を損ねないように、友達に嫌われないように、調子を合わせて生きてきたから、自分の軸というものがなかったのだと思います。
でも【違和感】だけは確かにあったのです。

主な経歴

そんな私の主な経歴を改めて見直してみると
短期大学卒業 食物栄養学科(栄養士の資格取得)
食品メーカー勤務(5年間) 食品分析、微生物の培養など 
NGOボランティア(国内2年・現地ナイロビ1年)
 『
アフリカに住む』という人生初の目標達成して味を占める
訪問介護(1年)ヘルパー2級取得
派遣で事務職(確か2年位)
  
この間、フードコーディネーターの学校へ1年通う
パートナーの自営業手伝い&パートや派遣勤務(5年位)
  
経理業務もあり、簿記の勉強をする。
  時々長期休みをとってパートナーとアフリカ旅行など楽しむ生活。
介護施設勤務(1回転職して計2年間?)パートナーとは別離

と、こんな感じです。
普通に会社勤務を続けている人たちから見たら、ちょっと理解しがたいかな?という感じですよね。派遣の職種を小分けにして数えたら何回転職してるのか、自分でも数える気もしません。
でもパートや派遣で、事務職(一般事務から英文事務や経理事務)、コールセンターなど、いろんな職を経験できてそれなりに社会勉強がたくさんできたことは、私にとっては有意義でした。
介護職については、特にやりたいと思ってやったものではなかったのですが、定収入を得るという目的ではすぐにありつける職種であったからというところです。

そろそろ本当に打ち込めるものを

気が付いたら40歳で、でも自分としてはあんまり歳とった自覚もないような状態で、相変わらずこれというものは見つけられていませんでした。
そろそろ転職を繰り返すのも疲れたし、そろそろ一生かけてやりたいと思えることを見つけようと、移住を考え始めました。
食にかかわる仕事をしたいとはずっと思っていたので、どこか地方でいい仕事がないかなと検索していた時に、地域おこし協力隊という制度を知り、たまたまこの地で『農家レストランの運営』という職種での募集があったので、もうこれしかない!と応募したのです。

現代の食に対する疑問と反発

子供のころから食べることへは異常な執着を示し、料理することも好きで、栄養学を学ぼうと決めました。その後も味噌や梅干しも自分で作ったりはしていました。
便利になっていく世の中、都会暮らしは数十メートルごとにコンビニがあり、すぐ食べられるものが簡単に手に入り、家電も進化して人々はどんどん退化していくような気がしていて、こんなんでいいのか?と感じていました。食べ物すらも大量生産される工業製品。そこに何の疑問も持たない人たち。
美味しいお店がたくさんあって、いろんな国の食べ物が食べられて、そんな都会の暮らしも楽しかったですが、生きること、暮らすことを考えると、土から食べ物を育てて、台所で料理されて食卓に上がる、そんな環境に、少なくとも自分は身を置きたいという思いでした。

行動すると夢がかなう

そんなわけで、無事に移住してきてここでの暮らしは始まりました。
今では念願かなって、自分で作物育てて、料理したりお菓子にしたりして、それを仕事にできるようになったのです。
こう考えてみると、思いは叶うって本当だなあと思います。
思い続けること、探し続けること、行動し続けることで、なりたい自分に近づける。
歳なんて関係なく、人生楽しむチャンスはちゃんとあるのですね。
まだまだやりたいこともたくさんあります。
だから、学ぶことはやめず、あきらめず行動して、これからも楽しんでいきたいと思います。

自家栽培の作物で作った商品は、こちらでも販売中です。


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