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ヘヴィメタルの話をさせてくれ 2

さて、昨日の話の続きです。

今日は私が好きなヘヴィメタルはヘヴィメタル原野のどのあたりなのかという話と、バリバリのメタル好きの人に「ヘビメタ」って言ったらすっごい怒られるかもよ…って話です。
(昨日の文体は疲れるので、今日はこちらの文体でお送りします。)


叫んでないヘヴィメタルもある

私が好きな「パワーメタル」「シンフォニックメタル」「ネオクラシカルメタル」あたりは、ほとんど叫んでいません。
でもね、シャウトがないわけではないんです。
私が大好きなGALNERYUSのVo.小野さんもハイトーーーーンでロングトーーーンなシャウトはしています。
それはとても力強くて、クリアなシャウト(たまに犬笛かな?って思ったり、一瞬ギターの音と区別がつかない事もある。私の耳、しっかりして)。
おそらく、一般的に「ヘビメタのシャウト(叫び)」と思われているのは、グロウルやガテラルと言われる、日本語でざっくり言うところの「デスボイス」なのではないでしょうか。

もちろん、それらを駆使するヘヴィメタルもあります。
が、私が好きな界隈はほとんどデスボイスを使っていません。
皆無なバンドもあります。
ちなみに、私自身はヴィジュアル系から流れてきたこともあり、デスボイスは苦手ではありません。
むしろ10代の頃は好物でした。
だからデスボイスを駆使するヘヴィメタルも聞けるのです。
聞けるのですが、高揚しないんですよね。
何故かしら…。


正統派…らしい(しかしダサい)

私は最初はGALNERYUSがヘヴィメタルだと思わずに聞いていました。
というか、もう一つの大好きなバンド「陰陽座」に関しても、ヘヴィメタルだと思わず聞いてました(陰陽座はGALNERYUSとはまた全然違うんですけども)。
私も、「ヘヴィメタル」といえばデスメタルやスラッシュメタルあたりを思い浮かべていたのです。
ですが、 前職場にいたメタルおじさんが「GALNERYUSとか、あっち側が正統派って言われるメタルだよ」と教えてくれました。
「だけど、メタル界隈では正統派ダサいみたいな、ちょっと鼻で笑われる感じはあるんだよね」とも。

あー…確かにねー…なんていうか、そこはかとないダサさというかね。
最近ではそれを「クサい」と言って喜ぶ感覚がよくわかりますが、最初の頃は「すっごい格好良いと思うしすっごい高揚するんだけど、冷静になると結構ダサ…く…ない…?」と思っていたんです。
やっぱり、一般的にもそう感じるのか。
なんというか、「シンプル=おしゃれ」っていうの、あるじゃないですか。
メロスピ(メロディックスピードメタル)とかって、楽譜にしたら真っ黒け!という感じで、空白恐怖症か?と思うくらい音がみっしり詰まってる。
私はそれが好きなのだけど(高速ツーバス最高)、おしゃれは引き算っていう話には逆行している訳で。
曲も歌詞も色々と過剰な音楽だから、「少女マンガみたいな振る舞いも適量だとキュンとするのに、盛りすぎるとなんか違う」みたいな感じがあるのかな(伝われ)。
いや、そこが好きなんだけど!

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と、ここまで書いてタイムリミットがきました。
「ヘビメタ」って言ったら怒られるかもの話は、また明日書きます(いつまでこのネタで書き続けるつもりなのか)。
働かないと25日発売のGALNERYUSのライブDVDを買えないので、仕事をしてきます。
ライブDVDのトレーラーが出ていたので貼っておきますね。

ジャンルが広大かつサブジャンルが細かく分かれているヘヴィメタルにおいて、これらの曲がどれにあたるかっていうのは、もう本人たちがなんて言っているかに寄ってくると思うのだけれど。
それに従うと、1曲目と3曲目がメロディックスピードメタル、2曲目がメロディックハードロックだそうです。

移籍前のレコード会社は本当に売る気あるのかな?っていうプロモーションだったけど、ワーナーさんは売る気満々で良いね!
1曲目で小野さんのハイトーンのロングシャウトから始まって、早送りなのかな?ってちょっと笑えてくるイントロが入って、2曲目に昭和歌謡っぽい曲を挟んで、3曲目に泣きメロが素晴らしいサビを持ってくるってね。
素晴らしいね!売る気だね!売ってくれ!

GALNERYUSのドラムは北海道は弟子屈町出身の人で、同じ小学校で2年違いだったけど、もちろん面識はありません(でもなんだか誇らしくて自慢)。
3曲目の「今、願うならば」からのドラムが好きだー!

いつもライブの前半はあまり調子が出ない小野さん、今回のトレーラーに入ってるのはライブの前半部分だから、高音が出切っていないのが残念…ライブ後半、特にアンコールで絶好調になっている小野さん(音程管理と声量と高音の出がえげつない)を世界中の人に見てもらいたいよ…。

小野さんの動きが変だとか、DVDのジャケットデザインがダサいとかは、言わない約束だぜ…。

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