皆さま、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

ちなみに、（諸事情により）改名してから初めての投稿でございます。
もう一月も半ば、遅いですよね。
はい、自覚があります、スロースターターでございます。笑

今年は島根県にある出雲大社へ初詣に出向きました。

これまで旅行となるとすぐに東南アジアで考える癖がありました。
今年は31歳になる年なので今後は国内旅行も視野に入れていきたいな、と思った次第であります。
それくらい、良い旅だったと感じております。
出雲、魅力的な町でした。

とは言え、なんせ年始すぐ1/2-1/4の旅だったので体験できることには限りがありました。
その為、少し贅沢な旅館を選びました。これは正解だったように思います。

出雲は民藝品にもゆかりがある土地で、出雲民藝館なんてのもあるくらい。
古物や焼き物好きなので、その辺も興味がありましたが、
やっぱり開いてなかったのでまた次回。

前置きはこれくらいにして、今回の旅カメラはSigma fp L、
そして28mm、35mm、50mm単焦点3本くらいかな。

・SIGMA 35mm F2 DG DN Contemporary
・Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE
・7Artisans 28mm F1.4 ASPH

ちょっとレンズについても話せたらいいな〜って思っています。
RAW現像はしておりませんが、リザイズしています。
フィルムで撮ってた場面も多いので、デジタルは写真ちょっと少ないかも。
けれど折角なので、よかったら紹介させて下さい。

SIGMA fp L
SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE
7Artisans 28mm F1.4 ASPH
02 JAN 2024

友達とレンタカーを借りて岡山から出発しました。
僕はちょっと早起きして新幹線で岡山に朝9時くらいには到着。

流石、晴れの国ですね。
どこまでも抜ける気持ち良い青空で送り出してくれました。
昔、半年だけ住んでいたことがありますが、とても好きな土地です。

出雲の手前、もう目と鼻の先ってなところにキララ多伎という道の駅がありまして、そこで軽食ついでに日本海側の海を。
まじで開いていてよかった、ありがたき幸せ。

SIGMA fp L + 7Artisans 28mm F1.4 ASPHの組み合わせなんですが、
周辺減光が大きく出るのはいいとしても、グリーンが被ってくるのが
いただけないですね。

この点は改善の余地ですね。
そう感じて期間が経っているのですが、未着手。笑

出雲に到着て、宿へチェックイン。
荷物を置いて少し休憩したらもう夕方。
まだ真っ暗という訳でもなかったので、荷物を減らして、
てくてくと、歩いて初詣に出向きました。

夕飯まで少し時間があったので、屋台でイカ焼きをいただきました。

宿に戻ったら夕食のビュッフェを楽しみまして、のち貸切風呂に入りました。

一日目の宿は出雲大社から歩いてすぐにある温泉旅館「お宿 月夜のうさぎ」。
家族連れが多く大変混み合っていました。
部屋の内装は木で作られたものが多く、明るく柔らかな雰囲気。
清潔感があり、癒されました。

お宿 月夜のうさぎ
〒699-0721　島根県出雲市大社町修理免字本郷1443-1
TEL（予約）0853-53-8877
https://www.hotespa.net/hotels/izumo/usagi/

SIGMA fp L
SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE
7Artisans 28mm F1.4 ASPH
03 JAN 2024

さて、翌日1/3の出雲は雨で基本的には車移動。
商店街のBEAMS JAPAN IZUMOでお土産を買ってから、松江へ移動。

松江城の裾のあたりにある「ちどり茶屋」で昼飯にお蕎麦をいただく。
もみじおろしの辛味が効いていて、とてもおいしかったです。

松江から出雲へ戻って、温泉旅館にチェックイン。
行きたいところは大体休みだし、あとは特にやることもなかったので、
旅館でのんびり過ごすことに。

この日のお宿は、日本三美人の湯 島根県出雲市 「湯の川温泉 湯宿・草菴」。

古民家離れの宿

雨の日の旅館は風情があって良い。
運が良かったと思う。

プライベートな温泉が付いている「庄屋」というお部屋。

お土産屋さんには魅力的なものがたくさん！
深煎りの珈琲豆とか、豆皿とか、金平糖とか、色々買いました。

ショップ／souan style
「地元山陰の特産品や草菴オリジナルの商品などをお取扱いしております。旅の想い出のひとつに、また親しい方へのお土産にもどうぞ。」
…公式Webサイトより引用。

お食事の時間まで暇だったので持参した珈琲器具で
買ったばかりの豆から珈琲を淹れる。
出張、喫茶店〜〜〜！笑

部屋に茶器が備え付けられていたのですが、これが結構素敵なデザインで、
幸せを感じておりました。

時間になったら浴衣に着替えて食堂へ。

これ以上の風情を僕は知り得ないと思える程でした。

ここからはひたすらお食事の写真です。笑

久しぶりに地酒でもと思ってまず甘口の純米大吟醸原酒（名前は忘れた）を一合頂き、次に似たような甘口を半号…。

酒器が美してく写真をたくさん撮ってしまった…。
すぐに酔ってしまったので一号半でもう焼酎に変えました。

食後のお茶で出てきた湯呑みの口当たりが最高で、欲しかったが、
土産物屋に無いということは古いもののようです。

このSIGMA 35mm F2 DG DN Contemporaryというレンズですが、
テーブルの上を撮るのに最適なレンズなように思います。

が、Sigma fp LのAFはやはりあまり良いものではないので、
個人的には、MFでの撮影を推奨します。

SIGMA fp L
SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE
7Artisans 28mm F1.4 ASPH
04 JAN 2024

予約の時にどうしても入りたい風呂を見つけていたので、朝はちょっと早起きして貸切風呂に出向きました。
部屋に風呂が付いているのでその必要な無いのですが、折角ですので。
貸切なので思う存分写真を撮りました。

瓢風呂

全面タイル貼りで、曲面にもきっちりタイルが貼られており、
柔らかさと荘厳さが同居する印象があります。

ひょうたんモチーフの風呂にステンドグラスとランプといった和洋折衷が
とてもよい！

ひょうたんの湯口はたぶん人造石磨き上げ施工……職人の手作りでしょうか。
いかんせん、曲面が多い壁面にタイルが貼ってあり、どこもかしこも凝った造りなので、相当手間がかかっているように見受けられます。
お湯質もさっぱり系で肌がつるつるになります。最高。

個人的には温泉は入っている時がその魅力の全てで、温浴効果については
懐疑的に思う派だったのですが、こちらの温泉はガチで美肌の湯。
帰宅以降3日くらいは肌がツルツルしていました。

朝にはすっかり雨も上がっていました。

雨立ち込める中、水の音を聴きながら、
美しい調度品と共に過ごす時間は癒しの最骨頂でした。

さて、風呂上がり少し休んだら朝ご飯をいただく。

朝食は、洋風な広間でいただきました。

ものすごい量でおなかがいっぱいになりました。
チェックアウトの時間まで少しあったので、部屋の風呂に入ったり、
部屋の写真を撮ったりして過ごしました。

部屋の坪庭に見事な沓脱ぎ石。
色良し、柄良し、惚れ惚れした。

こちらが部屋についていたお風呂。
煉瓦造りの湯船、気をつけないと怪我します。笑

外気浴のできる坪庭。

古い立派な木造建築に現代風の改装が施されていて、
装飾品も時代を感じさせる物が多いものの、魅せ方が巧みであり、
和風モダン此処に極まれり、といった印象の温泉宿でした〜。

本当に最高でした、またいつか年始以外の時期にリピートしたい…。

青空の下、気持ちよくドライブしながら帰路につきましたとさ！

Sigma fp Lもまだちょっと使い慣れないんだけど、頑張って慣れるぞ！って気合いを入れて行ってきました。
記事に貼る時はリサイズしてしまうので折角の解像力とかを見せ切れないことを惜しいと感じるので、これも要検討ですね。

洋風なモノの魅力には早めに気がつくことが出来ていたと思うけど、
何故か日本古来の美意識には関心が薄い時間が長かったという自覚がありまして。
けれど、今年に入ってからやたら和風なものが好ましく見えるようになっていて、
この旅でさらに和のものが好きになれたと思いました。

陶器や磁器などの焼き物のうつわとか酒器とかはずっと好きだったのだけれど、
それも結構見て見ぬふりをしていたんですよね。
写真をやるのにお金がかかるし、ハマったらやばそうだったから。

けど、もうフィルムをたくさん買わなくなったので、焼き物の方を増やしてもいいかな〜？なんてて思っています。笑

今年はまた趣味も色々変わってくるかな〜？なんて、
兆しを感じる旅でした。

お付き合いありがとうございました！