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1週間、1ヶ月と、乳児の成長は著しい。身体はどんどん重たくなる。朝昼晩のリズムが定着して、夜は割とまとまって眠るように。お乳を飲む量も順調に増えてきた。自分で頭を触ったり、手を咥えて機嫌を取ったりするようになった。

赤ちゃんのう〇ちって…お米みたいな匂いがしませんか?近所の高速道路が海の上を通過するのですが、なぜかその橋の上も同じような米炊きの匂いがしてて、夫婦二人で「これ、あの高速道路の匂いと同じやつだね」と言ってます。(内輪な話ですみません)
想像していたよりも、実際の乳児のう〇ちはさほど臭くないし嫌な感じもありませんでした。おそらく、今後離乳食が始まると質が変わるんだろうな…と思っております。

嬉しい変化は、声に反応したり、目で親の顔を追視したり出来るようになったことです。朝が一番機嫌がよくて「おはよう~」と声を掛けるとにやーっと笑ってキャッキャと喜ぶようになりました。思わずほっぺたを食べてしまいます(赤ちゃんの下膨れのほっぺたの可愛さったら…たまらんです)。

成長には個人差があるのは承知してましたが、追視がなかなか始まらないなぁとやきもきしていたので、無事目で追うようになってくれ安心と喜びと可愛さとで胸がいっぱいです。

奥さんは僕と結婚するまで実家で暮らしていて、結婚とともに一旦退職、引越しで僕のところに来て新生活を始めました。そのあとで、またこちらで働き始めました。なので彼女は一緒に暮らし始めた時は家事が全くできないところからスタートして、少しずつ出来るようになっていき、役割分担は折々で変化してきました。近年は料理ごみ系はぼくで、洗濯掃除系は奥さんで定着してます。今はこれにむすこの育児が加わりました。家事の中身は割と好みというか性格の相性がある気がします。任せたことには極力お互い口出しせず、文句があるなら代わりに自分でやる、スタイルになってます。
分担はいいのですが、個人的に大事だと思うのは、二人共が一応は全ての家事を担当できるようにしておくということではないかと思います。入院したり、出張があったりした時、相手が居なくても生活が回るように動けるのはいいです。あと、分担している家事を時々交換したりすると気分転換になったり、その家事の大変さを思い出したりするので、いいです。感謝が新たになります。

むすこが泣くと世界の中心がむすこになるため、夫婦の会話が減っているなあというのは最近感じています。
今は夫婦の時間を工夫して作っています。お風呂を済ませてむすこが眠ったあと、2人で夜ご飯を食べながら10~30分くらい、細切れにドラマを見てます。唯一その時だけ、まだ彼が生まれる前の静かなふたりの我が家の雰囲気が戻ってきます笑。

『クイーンズ・ギャンビット』という数年前のドラマを見ているのですが、2人であーだこーだ言いながら喋っているのが気楽で幸せな気持ちになります。少女がチェスの才能を開花させて行くストーリーなのですが、苦境から抜け出すべくしぶとく頑張る主人公を応援しながら、闘志のようなものを貰ってます。

子育てと教育のことをいろいろ考えています。
土台にあるのはまず健やかに成長すること。よく寝て、食べて、遊んで、楽しみながら学ぶことですね。

将来的には、自分がやりたいことを見つけて、その分野で自分の才能や仕事や出会いを作れるように、生涯に渡る学ぶ楽しさを知ってくれたらいいなと思います。
好きなものを見つける機会を作ってあげたいなぁと思ってますが、どこまでしてやれるでしょうか。

あと、夫婦がお互いのことを思いやって暮らしていることが、1番子どものためにできる最大のことなんじゃないかなと考えています。
いろいろ上手くいかなくっても、両親が仲良しで、両親が自分のことを大切にしてくれてるって思えたら、子の人生は何とかなるんじゃないかな。

まあまだ始まったばかりなんですが、でも10年20年あっちゅうまに過ぎていくような予感もしているので、勘所を外さずに暮らしていていきたいです。
親も子も完璧なんて無理だし目指さなくていい。でも親バカになって、ラブラブ夫婦で年取って、子は遊びながら学んで、家族みんながお互いの人生の挑戦を楽しみながら過ごせたらいいな。

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