アントマン&ワスプ クアントマニア を観てきた

映画館で映画を観て、感想でも書かないと観たそばから忘れていくのが悔しくて書き始めた備忘録も、気づけば結構な量になっている。

マーベルシリーズはずーっと期待して見続けているけど、今回は一言でいうとちょっと面白くなかったです。あんまり理解できなくて。
いつものようにネタバレ感想書いていきます。










冒頭でスパイダーマンに間違われるギャグが出てくるんだけど、そんなわけねえだろって思う。なぜなら、スパイダーマンは成長し続ける最高のヒーローだけど、アントマンは前作までで何した人かマジで思い出せないから。

他のヒーローが前作で何をしてたかって割と覚えてるんだけど、アントマンはなんか、毎回ほのぼのやるし、世界の命運はかかってるんだろうけど他のヒーローとの絡みもそんなに思い出せない。いや、彼がアゴキ○タマおじさんをぶちのめす希望の光になったのは間違いないんだけど。なんというか、思い入れみたいなものが他のキャラより薄いんだろうなと思う。シリーズ自体も若いしね。

で、今回の話でいうと、小さい存在でも数が集まれば大きな敵に打ち勝てるぞ、みたいなメッセージを、凝りもせずやる。可能世界論的な描写とか、超ひも理論の話してんのかな?みたいなとことかは、何というか、聞きかじりレベルでアイデアとして取り入れたのかな、みたいな雰囲気。正直に言って、真新しさというか、突き抜けた驚き感みたいなものをあんまり感じなかった。

あ、でもあの赤いトロトロは使い道によってはヤバそう。なんで飲んだだけであらゆる生き物の言葉を理解できるようになるのか。「穴」っていうキーワードとなんか関係あるんだろうか。

そんで、ここまで書いて気づいたけど、多分期待しすぎなんだろうな。シリーズが長く続けば続くほど、どうしても二番煎じ感は出てくるだろうに、まだ新しい何かを見せてくれるような期待をしている。で、もっと言うと、この作品の中に登場する何らかの要素が、次回以降の作品のフックとか伏線になってるとかあるかもな、みたいなことはまだ疑っている。

結局、文句言いながら好きなんですよね。文句言うのも好きだし。でも、今回の作品に関しては、現時点ではそんなに言いたいことも考えたことも無かった。(と言いつつ、最近Youtubeで量子物理学の研究者のチャンネルとかよく見ているので、確実に影響は受けてる。)

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