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ENTP(討論者)左利き優位説 〜脳科学から見た心理機能④〜

はじめに

左利きの人の割合は全体の1割程度と言われる。

だが、天才と呼ばれる人には左利きが多い。

そして、私の中で天才というとENTP(討論者)というイメージがある。

今回は、日々物思いに耽っていて、私がある日唐突に思いついた自説「ENTP左利き優位説」について語りたい。

1.ENTP(討論者)とは

尺に余裕があるので、今回はENTP(討論者)の説明から入りたい。

ENTPとは最近流行りの性格診断であるMBTI(Myers–Briggs Type Indicator、マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)にて示される16の性格タイプのうちの一つ「討論者」を指す。

MBTIにおいて、討論者は以下の性格傾向を示すとされる。

  • 人間的な魅力があり、人を巻き込む力がある

  • 論理的な側面もあり、分析力がある

  • 活力がある

  • せっかちですぐに行動

  • 頭の回転が早い

  • 挑戦的で難しいことが好き

  • 型にはまらない、自由気まま

彼ら討論者の性格において、いわゆる「天才」との一致率は多い。

2.左利きには天才が多い

一方で、一般に左利きには天才が多いと言われる。

上のサイトを例に挙げると、左利きに天才が多い理由にはその脳の構造の違いがあると考えられるようだ。

その特徴的な脳の使い方をピックアップすると

① バランスのよい脳の使い方をしている
② 日常的に「ミラードローイング」を行い、脳を発達させている

ということになる。

世の中は右利きの人が生きやすいようにデザインされている。

そのため、右脳型の人間である左利きの人も左脳が自然と鍛えられて能力向上につながるという話である。

ミラードローイングとは、左利きの人が右利きの人をお手本に動作を真似する時に、その挙動を脳内で鏡合わせのように反転させる作業を言う。

これも左利きの人の脳を発達させる要因となると述べられている。

3.ダリオ・ナルディのNeuroscience of Personality

そして、MBTIと天才、そして左利き、で思い出したのがコレである。

ダリオ・ナルディのNeuroscience of Personality。

こちらに記されているENTP(討論者)のブレインマップを見ると明らかに右脳優位であることが見て取れる。

また特徴的な脳の活性化部位に、「流れるアーティスト」(原文では、Flowing Artist)と呼ばれる領域があった。

C4「流れるアーティスト」

美しい場所を思い出す
美的性質に基づいて記憶を取り戻す
全身への影響を思い出す
体の左側を動かす準備をする
リアルなフリーハンドのイラストを巧みに描く
体の左側の感覚に注意する

今まで訪れた中で最も美しい場所を思い出すと活性化される。
流動的な身体の動きと影響の本拠地。
この領域は完全に非言語的である。

C4、流れるアーティスト
ENTPのブレインマップ

C4領域は位置的には脳の右側の頭頂葉から頭頂接合部に該当する。

脳のこの部位は多くの機能を処理するが、視覚処理、空間認識、視覚運動統合も担っており、身体操作において重要な役割を果たす。

右脳は左側半身を司っており、左利きの人はこの領域が発達していると考えられる。

そして、ナルディの検証データによるとENTP(討論者)は統計的にこの領域が発達していることが示されている。

つまり、このことからENTPと左利きの関係性が浮かび上がってくる。

右側頭頂接合部は視覚的、音響的、空間的な情報の統合や身体の自己認識、運動計画などを担当しています。
右側頭頂接合部は視覚や空間情報の処理に関与しており、それが記憶の再現や想像に対応すると考えられます。
体感覚や自己認識を担当する領域でもあります。
脳の右半球は体の左側を制御します。そのため、体の左側の動きや感覚に関わると考えられます。
視覚的な情報と運動情報を統合することで、描画などの複雑な動作を可能にします。

右側頭頂接合部

4.仮説

ENTP(討論者)の人は統計的に右脳優位であり、また、脳の右側の視覚、空間認識、視覚運動統合に関する脳領域が活性化している傾向が示されている。

このことから、ENTPに分類される人は一般の比率に比べて、左利きが多い可能性があると推測される。

また、ENTPと「天才」にはある種の相関があり、天才に左利きが多いという俗説を支持する要素となる。

5.あとがき

MBTIでは性格タイプは生来的なものとされている。

つまり、今回の仮説に基づけば、ENTPは生まれつき左利きが多い可能性がある。

ただし、人間社会は右利き用にデザインされているため、左利きに生まれても幼少期に右利きに矯正されているケースも考えられる。

また、たとえば絵画などの手を使用する美術に関してはENTPは特筆的に適正が高いかもしれない。

そして、性格特性の関係と今回の仮説を考えると、レオナルド・ダ・ヴィンチはENTPであった可能性が濃厚となる。

そして、ダヴィンチは「左手で絵を描き、右手で文字を書いた」と言われるように、ENTPの左利きを右利きに矯正したとしても、脳機能的に画家としての才能は左手でしか発揮できず、右手は人並み程度にしか使いこなせない可能性が高い。

ENTPのうち、一体どれくらいの割合の人が左利きであるかについては検討の余地がある。

全体の1割が左利きという常識と比較して、明らかにその割合は多いと思われるが、詳細については予測の範囲を出ない。

あるいは、多くのENTPは右利き社会に適応した結果、矯正によってその左利きの才能を無自覚に眠らせている可能性もある。

ENTPの読者の方には、「貴方は左利きかどうか、子供の頃左利きだったかどうか」ぜひコメント欄または下記フォームを通じて、アンケートにご協力いただきたいところである。

アンケート

アンケート集計結果


追記

堀江貴文氏(twitterにて)「たぶん私は左利きなのに矯正されて右利きになりました。」=ENTJと言われることもあるが、性格的にENTPかもしれない

西村博之氏(youtubeにて)「子供の時左利きだったんですが、親に直されました。」=INTPと言われることもあるが、性格的にENTPの可能性が高い

イーロン・マスク氏「プーチン大統領と左手だけで戦ってもいい。しかも私は左利きではない。」=子供の時に右利きに矯正しただけの可能性もあり、ENTPだったら策士と言える

追記2

インターネットでの一部アンケート調査に以下のものが確認された。

投稿者が本当にENTPか確認できず、サンプル数も少なすぎるので、信頼性については何とも言えないが、比率は10%台後半から、両手利きを左利きに含めると20%前後と10%を有意に超えるが、それほど高くはない模様。


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