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日々思ったことを綴っていきます。

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    MBTIに関連する記事をまとめてみました。

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    私の心の内を語ったものです。基本、過去話です。

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ENFPから見たMBTI各タイプ③、INFP

1.可愛いよINFP、可愛いよ私(ENFP)は自分の正しさ、自分にとっての正解というものを確信してしまっているので、それがたとえ自分以外の全人類にとって間違っていると指摘されても特に気にはならない。 自己肯定感は常にMAXの状態だと言える。 そういった自己肯定感と最も縁遠い性格タイプがINFPだと言えるだろう。 自身の存在と環境への適応に関する不安感、人生の悩みというものと切っても切れないのが彼らである。 彼らのTe(外向的思考)は抑圧されていて、特定状況下における最

    • MBTIのシャドウタイプまとめ、NF編

      シャドウタイプMBTIにおける第一機能から第四機能はその機能の強弱はあるが、それらは基本的に本人に意識される機能である。 その4つに含まれない残りの4つの機能については、普段は無意識の領域に隠されている。 環境適応の問題により、無意識の領域が刺激されてストレスを感じると、意識が無意識の機能と切り替わることがある。 この場合において、その刺激を受けた領域のみならず、無意識の機能全体が意識として浮上することがあり、この機能のまとまり、組み合わせをMBTIにおいてシャドウタイ

      • ストレスと価値観、その関係

        前置き前回は人の善悪、価値と価値の毀損について触れた。 人は価値と価値の毀損を経験してその判断力を養うが、価値の毀損を認識することは本人にとって大きなストレスとなる。 今回はストレスというものを価値観の視点から再確認して、その対処を考えてみるものである。 ストレスとはストレスは個体が外部からの要求(ストレッサー)に適応しようとする過程で生じる身体的および心理的な反応である。 進化の観点から捉えると、ストレス反応は生存と適応に不可欠な機能と言える。 ストレスは、外部の

        • 価値(善)と価値の毀損(悪)、価値観の体系的理解

          前書き人類の文明が誕生して以来、人間の遺伝子は生物学的にはあまり進化していない。 また、個人の経験記憶はその死とともに失われ、後の世代には直接は引き継がれない。 その代わり、人類は社会的に知識を蓄積することで、進歩を重ねてきた。 その知識の継承こそが、現代における人間の進化の本質であると言えるだろう。 知性、善悪、価値観の本質継承された知識の利用において、人間の知性とは、価値を追求する技能と表現できる。 それは、知識と経験をベースとした人間の価値判断に関する思考の

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        ENFPから見たMBTI各タイプ③、INFP

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          ENFPから見たMBTI各タイプ⑨、ISFJ

          1.はじめに 今回はMBTI、ISFJの紹介記事になりますが、今までとは違って会話形式でお送りします。 これは、最近、ISFJを理解するのに参考になりそうな、友人との会話があったためで、性格特徴について雰囲気が伝わると幸いです。 なお、かなり長いのでご注意ください。 2.人物紹介Usagin:私。ENFP。結構典型的なタイプ。MBTIにハマっている。 St.M:比較的最近出会った私の新しい友人。ISFJ。特に倫理観が強く、誠実。 人は彼を「サンタさん」と呼ぶ。詳しく

          ENFPから見たMBTI各タイプ⑨、ISFJ

          迷子とINFJ、方向感覚と心理機能の関係性を考えてみる(MBTI)

          最近、noteで人の方向感覚と脳内での認知地図について触れている記事を読んだ。 その記事を読んでいて私が思ったのは、人の方向感覚や脳内の認知地図の認識はどのような心理機能の影響を受けるか、ということである。 Te=構造把握力=空間認識力と考えてみるまず、Te(外向的思考)の影響は大きそうだ。 Teは規則や効率など外部環境の論理の理解に働くとされているが、私はその本質は構造把握にあると思っている。 人はこのTeをかなり広範囲に応用して使っていると考えられる。 方向感

          迷子とINFJ、方向感覚と心理機能の関係性を考えてみる(MBTI)

          Ni(シンボル操作)とSi(単純記憶)のトーレドオフ仮説(MBTI) 〜脳科学から見た心理機能④〜

          前置き先日、ISTPの友人と話をしていて、彼はワーキングメモリーに難があるのか、情報を記憶するのが苦手という話を打ち明けられた。 ただ、経験に紐づく記憶は関連情報と併せてシンボル化されて、長期記憶されるという話であった。 友人は「Se(外向的感覚)が優勢だとSi(内向的感覚)が圧迫されるんじゃないか?」と直感していたが、確かにその傾向はあるかもしれない。 私は直観タイプであると自認しているが、Ne(外向的直観)とNi(内向的直観)もある程度排他的に働いている感触はある

          Ni(シンボル操作)とSi(単純記憶)のトーレドオフ仮説(MBTI) 〜脳科学から見た心理機能④〜

          実際どう書いてよいのかよく分からなかったという話、ソシオニクスから見る幸せの形⑥、LII(INTj)

          はじめにソシオニクスから見る幸せの形、今回はLII(INTj)である。 LII(INTj)は「分析者(Analyst)」とも呼ばれ、その論理的で、かつ、直観的な、分析的な思考には定評がある。 一方で、LII(INTj)と幸福というと一般的なイメージとしてなかなか結びつきにくいものがある。 似た様な性格タイプであるILI(INTp)は、理屈屋でありながら、思想や宗教を求める変わり者であるが、LII(INTj)は同じく変わり者でありながら、確固とした信念を持った完璧な理屈

          実際どう書いてよいのかよく分からなかったという話、ソシオニクスから見る幸せの形⑥、LII(INTj)

          いよいよINFJ(MBTI)の根本的な構造に迫ってみると言う話、ソシオニクスから見る幸せの形⑤、EII(INFj)

          はじめに今回はソシオニクスにおいてHumanist(人文主義者)またはEmpath(共感者)とも呼ばれるEII(INFj)についての紹介となる。 なお、最初に断っておくが、世間においてMBTIのINFJとソシオニクスのEII(INFj)はそれぞれの心理機能の定義が異なるため、基本的に一致しないとする姿勢があるが、それは誤りである。 MBTIのINFJとソシオニクスのEII(INFj)は基本的に同じものを指向している。 それを、異なる定義による、異なる表現によって説明し

          いよいよINFJ(MBTI)の根本的な構造に迫ってみると言う話、ソシオニクスから見る幸せの形⑤、EII(INFj)

          飼い犬は多ければ多いほど良いと言う話、ソシオニクスから見る幸せの形④、SLI(ISTp)

          はじめにソシオニクスから見る幸せの形のシリーズも4回目となったが、そろそろ感覚型のタイプについても触れてみたいと思う。 しかし、直観型である私から見て、感覚型の人の幸せというものは、その詳細が認識し難いという問題がある。 その感覚型の人々の中で、私から見て特に存在感を放っているのがSLI(ISTp)と呼ばれる人々である。 SLI(ISTp)は、ソシオニクスで「職人」とも呼ばれる、そんな彼らの幸せについて今回は考えてみたい。 ⒈SLI(ISTp)の特徴まずはSLI(I

          飼い犬は多ければ多いほど良いと言う話、ソシオニクスから見る幸せの形④、SLI(ISTp)

          考える力があるのも考えものであると言う話、ソシオニクスから見る幸せの形③、ILI(INTp)

          はじめにILI(INTp)はソシオニクスにおいて「批評家」とも呼ばれる、演繹的論理思考に長けた性格タイプである。 世間における彼らの個体数は少なく、希少なため、観察する機会も少なく、彼らについての私の理解の正確性については保証の限りではない。 つまり、今回語られるILI(INTp)の傾向と対策は、あくまで私の独断と偏見によるものであり、いっそ妄想の産物と捉えていただいて構わない。 それでは、彼らILI(INTp)にとっての幸せというものを好き勝手に考えてみようか。

          考える力があるのも考えものであると言う話、ソシオニクスから見る幸せの形③、ILI(INTp)

          実は現実を見なくてよかったという話、ソシオニクスから見る幸せの形②、IEI(INFp)

          はじめにまず、以下は全てソシオニクスによる表現になるので、MBTIの心理機能の定義は一度忘れていただきたい。 また、ソシオニクスの各情報要素の定義は専門家によって異なることがあるが、今回も私の独断で性格説明に問題が生じないように適時混ぜて使用している。 ⒈IEI(INFp)とはIEI(INFp)は、ソシオニクスにおいて「詩人」とも呼ばれるが、彼らの特徴は以下のようになる。 Ni(内向的直観):時間感覚を表すとともに、内面世界の一貫性も意味する。IEI(INFp)はこの

          実は現実を見なくてよかったという話、ソシオニクスから見る幸せの形②、IEI(INFp)

          実は順序が逆だったという話、ソシオニクスから見る幸せの形①、IEE(ENFp)

          はじめに人の幸せ、幸福というのは私(IEE、ENFp)にとって大きな関心事であった。 私自身は基本的にストレスフリーの生活を送っていて、日々多幸感に包まれて生きているが、私にはその幸福感を他人にばら撒きたいという欲求があった。 今回、心理学の理論の一つであるソシオニクスを調べていて、その考えに多少の変化が起こったので、それについて記述してみるものである。 なお、ソシオニクスにおけるIEE(心理学者、相談役)とはMBTIにおけるENFP(運動家)と本質的に同じモノを指向

          実は順序が逆だったという話、ソシオニクスから見る幸せの形①、IEE(ENFp)

          MBTIの各性格タイプにおける問題解決思考の傾向、簡易まとめ

          はじめにMBTIの各性格タイプについて、問題解決にあたって多用する、または、得意とする思考法に違いが見られる。 基本的に感覚型の人は具体的思考を重視し、また直観型の人は抽象的思考を得意とする。 今回は、それぞれの性格タイプにおける思考についてその傾向を簡単にまとめて見た。 なお、ESTJはISTJとの比較として、INTP、ENTP、ENTJについてはINTJとの比較としてそれぞれ記載している。 ISTP「巨匠」傾向: ISTPは、問題に対して大まかなパターンで考える傾向

          MBTIの各性格タイプにおける問題解決思考の傾向、簡易まとめ

          MBTIから見る、人の欲求と価値観

          人の幸福は価値によって形作られる。 価値は金銭的価値に限らず、精神的なものも含み、それらへの欲求が満たされるかどうかが幸福感の鍵となる。 今回はMBTIの側面から、青年期以降の人間の抱える欲求と価値観についてまとめてみる。 まずは、各心理機能と欲求について触れていく。 心理機能の説明に興味がなければ、本題へ飛ばされたし。 以下、あくまで私の独断と偏見から確認された傾向である。 第一機能(優勢機能)第一機能は人間にとって最も得意な機能であり、自然とこれを満たそうとす

          MBTIから見る、人の欲求と価値観

          ENTP(討論者)左利き優位説 〜脳科学から見た心理機能④〜

          はじめに左利きの人の割合は全体の1割程度と言われる。 だが、天才と呼ばれる人には左利きが多い。 そして、私の中で天才というとENTP(討論者)というイメージがある。 今回は、日々物思いに耽っていて、私がある日唐突に思いついた自説「ENTP左利き優位説」について語りたい。 1.ENTP(討論者)とは尺に余裕があるので、今回はENTP(討論者)の説明から入りたい。 ENTPとは最近流行りの性格診断であるMBTI(Myers–Briggs Type Indicator、マ

          ENTP(討論者)左利き優位説 〜脳科学から見た心理機能④〜