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うさぎに果物は食べさせていい?うさぎと果物の関係を特集!


うさぎといえば?と聞かれて、あなたは何を想像しますか?

長い耳やもふもふの体、ぴょんぴょんとジャンプしながら移動する姿などを

連想する人が多いと思います。

また、小動物ということで、ご飯として果物や野菜を食べているところを想像する人もいるのではないでしょうか。

でも、実はうさぎには「あげてもいい果物」と「あげてはいけない果物」があるって知ってましたか!?

 

今回はうさぎが食べられる果物と食べさせてはいけない果物について特集しました。

人間も果物を食べたくなる季節ですが、だからこそうさ飼いさんはうさぎに食べさせてよいものとよくないものについて知っておきたいところ!

ぜひ今回の特集で、意外な「食べさせてはいけない果物」を知ってくださいね。

◆うさぎの主食は?

うさぎが主食としているのは、チモシーなどの乾燥牧草や葉野菜です。

果物も少しだけなら食べられますが、あくまでも主食の10%以下ほどの量をおやつとして食べられるだけ!

たくさんあげてしまうと「上手に消化できずに体調不良の原因になってしまう」「糖分や水分が多すぎてお腹がゆるくなったり、虫歯の原因になってしまう」「果物を普段のご飯より気に入ってしまい、ご飯を食べなくなってしまう」などなど、さまざまな問題の引き金となってしまいます。

食べられる果物をあげる時も、決してあげすぎないよう、ほんの少しの量をおやつやご褒美としてあげるだけにしておきましょう。

◆食べられる果物と食べられない果物は?

それでは、「あげていいとしても、あくまでも少量まで」ということが分かったところで、うさぎにあげていい果物・あげてはいけない果物について見ていきましょう。

 

まず、うさぎにあげてもいいとされている果物はこちらです。

 

・リンゴ

・バナナ

・パイナップル

・ブドウ

・イチゴ など

 

これらの果物は与えても構わないとされています。

ただし、リンゴの茎・種などには有毒な成分が含まれているため、可能な限り取り除いてから与えてあげましょう!

他の果物についても、できるだけ種を取り除いて与えたほうがよいとされています。

与える際も、先述したようにごく僅かな量を与えるだけにしておきましょう。

 

逆に、あまり与えないようにしたほうがよい果物はこちらです。

 

・柑橘類

・アボカド

 

柑橘類の果物はほとんどの小動物の消化によくないとされていたり、薄皮で喉を詰まらせてしまう可能性が指摘されています。果物をあげたいと思ったときに選ぶべきではないでしょう。

また、人間にとってはとても美味しいアボカドも、実は動物にとっては非常に危険な食べ物のひとつ!

深刻な中毒症状に繋がってしまう可能性があるので、決して与えてはいけません。

 

また、以上の情報はあくまでも「そうされている」というだけ。

うさぎの個体差によっては特定の果物が苦手だったり、健康に異常が起きてしまう可能性もあるので、果物を与える時は慎重に・うさぎの様子をよく観察しながら与えましょう。

何かいつもと違う様子があれば、すぐにお近くの動物病院へ!

かかりつけのお医者さんと相談しながら、与える果物を決めても良いでしょう。

 

◆人間は美味しく食べられるものでも、うさぎにとっては危険かも!?


糖度が高く、うさぎにとっても「おいしい」食べ物である果物。

与えすぎは病気に繋がることもあるので良くありませんが、正しいタイミングに丁度よい量を与えることができれば、「こんなにおいしい食べ物をくれるんだ!」と思ってもらえて、うさぎと飼い主との信頼関係を強められるでしょう。

ご飯をあまり食べない……といううさぎの食欲増進にも繋がるかもしれません!

与えてはいけない果物と与えるべき量をしっかり理解して、うさぎと一緒に健康的で楽しいおやつタイムを過ごしてくださいね。

 

講師:岸本

 

幼少期に訪れた動物園で白い毛のロップイヤーラビットを見て「天使みたいな生き物がいる!」と電撃が走って以来うさぎに夢中。

今では自他共に認めるうさぎ好きで、「うさぎの魅力を語っていたら聞いていた相手もうさぎ好きに」「プレゼントをもらう機会があると何も言わずとも皆うさぎグッズを買ってくる」「友人がうさぎ柄のグッズを見て「あっ、岸本さんだ」と言い出す」などのエピソードを持つ。趣味はうさぎのぬいぐるみ集め。

 

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