子どものやる気を維持する工夫
先日、東京大学の合格発表がありました🌸
“東大生は親に勉強しろと言われたことがない”という話をよく聞きますが、私も子どもたちに露骨に「勉強しなさい!」というような言葉は言ってきませんでした。子どもたちは、自分で必要だと感じれば言われなくても勉強をします。勉強して、知識を得て、成果を感じれば嬉しくなり、放っておいてもまた勉強します。
誰かに言われてやる勉強は、目標がなく楽しくないのであまり身に付かず意味のないものになりがちです。
自ら学ぶ子どもを育てるということは、小さい頃からあれこれ先取り学習を積むということではなく、
幼いころから
①目標を持つこと
②目標に向かって努力すること
③目標を達成できたらとても嬉しいこと
をたくさん経験させることだと思っています😊勉強以外の経験でも、そういった経験をたくさん積むことで、
自分で目標を決める→それに向かって努力する→達成して満足する
という黄金のルーティーンが出来上がっていきます。その繰り返しの先に自ら決めた大きな目標の達成✨があります。
中学受験は、まだ幼い小学生が膨大な量の課題を抱えて挑む戦いです。
この目標達成のルーティーンを幼い頃から習慣にしておくと、受験勉強への取り組みが前向きで意欲的なものになります。
塾に通う前から、少しづつ家庭学習を習慣化しておくためにも、低学年までの勉強のやる気を維持する工夫を紹介します(^▽^)/
①毎日やることを決める
計算練習を1ページ 漢字練習を1ページ というような無理なく取り組める課題を決めます。課題の量や内容よりも、“目標を達成する”ことが目標なので無理のない目標設定が大切です(^^♪
②達成を見える化する
ドリルなどは、最後までやり切ることはとてもすごいことです!家庭学習で、自分で決めたペースでやり切ったときは最大級の誉め言葉で称賛してあげましょう。そして、一つの目標を達成した!!ということを見える化するとまた次につながります。
やり終わったドリルは決して捨てずにどんどん積み上げていきましょう。これだけのドリルをやりきったんだ!と子どもが自分で見て実感していくと、勉強への意欲が増し、次のステップにつながります(^▽^)/
目標達成の見える化です✨
はじめのうちは、“たくさんのドリルを積んでいく”ことが大切です。“達成する喜び”を知るためです。なので、決して難しく量の多いものではなく、取り組みやすいレベルで量も少なくページも少なめのドリルからのスタートをおすすめします。
一年間くらいドリルを積み重ねていき、学年の終わりに「これだけやったんだ!」と実感できたら処分するのがいいかもしれません。一年間の自分の頑張りを実感すると、次の学年ではもっとがんばろうと思えるようになります。そうやって学習することの喜びを身に付けけいくことが大切です😊
小さいうちは、「難しいものができた!」というよりも「たくさんやった」と思えるほうが嬉しいと思うので、まずは取り組みやすいレベルのドリルに挑戦してみてくださいね。
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