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ワタシ的在宅ワークのいいところ

約6年ぶりに仕事復帰した。

在宅で出来る事務仕事だ。対面よりもテキストでのコミュニケーションの方が饒舌になる私にとっては、在宅ワークは性に合っていると思う。

在宅ワークのいいところは、すでに語りつくされているとおり、通勤がない、非接触、育児や家事と両立しやすい等、様々ある。

私にとってのいいところは、腹の虫が鳴ってもおかまいなし、というところである。

私の荒ぶる腹の虫はなかなか豪快に鳴くものだから、会議ではちょっとした騒音になる。最初のうち、同席者はくすっと笑ってはくれるのだが、毎回毎回、長時間にわたってぐーぐー、きゅるきゅると騒ぐ他人の腹のことに、いつまでもかまっていられるわけもなく、やがて無反応になり、何とも気まずい時間を過ごすことになる。

そうなると、もう会議どころではない。息をすわないようにしてみたり、満腹の自分を想像して、自らの脳をだまそうとしてみたり。どれもたいした効果はなかった。

私の腹の虫はとくに、午前中の会議に騒ぎがちなので、朝食でコントロールすることも試してみた。

朝食を抜く。これでも鳴ってしまうが、朝食を食べてきた日の音量よりもましかもしれない。

朝食をしっかり食べる。朝食がかえって刺激となるのか、会議中に腹の虫がパワーを増してしまう。

朝食を食べてから、会議前にも何か軽く口に入れる。これは、一定の効果はあるものの、会議が長引こうものなら、ぐるぐるきゅるきゅると始まるし、会議前に食べる私を目撃していた人からの「え?さっき、食べてたじゃない?」という声に出さないつっこみをひしひしと感じることとなる。

結局、完全なる解決策を見つけられぬまま、対面で会議をしなくていい、という選択肢を得たのだった。

PCの画面越しの会議であれば、イヤホンのマイクもさすがに腹の虫の鳴き声まで拾ってはいないはず!

すっかり、安心して会議に参加出来ている。豪快にぐーぐー、きゅるきゅる鳴らしながら。

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