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あの人がこの仕事を選んだ理由は なんだろう

こんにちは!広報課の郡司です。

私は約2か月前に広報課に異動してきました。
まだまだ不慣れな仕事が多いですが、先輩にアドバイスをもらいながら頑張っています!

そんな転機もあってここ最近、仕事について考える時間が増えました。
「私がこの仕事をやりたい理由は?」「私の得意をどうやって活かせるか?」
悶々と考えていると、

他の人は仕事に対してどんな考えを持っているんだろう。
今の仕事を選んだ理由はなんだろう。

と気になりはじめ、このテーマでインタビューをする企画を提案し、西村さん、稲益さん、そしてなんと森田副社長にインタビューさせてもらいました!(広報に来て初めてのインタビュー記事です👏)

こういう話って普段仕事をしている中ではなかなか聞く機会がないので、ぜひ最後まで読んでもらえたら嬉しいです✨


入社2年目、日々勉強中の西村さん

郡司「1人目は私と同期の西村さんです。自己紹介よろしくです! 」

西村「法人第三に所属してる西村です。現在はコールセンターシステムが正常に動作するよう運用を手助けする仕事をしています。出身は大阪で就職と同時に上京してきました。最近の悩みは東京に来て2年目になるのにまだ関西弁が抜けないことです(笑)」

郡司「その親しみやすさがいいんじゃないですか!ぜひそのままでいてください😉そんな西村さんがこの仕事をしたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか?」

西村
「きっかけは大学の時に取ったプログラミングの授業ですね。専攻は全然違う分野だったんですけど、ふと興味を持って自分で授業を受けに行ったんですよ。それが結構面白くて、そのあと独学で趣味のウェブサイトを作ったりしてみました。Word pressをベースにSQLとかJavaを使って動的な仕組みを作ったりも。そこから自分はプログラミングが好きなのかも、と思って、この業種を志望するようになりました。」

郡司「なるほどです。それはものづくりが好きだったのでしょうか?」

西村「0から1を作るものづくりも好きなんですが、どちらかというと“10ある作業を効率化や自動化して1にする”って作業が好きなんですよね。今まで時間と手間がかかっていたものが短縮できたときに”気持ちいいーー!”って思います(笑)
サイトも最初はシンプルなつくりだったんですが、もっと自動化したい、効率化したいって思い始めて、SQLとかJavaの知識を調べながらやってみた感じです。」

自分の"好き” ”気持ちいい”がそのまま仕事に


郡司「そう考えるようになったのはいつ頃ですか?」

西村「それでいうと高校生の時ですかね。高校時代、毎日膨大な量の課題が出ていたんです。その課題を限られた時間の中で終わらせて、あわよくば余暇の時間も作りたい!と思ってどうすれば効率的に終わらせるかっていうのを3年間考え続けてきた結果かもしれないです。
課題を終わらせたあとはゲームをしてたんですけど、それもまたいかに攻略時間を短縮できるかを目指してやってましたね(笑)」

郡司「それはもはや趣味ですね(笑)でも仕事にも活きることだからいいですよね。!」

西村「そうなんですよ。だから今の仕事は楽しくできています。会社に入るまでは効率化をして恩恵を受けるのは主に自分だけでしたが、今は仕事を通じて、チームのメンバーやお客様もハッピーにできますからね。」


多忙でも多趣味な稲益さん

郡司「2人目は稲益さんです。簡単に自己紹介をお願いできますか? 」

稲益「稲益です。公共系システムのコンサルティングから開発までを行う、公共ビジネス事業部で事業部長を務めています。趣味はバスケ、ロボット、山登り、ウォーキング・・」

郡司「多趣味ですね!」

稲益「ですかね。去年は念願の北岳に登ったので今年は槍ヶ岳に登るのが目標です。槍ヶ岳に登ると日本で高い山top5を制覇です!あとはバスケ部の活動再開ですね。
仕事でいうと、今年の公共ビジネス事業部は“電子申請”に力を入れて行きたいですね!」

郡司「電子申請、最近社内でもよく聞きます。」

稲益「自分が事業部長になってからのここ1、2年で、自分たち公共ビジネス事業部の強みってなんだろう、とずっと考えていました。就活でいうところの自己分析ですよね。そこで、これまで自分たちがやってきたことを一通り振り返ってみました。

公共ビジネス事業部は20年前に政府が掲げた「e-Japan戦略」に伴い申請系の案件をずっと行ってきました。ここでは詳しい話はできませんが、この記事を読んでいる皆さんの生活の基盤を支えるシステムや、皆さん自身も一度は使ったことのあるシステムなど、実はいろいろやっているんです。」

郡司「そうですよね✨」

稲益「そんな経験を経て、うちの事業部には申請系の経験・ノウハウが溜まっているんです。それも結構大規模の。というところから、これをさらに磨いていき、そのスキルをもって行政手続きの電子化を推進し、ひいては社会の生産性向上に寄与していきたいと考えています。」


”楽するために”頑張る


稲益「事業部長になって部の方針を考えるようになったのは、ここ2、3年くらいですが、その前から課やチーム、自分自身の方針みたいなのはいつも作っていました。」

郡司「自分自身の方針というのは?」

稲益「多分入社5年目くらいからだと思うんですけど、だんだんと視野が広がってきて、目の前の仕事だけでなくて、中長期的に仕事や自分を見るようになったんですよ。そうしたら、『もっとこういう部分を伸ばしていきたいな』とか「こういう部分(苦手なこと)を克服していきたいな』って改善意識を持つようになりました。そういう目標みたいなものを冬休みにパワポとかにメモしていましたね。」

郡司「へぇ~すごい!でもそれって大事なことですよね。私も大事だとは思っているんですが、なかなか続かないです。稲益さんのそのモチベーションってなんだったのでしょうか?」

稲益「それはもう『楽したいから』ですね!(笑)昔から多趣味だったので、仕事以外にもやりたいことがあって時間が足りなかったんです。だから自分がもっと成長して仕事を効率的にできるようになることで、時間が作れると思ったんですよね。

あとは大事な時間を費やすからには仕事も楽しんでやりたいって思ってたんです。自分のできることが増えると、これまでよりももっと大きな仕事を任せて貰えて、これまでよりももっと楽しさや感動を味わえるって思うんです。まさにちょうど5年目位の時だったと思うんですけど、すごい大きなプロジェクトを任せてもらった時がありました。

規模が大きいだけに1つのバグでもものすごい額の負債が出てしまうので、品質管理も大変で、責任の重いプロジェクトでした。

でも最後のリリースが終わって、そのシステムを使うお客様の現場に行かせてもらったんですよ。そこで何百人という人がシステムを使っているのを実際に見たときにものすごく感動しましたね。その時は2徹していたので、感動と達成感と疲れでログを見ながら意識を失いました(笑)でもその時にこの仕事をしていて良かったー!と心底思いました。」


思い切ってインタビューをお願いしてしまった 森田副社長!

郡司「3人目はなんと、副社長の森田さんにインタビューをさせて頂きます!森田副社長、よろしくお願いします!」

森田「よろしくお願いします。副社長の森田です。」

郡司「実は私は直接お話するのが初めてなので緊張しています!(笑)
2人の社員の方に仕事への思いを聞いてきました。森田副社長がUSEに入社された約40年前は、社員もまだ100名程度の小さな会社で、業界もまだまだ成熟していない、今とは全く違う状況だったと思います。その当時になぜこの業界を選んだのですか?」

森田私がもともとこの業界に入ってくる時に考えていたことは、ITを駆使することで、人が人らしい仕事に集中し、精神的・経済的に豊かになる未来でした。チャップリンのモダンタイムズではないのですが、人が機械の一部となって働くような機械的な作業を減らし、人の心が豊かで創造的な活動や心通い合う営みに集中できるような社会になることを信じて、今でもこの仕事をしています。」

私が考えるこの仕事の魅力は、1つは先に挙げた、人の生活を、心を豊かにできる術であることですが、もう1つは好奇心をどこまでも満たしてくれることです。

USEのお客様はさまざまな業界・業種にわたるので、仕事を通じてあらゆるお客様と出会うことができ、あらゆる業界の仕組みを知ることができます。ファッション業界からエンターテイメント業界、漁業から金融業界まで。そこにはその業界に携わる人々の何十年にもわたる工夫や改善が積み重ねられてできた歴史があるんですよ。きっと業界や企業ごとにある各々の仕組みは、その歴史的な背景から必然的にできあがってるんです。そういった自分のまだ知らない世界の話を聞けることがシステムを作る以上に面白くて仕方がないのですよね。」

郡司「森田さんの原動力はまさに“好奇心”なんですね。」

”人が人らしい仕事をするために”


森田「ところで、私たちUSEのサービスはお客様から提示されたシステム化依頼をそのままやることではなく、お客様の悩みの背景を知り、一緒に考え、最善策を講じて解決することだとしています。なぜ提示された通りではなく、悩みの背景を知り、一緒に考えた方がよいのか、郡司さんはわかりますか?」

郡司「うーん。。それだと上手くいかないことがあるからですか?」

森田「そうなんです。お客様の依頼のスタートは、いくつもある解決案の中の1つであることが多いのです。悩まれて、こういうIT化が出来れば、解決できるのではないかと考えて相談に来られます。しかし、その方法のままIT化するにはコストや時間が膨大にかかり、そのコストの割に効果が出にくい場合もあるんです。

例えば、『営業活動の効率をアップさせたいからSalesforceを導入したい』という依頼があったとします。その通りにやってうまく行けばいいですが、お客様のビジネスモデル、業務フロー、利用者のITリテラシーの成熟度、今使っている別システム、当社が持つノウハウなどなど・・・さまざまな条件を踏まえて考えると、実はもっと効果的・費用を安く収められる最善策が別にあることが多々あります。極端な話、運用を工夫することでシステム化に多大なコストを掛けず簡単に解決することなどはよくありますね。

お客様が提示された案は、あくまでいくつもある解決案の中のうちの1つであると考え、その内容から一度目的に立ち返ることが、とても重要だと考えています。そして、その目的に沿ってよく考え、私たちのIT知識をフル活用することで、お客様にとっての最善策が見えてきます。そのためにお客様と同じ目線に立つ必要があり、そのために自分たちが業界の歴史や業界全体が抱える課題、お客様のビジネスモデルや価値観、今後目指す理想像等々を勉強するんです。

これは結果論になりますが、プロジェクト毎で自分の好奇心のままに学んだ業界の価値観や知見が、だんだんと蓄積して、全く別のプロジェクトでヒントになったりするところがまた面白いんですよね。」

郡司「まさに森田さんにとってこの仕事は天職ですね!」

森田「そうかもしれませんね。終わりのない世界の勉強に充実感があります。好奇心も満たされます。その割には、仕事の終わりにはいつも反省や教訓が残るんですが。。(笑)そんなときは、『不足が見えたら、それも成長の機会なんだ。少しづつ前に進もう。』と自分を励ましています。
ITの力を駆使することで人を、もっと人間らしく、社会をもっと豊かにできる、それが私がこの仕事を選んだ理由です。ゴールのない道ですが、会社でもいろいろなことに挑戦する機会を頂き、好奇心も満たされ充実感もあり、この仕事を選んでよかったと思います。」


おわりに


普段は聞けない3名の皆さんの仕事に対する思い・考え方を聞けて、とても良い刺激をもらいました。そんな皆さんが手掛けている仕事もまた、魅力的に見えました!

同じ仕事をしていても、その仕事を選んだ理由はそれぞれ違いますよね。だからこそ、たまには同僚、先輩、後輩と、こんな深い話をしてみるのもいいかもしれません。

きっと気づきがあるはずです😊

長文でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございます!
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また、この記事でUSEを初めて知ったよ、という方がいたら嬉しいです。
サービスや採用情報はHPをチェックしてくださいね!

USEコーポレートサイト:https://www.use-ebisu.co.jp/

ではまた~!


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