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今期の人事戦略を紹介します、ひとつだけ。

iCARE公式ブログをご覧のみなさん、おはこんばんちは。中野雄介です。最近一番テンションが上がったことは、義父が「ブランコの上手な”こぎ方”」に関する研究で新潟放送に取材されたことです。どうぞよろしくお願いいたします。


さてさて、iCAREは8月が期初なのですが、去る7月には半期キックオフミーティングも開催されました。本ブログの表紙はその半期キックオフのタイトルスライドなのですが、来年の干支が辰年ということもあって、iCAREで働く一人ひとりが相互に成長・進化しながら組織一体となって力強く昇っていく龍の様子を、iCARE社のテーマカラーである4色で表現しています。こちらは弊社のデザインチームに制作してもらったのがですが、個人的にけっこう気に入っています。また、「楽しもう、さらなる熱狂を。」というキャッチコピーはみんなで考えまして、ワシは「昇龍拳」「龍が如く」などのアイデアを出したのですが、早々に却下されました。

そしてこの半期キックオフでは、その半期最も活躍したメンバーに贈られる半期MVP賞があるのですが、そのMVP賞にワシが管掌する部署である人事総務部(通称:People)のらびー大先生が輝きました。詳しくは下記noteに譲りますが、らびー大先生しかり、People全員で走りきった実りある2023年7月期だったと振り返っています。

ということで、新年度に入りまして、我がPeopleとしても新たなチャレンジをしていきたいと考えていますが、今期注力する人事戦略のひとつである「パーパスの浸透」について今回は筆を取ってみたいと思います。


「パーパスの浸透」とは何か?

iCAREには『働くひとの健康を世界中に創る』というパーパスがあります。このパーパスは、社内外問わずiCAREの存在意義を広く示すものであり、なぜiCAREが今の事業をしているのか?なぜiCAREで働くメンバーたちがここで働き続けるのか?など、様々なWHYに応える源となるものです。

そのパーパスの「浸透」と聞くと、iCAREで働く全員がパーパスの意義について理解しているってこと?とか、みんなが暗記して空で言えるようになるってこと?とかをイメージするかもしれません。それらの状態もパーパスが浸透していると呼べるでしょうが、今回イメージしているのは少し異なります。

今期注力したい「パーパスの浸透」、それはiCAREで働くひとたちにパーパスの説明に関する自信を持ってもらうことが今回理想とする姿です。自社のパーパスの背景やパーパスが描く世界観、そこに自身の体験談や想いなんかも織り交ぜながら、iCAREのパーパスを誰かに説明する自信が自分にはある!と思ってもらえることをイメージしています。


なぜ「パーパスの浸透」に注力するのか?

気になりますよね、なぜ「パーパスの浸透」に注力するのか。自社のパーパスなんだから浸透させるのは当たり前じゃないのさ!なんていう安易な発想ではなく、とあるデータが根拠となっています。

そのデータは、今年1月から3ヶ月に一度のペースで実施し始めた社内の人事アンケート(通称:Peopleアンケート)から得られたものです。そのアンケートの分析をしていたところ、今年1月と今年5月のどちらにおいても共通した一つの結果が見えてきました。それが、自社のパーパスへの説明の自信度とeNPSには、強い相関関係がありそうというものでした。

今年5月に取ったPeopleアンケートにおけるeNPSと
パーパスの説明の自信度に関する散布図(理解の自信度と書いてあるのは誤植ナリ)
強い正の相関傾向が伺える。

eNPS、いわゆる従業員エンゲージメントを表す指標のひとつと言われていますが、詳しい説明はnoteのAIアシスタントさんが手伝ってくれたので下記をどうぞ。

eNPSとは、従業員の満足度や職場の推奨度を測るための指標です。
具体的には、従業員に「会社を推薦する」という質問をして、その回答から従業員の満足度や職場の推奨度を測ることができます。
eNPSは、数値化された結果をもとに、会社や組織の改善点や強みを把握するのに役立ちます。

自社のパーパスに関する説明の自信を持ってもらうことは、iCAREで働くみなさんが自社への愛着やこだわりを持ちながら、働きがい・やりがいを感じて仕事に取り組むことに繋がるはずである。その仮説が、パーパスの浸透に注力する理由です。ちょうど8月のアンケート実施も先日終了しまして、これから集計に入るところですが、個別のアンケート回答を見てる感じだと、今回も同じ結果が得られそうな印象があります。

これらの結果を見ていると、パーパスというのはそれが言葉として存在していることが本質的な価値なのではなく、パーパスと自分を繋ぐストーリーを各自が見出し、それを語ることにこそ本質的な価値があるのだなぁと気付かされます。んん、我ながら良い気づき。


というわけで、「パーパスの浸透」やっていきます。

「パーパスの浸透」に向けての具体的な施策としては、各個人の仕事がどのようにパーパスに繋がっていくのかを発見するパーパスワークショップの実施、採用選考に出てもらう方々へのパーパスを語るトレーニングの開始なんかをこれから始めていこうと考えています。

やはりiCAREに入社してくる方々の入社理由を聞くと、パーパスに共感したというのが理由として大きいメンバーがほぼ全員で、そのパーパスに繋がる仕事をしているんだと手触り感を持って日々過ごせると最高ですよね。そんな従業員体験の設計を、「パーパスの浸透」を通して実現していきたい所存であります。

このブログをご覧になられた方の中で、iCAREのパーパス『働くひとの健康を世界中に創る』を日々感じながら働いてみたい!という方がいらっしゃったら、ぜひお会いしましょう。まずはワシから、iCAREのパーパスの魅力について存分にお話させてもらいます。

あ、ブランコを上手にこぐことができる方もついでにお待ちしています。



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