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現役大学生がシリコンバレーでみた世界の話

こんにちは、うしまる(@ushimasa08)です。早稲田大学法学部5年生で、インターンでソフトウェアエンジニアをしています。来年4月からソフトウェアエンジニアとしてITベンチャーに入社する予定です。

2019/9/5~2019/9/10の間、シリコンバレーに滞在していました。大学2年生の時からずっと憧れていたシリコンバレー。時間がある今が最後のチャンスかもしれないと思い、渡米しました。せっかくなら現地のIT界隈の人にお話を聞きたいと思い、頑張ってコンタクトをとった結果、コネクションがほぼない状態から結果的に20人以上の人と会うことができました。

今回はそんな自分がシリコンバレーで色々な経験をするうちに感じたことをつらつらと書き残したいと思います。自分が経験したことがどこかで誰かの役に立てばとても嬉しいです。

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世界最高ってどんな感じなんだろうか

もともと今回渡航した目的は、「IT業界で世界最高と言われる場所で働く人たちを知りたい」という漠然としたものでした。もともと自分の中に、どこまでも這い上がってやりたいというクレイジーな感情があり、世界最高レベルを知っていれば、自分の今の立ち位置とかもわかるんじゃないかなと。

「最高基準」が自分の中にある状態とそうでない状態とでは考える幅もやれることの幅も違ってくると思うのです。

せっかく行くんだ、がむしゃらにやってみよう

実は渡航日の前日まで、僕の滞在スケジュールはほとんど決まっていませんでした。というのも、自分の中に行動することに対する迷いがあったからです。自分はすごく周りを気にする人間なので、いつになっても誰かに何か言われないかとか気にしてしまいます。特に去年から今年にかけてはそれまでアクティブに活動していたことに疲れたからか、外部に広がっていく行動を全くしなくなっている自分がいました。

このままでは良くない。自分の人生の流れが良かった時期は、大学二年、三年次に何もわからない状態でもがむしゃらに行動していた時期だったことを思い出し、ひとまずがむしゃらに、後悔がないようにやってみようと決意しました。

つながりがつながりを生む

シリコンバレー滞在期間中は以下のように行動していました。


1日目: 到着、現地起業家の人と現地のコミカレに通う学生に会う。
2日目: AmazonGo体験、Udemy本社とGoogle本社訪問。Googleでもくもく会に参加(僕以外全員GAFA)。
3日目: 現地IT企業勤務の方々とサウスバレーのワイナリーへ。
4日目: 現地IT企業の人主催のサッカー教室に参加。インポッシブルバーガーを食べながらエンジニアの人と話す。現地キャリアイベント参加。
5日目: ゴールデンゲートブリッジを自転車で爆走。お土産買う。
6日目: Super Duper Burgerでハンバーガー食べる。帰国。


渡航前日まで本当に予定がなかったんですが、TwitterのDMを駆使したり、会った人経由で人を紹介してもらうなどして、予定を埋めることができました。本当に色々な経験をしましたが、その中で心に残っている部分を抜粋して書き記していきたいと思います。

みんな違うことを考えているけど、ゴールは一緒

1日目は現地起業家の人と会わせていただきました。待ち合わせ場所だったCAFE CENTROはジャック・ドーシーがTwitterのアイデアを考えついた場所なんだとか。

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日本とアメリカの違いについて話をしているときに、「みんな違うことを考えているけど、ゴールは一緒」という話を伺いました。シリコンバレーは人種の多様性にあふれています。だから一人一人が違うことは当たり前。その前提を共有することによって、認め合う文化が醸成されていて、そのような環境下で目標達成を目指します。「違う」ことによって大多数から省かれてしまう日本と、多様性を受け入れて常にオープンでいることが前提のシリコンバレー。両者の間に大きな差があるようなぁと感じました。

俺はリスクをとってここにきた、絶対に成功する

CENTROを出た後、現地のコミカレに通う19歳の学生と別のカフェで話しました。彼はイギリスの高校を卒業して、大学に行かず、シリコンバレーへ。「自分にはイギリスの有名な大学に行く選択肢もあった。けどリスクをとってここにきた。自分は世界一のこの都市で、起業して絶対成功する」と彼は自信たっぷりに発言してました。彼のように大きなリスクをとって世界で挑戦をしている10代の人間がシリコンバレーにいること。自分が19歳の時、仮に彼と同じ環境に立ったとしても、そんなリスクを果たして取れただろうか。

アメリカでは、自分を売り込むしかない

現地スタートアップの社員の方と会わせていただきました。現地の新卒(そもそも新卒という概念は存在しないっぽいが)についてのお話を伺っているときに、「アメリカでは自分を売り込むしかない」という話になりました。というのは、アメリカでは総合職のようなものがなく、専門的なスキルが要求されるポジションに自ら応募していくのが就職の際は主流らしいのです。だからアメリカの学部生、大学院生は自分の専門分野の勉強は死ぬ気でやります。学位に関する考え方も日本とは違くて、アメリカではどんな学位を取ったかによってその人の専門性が見えるのが当たり前みたいです。

俺たちは言語やインフラから作ることができる

現地スタートアップを訪問した後、Google本社を訪問し、GAFAのエンジニアの方々と話す機会をもらいました。実装をするときに彼らは言語やインフラから作ることができるという話は非常に印象に残っていて、正直日本とは規模が違うなと思いました。開発についても色々聞いたんですけど、ここに関してはどこまで話していいのかわからないので直接あったときにでも。

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自分から見た世界をどのように変えたいのか

現地エンジニアが開催していたサッカー教室で、現地NPOの社員の人とお話しさせていただきました。日本の同調圧力が話題に出たとき、「世界が自分をどう見ているかなんて気にしていたらきりがない、自分が見えている小さい世界を、どのように変えていくのか。その世界でどのように過ごしていくのかが大事だよ」と。もともと周囲を気にするタイプの自分にとってはとても響いた言葉で、もっと自由に自分でいようと思いました。

自分にしかできないことをしなければ、生きている意味ってないんじゃないかな

NPOの人はメキシコ人で、以前は投資銀行に勤めていました。なんで転職してNPOに入ったのか話を聞いてみると、「自分にしかできないことを人生をかけてやりたい。じゃないと生きてる意味がないじゃん」と。あれ、今自分がしていることは自分にしかできないことだっけと、ふと自分の行動を見返すとともに、上記言葉は今後大事にしていきたい言葉になりました。

楽しく働くことは当たり前じゃないんだよな、ありがとう、気づかせてくれて

「こっちの人はみんな楽しそうに働いていていいですよね」と僕がふと口にした言葉に対し、NPO社員の人は数秒間黙り込み、その後に「楽しく働けることは当たり前じゃないんだよな、ありがとう、気づかせてくれて」と言われました。彼の頭の中では楽しく働くことは当たり前で、僕の頭の中では楽しく働くことは当たり前ではなかった(いたって無意識のうちに)。シリコンバレーの人間は仕事に対してすごく熱を持っていて、かつプライベートも大事にしていて。自分が楽しいかを非常に重視していたなと感じました。

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アメリカで働くことができれば世界中どこでも働くことができるじゃないか

現地スタートアップのエンジニアに聞いた話。アメリカで働くことができれば世界中どこでも働くことができるし、世界中の人が使うソフトウェアを作ることができるということ。単純に日本だけで働くよりも、数百倍の可能性に満ち溢れる人生ってすごいワクワクするなって思いました。

英語はできて当たり前、CS(コンピュータ・サイエンス)は知っていて当たり前

現地では英語はできて当たり前、かつIT系であればCSの基礎知識はできて当たり前でした。PMとかになるとCS+UI/UXにも精通していないといけないし、求められる最低基準が日本よりすごく高いなと。

視界が広がると、全ての物事に対する障壁が消える

つらつらといろいろ殴り書きしてしまいました。今回の渡米を経て、自分の視野がまた一段階広がったと思います。これは現地の人が仰っていた言葉の受けおりですが、「視野が広がると、物事に対しての障壁が低くなる」というのはまさにそうでした。シリコンバレーの第一線で活躍している人も僕たちと同じ人間ですし。結局彼らは一歩頑張って踏み出して、自分の見ている景色を広げて、凡人にはとんでもないと思うようなことでもある程度は当然のように思えるようになっているんです。

結局、世界最高って何よ

ぶっちゃけ明確な定義はできないですが、職能的な話でいうと、現地にいる人の平均のレベルは相当高いんじゃないかなと思いました(話を聞く感じ)。多くの役割を高いレベルでこなすという意味合いでいうと、自分も幅広いアンテナを伸ばして専門性を高めつつも幅広い視野を持たないとなと。あとはマインドセットが高い人間が非常に多いなと。でもそういう人間が日本にいることも知っているので。まあただ相対的にはシリコンバレーの方がすごく優秀な人間が多い気がしました。

土地みたいな話でいうと、シリコンバレーという地は非常に活気があって、やる気に溢れていて優秀な人に満ち溢れているし、投資額もすごい。出る杭を打たない文化がある。そういう意味では日本とは全然違って、すごく生きやすいし、ビジネスも成長しやすいんだろうなと思いました。

まとまらないですが、以上で。

※上記意見はあくまで今回の渡米であった人から聞いた情報にのみ基づいたものです。所詮5日間しか滞在していないので間違っている部分も多いと思いますが、何かあればご指摘いただけると。

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うしまる

うしまるの頭の中。自分が経験したことが誰かのためになればいいな。

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コメント6件

行動力、尊敬します!一人で行って、現地の人とアポをとって、彼らの視点から現地を見ていく。とても良いアプローチだと思います。先週、深圳と上海に行った際に私もこのアプローチでたくさんのことを学んで来れました。観光局やヴィジターとしてどこかを訪れる際、吸収できることは限られていると思いますが、現地の人の視点から見ることが、現地でのステイを最大化できることだと思います。10月の最初の週に、SFにいく用事があるので、うしまるさんのアプローチ、私も試したいと思います!
@レオンさん
ありがとうございます!現地の人の話を聞けたおかげで、とても有意義な滞在期間になりました。自分も年内か年明けに深圳に行く予定があるのですが、また同じようにたくさんの現地の人にお会いしてnoteでアウトプットを出すまでできたらを思います。コメントありがとうございました!
私も昔、ベイエリアにいましたが、人と違っていて当たり前で、むしろそれが武器になるわけで、他の奴とは違うところをアピールする必要がありますよね。みんなと同じでなければつまはじきにされる日本とはゲームのルールが違いますよね。中国も面白いのでぜひ笑
@ふたたかさん
コメントありがとうございます!確かにゲームのルールが全然違う気がします、アメリカへ行ってから海外で働きたい志向がましたので、ふたたかさんみたいに世界を股にかけて活躍できる人材になれるように頑張りたいと思います!中国も楽しみます!
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