「170cm以下の男は人権ない」といったプロゲーマーが解雇されたそうだ。

このニュースを聞いて、なんとなく「170cmなら、この発言はセーフでは」と直感的に思ってしまった。ついでに「「160cm以下の男は人権ない」はダメだけど」とも。

あとでゆっくり考えてみると、その理由は、多分、人数だと思う。

きちんとした統計ではないけど、170cm以下の男性は結構多い。多分人口の半分くらいではないだろうか。このように、大多数がコンプレックスを感じていることなので、見下しても問題ないと思ったのだと思う。

だから、例えば「180cm以下の男は人権ない」でもいいと思う。馬鹿にされる人の数が多ければ多いほど問題なくなるように思えるのだ。

納得いかない人もいると思うので、わかりやすくお金で例える。

「年収300万円以下は人権ない」は大変な問題だけど「年収１億円以下は人権ない」なら、「はいはいそうですかみんなないですよ」と言い返せるイメージ。

もちろん、今回の件はそもそも「人権」という言葉を使っている時点でダメなんだということは理解しているが。

全ての人に等しく与えられるべき「人権」と言ったから話がややこしくなった。ただ、彼女は別に、憲法に書かれた「人権」のことを言ったわけではなく、結局は「付き合えない」という意味で言ったのだろうから、そこまで騒ぐことはないのだろうと思う。