ここだけの話【作品】金の星亭繁盛記
Twitterでは決してしない、自分の作品のことや創作について話そうと思う。
【】内にジャンルを記しておくので、そこで読むか判断して欲しい。
作品は商業出版されている作品を(一作品は除いて)書いていく。
まずはじめは、哀れでかわいい私のデビュー作の話をしようと思う。
もう六年か……時間が経つのは早いですね。
『金の星亭』繁盛記~異世界の宿屋に転生しました~(カドカワBOOKS)全二巻。
全二巻だけど完結はしていない。よくあることです。
WEB版は完結まで書いたので学園編以降はそちらからどうぞ。
この作品が私の処女作です。
書いたきっかけは小説家になろうというサイトを知って半年ほど読み漁った結果、自分も書いてみたくなったから。
だからこの作品はとりわけ私にとってかわいいのです。
いきなり長編にトライした訳ですが、それは単に短編ジャンルを知らなかっただけで、本当に無邪気に毎日楽しく書いてました。
さらに言えば、皆を悩ませる感想欄の炎上もほぼ無かったし、日間には載るしでノーストレスでした。(いまだにこの時のランキングを超えたことがない)
宿屋を舞台にしたのは、私が他の色んな作品の日常回が好きだったから。
あとなろうで誰も書いてなかったから。
スローライフという言葉も知らない私でした。
宿屋を繁盛させる、というわかりやすい目標を軸に、ダンジョン都市の暮らしをじっくり書くのが本当に楽しかった。
この時はストーリーの組み立てをアニメ世界名作劇場をお手本にしていました。
疲れた時はぜひ寄って、癒されて帰ってね。と感想返信でよく言っていたような気がします。
ぴゅあっぴゅあでしたね!!
担当編集さんに「プロットってなんですか?」って聞き返してしまうくらい小説の書き方なんにも分かってなかったですね。
そんなこともあり改稿は大変でした。
1巻は脅威の7万字書きおろしです。
それだけやり切ったことは自信になりましたし、編集さんには感謝しています。
そんなデビュー作でしたが力及ばず。
すごく駄目という訳でもなかったので、例えば他の出版社だったりコミカライズとかなにか別の要素があればと思わないことはないですが、前述の通り編集さんには感謝しているし、出版社さんもがんばってくれたと思っているので……。
こういうのは運とか巡り合わせだよなぁと思っています。
以上、私の哀れでかわいいデビュー作のお話でした。
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