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便利さ VS 気持ちよさ その4 - サステナブルシフト派の二大派閥 ②理屈タイプ -

シリーズ通して伝えたいこと

「過剰に便利さを追求するエコノミー(経済)も、
余剰を許さず不便さを強制するエコロジー(環境配慮)も、
どっちかだけだと疲れるから、うまいこと融合させて中庸を見つけましょうよ。

こんな人たちに読んでもらいたい、とイメージして書いてます。
どんな人は読まなくていいか、も考えてみた。

今回から考察するのは、理屈タイプ。

この構図で言うと...

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便利さ派  VS  気持ちよさ派
(大量生産)    (サステナブル)
       ∟ 究極タイプ
           VS
       ∟ 理屈タイプ(←ここ)
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「非持続可能なままでは、愛する子どもが、次の世代が、困ってしまうじゃないか!」

と算数で左脳気味に考えるタイプの人。
はい、これ私です。

対して、
「まぁー、せいぜいがんばって。地球に優しい方がいいよね。将来世代?うーん、せいぜいがんばって。」
そういう人もいることでしょう。大量生産ビジネス界隈から恩恵を受けている人には、その人の人生と価値観がある!
そしてこういう人たちが供給してくれているおかげで、今の便利な使い捨てプラ生活があるわけですから。

はい、話を戻して。
戦後、現代の人類は、社会主義国家の存在は認めつつも、基本的には民主主義的判断であるべきという倫理観の下で国際社会は成り立っていますよね。

ここ日本はというと。
映画『新聞記者』の中で

「この国の民主主義は形だけでいいんだよ」

というセリフを言わせ、日本アカデミー賞を獲得し、それを大手メディアは大々的には報じない(報じられない)という忖度も同時に存在しつつも、一応"民主主義が機能しているという体裁"、ですよね。

えぇ、我々理屈タイプ市民の間の常識として(勝手に代表して喋る奴)、その体裁を理解した上で、「こんなファシズム国家!」なんてことをわざわざ口にしてわざわざ不利になるようなことはしないのです(笑)。

数で勝れば、勝利

民主主義 = 数の論理が機能するとは、私の解釈ではつまるところ、
知名度 / 支持数 / 投票数 という指標で、過半数の獲得をしたかどうかが、勝敗を決するということ。

民主主義 = 数で勝ることが勝敗の基準ということであれば。
大量生産/消費/廃棄の経済圏が生み出す便利さと豊かさに対して、
持続可能な経済圏の(今のところの)一番の売りである気持ち良さが、数で上回ることができたら。

切り替わることもあるのかもしれません。
土器を作っていた時代から続く便利さへの追求が、

「資源をむしり取ってばかりいないで、手入れもしよー。えへへ」

という、環境配慮な行為をした時に感じるラブ&ピースな気持ち良さを追求する人の数で、上回る。
それを起こそうというのが、持続可能な社会を目指すということになるわけです。
理屈タイプが考える数の論理だけで考えたら。

次回、便利さ VS 気持ちよさ その4
- 続・サステナブルシフト派の二大派閥 ②理屈タイプ -

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