「選択的夫婦別姓」とジェンダー平等は関係ない。マスメディアは思想警察にでもなったつもりか。リベラルは自殺行為をやめろ。

数日前にもこの件について私も記事を書いたが、特に新しい情報がないにも関わらずマスメディアが執拗にこの問題を取り上げている。ちょっとしつこすぎやしないか。

こちらの記事でも書いたが、現行法でも「男性あるいは女性どちらの姓でも名乗れる」制度になっており、つまり法的には男女差はないわけだ。ただ実際には男性の姓を選択するカップルが圧倒的である、という、ただそれだけの話である。

付け加えて言えば、安倍政権は公の場での旧姓使用を積極的に認めてきた経緯があり、丸川珠代議員自身も結婚されていて姓は「大塚」に変わっており、「丸川」は旧姓である。

この記事のようなイチャモンが上がっているが、疑問を持つ方が頭悪いのであって、丸川議員は「選択的夫婦別姓制度など導入しなくても、安倍政権が推進した旧姓使用の範囲拡大で十分対応できる」ことを、自ら証明されておられるだけなのである。

そして時事通信の記事に戻るが

ジェンダー平等は五輪の理念の一つで、丸川氏は男女共同参画担当相も務める。適格性を問う声は党派を超えて広がりを見せる。

最初に説明した通り、法律上は同姓婚でもジェンダー平等だし、しかも旧姓使用が可能な範囲も拡大されている。つまり、「選択的夫婦別姓制度に反対することはジェンダー平等に反する」という決めつけ自体が、報道倫理としてあるまじき行為だし、「五輪担当相にふさわしくない思想」なるものを設定することは、日本国憲法第19条「思想信条の自由」にも反する

そもそも「選択的夫婦別姓」などと簡単に言うが、選択肢が増えるということは必ずしも良い事ばかりではない。選択を強いられる、という負担も同時に増えるのだ。

だから私は、選択などしなくても済むように、両方の姓を名乗れる制度にするべきだとしつこく言っている。誰か国会議員、俺のnote読めよ!!

たしか山尾志桜里さんがnoteやってたな。コメント書いてみようかな。

例えば丸川珠代さんの場合であれば、大塚丸川珠代あるいは丸川大塚珠代となるわけだが、通称は大塚珠代でも丸川珠代でもどちらでも良いことになる。ジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニア氏がいちいち本名など名乗らず「ジョー・バイデン」で通っているのと同じことだ。

もともと私は選択的夫婦別姓に対して絶対反対という考えではなかったが、昨今のメディアスクラムによる同調圧力に対しては薄気味悪さしか感じない。

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