天は人の上に人を造らず

田山たかしさんやぽんこむさん等が竹下郁子さんの発言に噛みついておられますが、まあ、こんな発言をしてちゃ噛みつかれて当然ですよね。

まあ、醜い本音が、つい出てしまったのでしょう。

価値ある人に、より多くの収入を与えるべきだ、と主張するのであれば、わかります。しかし、竹下さんの言ってることは、原因と結果が逆転してしまっています。

傾向としては、存在価値の高い人ほど多くの収入を得られる、というのは間違ってないかと思います。ですが、それはあくまで傾向の話。現実には、このシステムは沢山のエラーを含んでいます。

ま、だからこそ、収入の少ない人が打ちひしがれなくて済んでいる、という面もあると思います。100%完全に正しい人間評価というものがあったとしたら、収入だけでそれがはっきり分かってしまいます。これは、理想的なようでなかなか残酷な社会です。

しかし、そのような社会は永久に訪れないでしょう。なぜなら、人の価値は一意に決まるものではないからです。無数の評価軸が存在するからこそ、「自分は無価値な人間なんだ」と悲観することなく生きていくことができるわけです。

もちろん、マイノリティ=存在価値がない、という主張は明らかに間違っており暴論ですが、だからといって、いくら売り言葉に買い言葉とはいえ、貧乏人=存在価値がないと言ってしまう竹下さんも、同じレベルで人の倫を踏み外してしまっています。

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ていうか、竹下さんって、こういうレベルの低い、反論しやすいアカウントに対しては攻撃的なんですね。理知的に批判してくるアカウントに対してはブロックするくせに(笑)

もちろん、それも個人の自由ですが、かりにも言論を生業としている人がそんなことで良いのでしょうかね。そのような態度こそがご自身の信用を貶め、マスコミ不信を助長していることになぜ気付かないのか不思議でなりません。

ていうか、マスコミの手法として、取材対象(主に政治家等)を怒らせることを言って失言を引き出すのはOKでしたよね。だとしたら、まきば王さんは竹下さんの醜い本音を上手に引き出したわけで、有能な質問者ということになってしまいますね。

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