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生きる表明(自分VS世界)

絵をずっと描いていられたらいいのにな、って子供みたいな欲求で考える。

絵について、表現したいことについてとにかく考えている。
私の腕は二本しかなくて、頭のキャパシティーはそれほどなくて、すぐ溢れたりこぼれたりする。
だから自分の心の中から消えてなくなってしまわないように、生活しながら絵について考えたことを書き残しておきたくなった。

私はたぶんただ『絵を描くこと』が好きなんだと思う。
描いているのは楽しい、切実にしつこい位毎日絵がうまくなりたいと思う。
何年たっても十年たっても二十年たっても思ってる。

ただそれだけなのに作品で評価されたいのか、人の心に触れたいのか、お金を稼ぎたいのか、ずっとそれをしていたい好きなことであるだけなのか、考えてはわからなくなる。
好きだからずっと絵を描いていたいと思う、だから仕事にしたいと思う、だからイラストレーターやクリエイターになることを夢見ている。
専業になってそのことだけを考えていられたらどれだけ幸せなんだろうかとないものねだりで考える。
でも結局私は兼業になったとしても、生きている限り好きなものは好きなので、描き続けていくんだと思う。

絵を描くことってなんだろう、表現ってなんだろうって考える、小学生みたいに中学生みたいに高校生みたいに青臭く考える。
私は生きるのが下手で世渡りが下手で、言葉にするのも下手だし、感情を表に出すと怒られるから、自分の中に封印しているうちに発酵して創作物を作っていた。

ゴッホとかクリムトが好きで、そういう画家についての書籍を読んで、ゴッホとクリムトは全然違うけど似てるんだなって思った。
ゴッホはひたすらに表現表現表現って感じで、愚直に孤独に描いているイメージ。
画家はみんなそうなのかというとクリムトは世間に評価されて恋人もいっぱいいて、だけど自分の作品を認めてもらえないこともあって『人生は戦い』ってタイトルで絵を描いてみたりする。

みんなクリエイターとかというかクリエイターとか何とかの前に人間として戦ってるんだよなって思う。
自分の中の世間とか、自分VS世界でいつも戦ってるんだと思う。
溢れる気持ちとか愛とか憎悪とか呪いとか希望とか光とかフェチとかエロスとかタナトスとか死生観とか、ミックスジュースみたいになったいろいろが溢れてる。
戦って考えた結論とか濁り切ってるけど純度の高い感情を何らかの方法で吐き出す。
文字、音楽、趣味、絵画、創作、仕事、承認欲求。

ごちゃごちゃぶつくさ書いたけど、結局生きること、世界と戦うことをやめられないなら、どうせなら好きなことを思いっきりしたい。
私は生きてずっと描いていたい。世界に絶望しても、祝福されても関係なく描いていたい。
できれば専業にめちゃくちゃなりたい、方法はわからないけど、ずっと描いていられたらいいのにって何度も思う。
キャラクターの絵なのか抽象画なのか、花の絵なのか、想像上のなにがしかなのかはわからないけど、楽しいから描いていたい。
でも兼業でも、なんでもやりたいやつは授業中だってテスト中だって描くんだよなって、本物の青二才だった自分を思い出す。

生きて描き続けたいと思う、戦い続けたいし、目の前の世界を受け入れていきたいと思う、
目の前の世界で、大なり小なりの出来事があって揺れる心と感情を描いていきたいと願う。
生きていきたいと思う、これは弱者なりの精一杯の生きる表明です。

楽しく描いたもん勝ち!たのしく生きたもん勝ち!
悩みがある人は悩みが解決できますように、眠れない人は夜を楽しく過ごせますように、笑ってみんなが明日も過ごせますように。
これから続く未来も楽しく描いていけますように。

ごちゃごちゃですみません!おわり!

是非今後の活動に役立てていきます! リアクションいただけるたびに幸せをもらっています! いつも本当にありがとうございます。