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アートの探索

このマガジンは、アートエデュケーターの臼井隆志が、子育てのことや仕事の中で気づいたこと、読んだ本や見た展覧会などの感想を徒然なるままに書いています。ご購読いただいた方には、日々の… もっと読む
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#対話型鑑賞

ロールモデルから相互触発へ ー2019年・2020年をふりかえる

アートの探索マガジンの廃刊を決めて、この4年半を振り返る記事をかくことにした。まずは、201…

11月第4週の日記:散らかった実践は一つの問いにまとまる

11月も第4週。来週はもう12月だ。早いものだ。あいかわらず寒かったり暑かったりする変な気温…

11月2週の日記:対話型鑑賞という基礎

週末に喉を痛めてしまい、ダウンしていました。更新が遅れてしまって申し訳ありません。 今週…

1月4週をふりかえる:アートの誤用と誤配の違い

今月末は加速度的に忙しくなってしまった。はぁ、やらなければならないタスクに追われて、デス…

1月第1週の日誌:コミュニティのダークサイドと、手段の目的化

1月に入って、「頑張りすぎない」ことを目標に仕事を程々にセーブしながらどうにか働いている…

「観客」としてできることは何か

8月が終わろうとしている。暑かった夏休みの日々を終え、仕事に戻るやいなやパートナーが胃腸…

虚実とのモミクチャの格闘 ー範宙遊泳『ディグ・ディグ・フレイミング!』を観る

今日は、劇団範宙遊泳の最新作『ディグ・ディグ・フレイミング』を観劇してきたので、その感想を書きます。 コロナ禍で、3年ぶりの観劇となり、アートエデュケーターとして仕事をしながらも舞台芸術に触れられない日々の鬱憤が晴れる素晴らしい観劇体験になったのでそのことを書いておきたいなと。 『ディグ・ディグ・フレイミング!〜私はロボットではありません〜』「何故に謝らなければならぬのか?」をめぐる物語 『ディグ・ディグ・フレイミング!〜私はロボットではありません〜』は、劇団範宙遊泳の

マルセル・デュシャン『泉』をめぐる対話型鑑賞

4/17(土)、ワークショップ「アーティストトレース」を行いました。アーティストトレースは、歴…

Facebookで対話型鑑賞をやってみた

アートエデュケーションにおいては、絵を描いたり演劇を作ったりといった「創作表現」だけでな…

「詩と描画による対話型鑑賞」とはなにか?

こんにちは、臼井隆志です。今日は「詩と描画による対話型鑑賞」イベントのレポートを更新しま…

アートの探索遠足#009 詩と描画による対話型鑑賞

こんにちは、臼井隆志です。今日は、対話型鑑賞イベントのお誘いです。「アートの探索遠足」と…

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2020年8月の日記

こんにちは、臼井隆志です。 今日は「アートの探索」のブログを更新します。世間が夏休みに入…

アートの探索遠足#008 オンライン対話型鑑賞

こんにちは、臼井隆志です。今日は7月の「アートの探索遠足」のお誘いです。 「アートの探索…

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オンラインで抽象画の対話型鑑賞やってみた

7/25(土) オンライン対話型鑑賞イベントを開催しました。 今回は抽象絵画の大家、ヴァシリー・カンディンスキーの初期の作品を扱いました。 今日はその対話のなかで発見された3つの点について書きます。 1. 「パレイドリア効果」を引き起こす抽象画みなさんもぜひ、こちらの作品をじっくり見てみてください。 タイトルを意識せず、ボーッとみてみるといろんな形状が見えてくるようです。たとえばこんな感じ👇 「真ん中にピエロの顔が見える」 「お茶碗に見える」 「顔のついた新幹線