見出し画像

アートと企業活動をつなぐ術とは? アートエデュケーションから考える

5月に入り、ようやく「アートの探索」の記事を更新することができました。5月1日に娘がコロナウィルス陽性となり、その後息子、ぼく、妻の順に発症し、いわゆる家族内感染の状態になりました。

ぼくは2日ほどで回復したのですが、妻が1週間近く熱が下がらず、もろもろの症状が出てしまい、看病しながら子ども2人をワンオペしている状況でした。そのなかでマガジンの更新が滞ってしまったこと、読者の皆様に深くお詫びを申し上げます。

さて、今日はそんな自宅療養のゴールデンウィーク中に、頭の中で練っていた記事を更新したいと思います。今週末のトークイベントの登壇に向けて準備していた内容を書いていきます。

トークイベントのテーマは「アーティストがいることによって生まれる、ビジネスとの学びあい」です。そのなかでぼくが提示したい問いは、「アート領域での活動を、ビジネス領域に持ち込むことはどのようにして可能なのか?」と、「ビジネスパーソンがアート領域での活動に自ら越境する動線は、いかにして設計可能なのか?」という問いです。

アート領域の活動と、ビジネス領域の活動を、フォーマル学習・ノンフォーマル学習・インフォーマル学習の観点から整理してみたいと思っています。

ここから先は

3,426字 / 12画像
マガジンの売り上げは、アートワークショップの企画や、子育てをする保護者やケアワーカーがアートを楽しむための場づくりの活動費(書籍購入、リサーチ費など)に使わせていただきます。

アートの探索

¥500 / 月

このマガジンは、アートエデュケーターの臼井隆志が、子育てのことや仕事の中で気づいたこと、読んだ本や見た展覧会などの感想を徒然なるままに書い…

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いただいたサポートは、赤ちゃんの発達や子育てについてのリサーチのための費用に使わせていただきます。