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現代美術とパフォーミングアーツにおける「エデュケーション」の違い

こんばんは、臼井隆志です。アートの探索マガジンを更新します。

今日は、「アートエデュケーション」という言葉をめぐり、現代美術とパフォーミングアーツにおけるエデュケーションのありかたを紐解いてみます。

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来年度に、若手アートエデュケーションに関するワークショップを企画している。企画が通るかどうか、申請次第なので、まだ実施は未定だが、アーティストとエデュケーターが子どもとのプロジェクトを展開するための活動を構想している。

アートエデュケーションにおいて、子どもとのプロジェクトには三つのバリエーションがある。

1つめは子どもとの共同制作。
2つめは子どもの作品鑑賞。
3つめは子どもの遊び環境創出。

これらのプロジェクトを、パフォーミングアーツ、現代美術、建築、プロダクトデザインなど、さまざまな表現者・クリエイターとつくりだしていく。そのためのエデュケーターを育成していく。

このプロジェクトの企画のなかで、対話しながら発見されたことがあった。それは、パフォーミングアーツの世界と、現代美術の世界で「エデュケーション」という言葉の普及の仕方が異なっている点だ。

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