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【思考録】必要になったもの2 -2月編/01-

 生活保護を受けるにあたり、必要となるものについて、うろ覚えとなってしまうが書き出したいと思う。

 これらは自己破産の申し立てについて弁護士に指導してもらいながら進めたときと似通っている。それもそのはずで、どちらもまずは「お前は誰だ」ということと、「なぜその状況になった」ということ、「今の状況はどうなんだ」ということを明確にする必要があるからだ。
 生活保護を受けられるかどうかにかかわってくる。

 なお、明らかな生活苦を強いられているにも関わらず、生活保護を拒否されることがあれば弁護士に相談すると良い。生活保護も弁護士も「国民を守る」というシンプルな役割を持っている。弁護士への相談窓口は無料で受けられるほか、電話でまずは相談することもできるのでとりあえずは動いてみようこちらのウェブサイトが力になると思う。

 では、生活保護で必要になったものを列挙する。

身分を証明できるもの

 運転免許証、パスポート。国民健康保険証では顔写真がないため、これともう一つ何かが必要となる、らしい。マイナンバーカード、および通知カードがあると良いかと思う。
 しかしこれは私が日本国籍の者だからだ。もし外国籍の方であったり、帰化した場合などは少々話が変わってくるのかもしれない。

住民票

 指示された場合は役所へ行って取りに行こう。手数料がかかるほか、お釣りはでないように。窓口にもよるが「大きいお金は受け取れない」とされることもある。
 記載する内容に指定があれば忘れず設定しておくこと。特になければ、とりあえず出せる情報は全て出した方が手間がないかもしれないし、提出先も公的な場所なので情報過多で困ることはないと思う。

印鑑

 とりあえず持参が吉。というのも話が進むのならトントンと進めた方が良い。それでも数日は毎日通うことになるかもしれないが。どれがどれ、と覚える間もなくたくさんの申請書や委任状が来るのだが、シャチハタだとダメだったりするので注意。

財布

 今持っている現金の確認を行う。生活保護の受給資格については個人でケースが様々であることと、私は専門家ではないので詳しいことは分からんというのが正直なところ。所持金と貯金によっては受給が認められないこともあるそうだが、月の支払い内容との照らし合わせで最終的に決められる。

通帳

 あれば提出を求められる。
 これはコピーされ、現在の貯金額と今までの入出金を見られる。私の場合は生活保護の相談の前に自己破産の相談をしていたため持っていたが、メインバンクだけでなく持っている銀行の通帳全部が必要。
 相談時点では持ってないことが多いので「持ってきて」と言われたら持ってこよう。ちなみにネット銀行の場合は通帳や明細がないものもあるので担当者に確認すること。

離職票

 あれば確認される。持ってきてほしいと言われることもある。
 というのもどこに働いていたのかとか、いつ辞めたのかも調査ポイント。失業保険がきくならそちらを優先させる。生活保護費も税金なのでね。
 生活保護に頼るレベルの何があったのかを知らないといけないので、虚偽の発言なんかしないで素直に正直に白状しましょう。働けなかった場合はその理由を述べれば良いです。それが事実なら仕方ない。

手帳

 これは自分のためにあると良いと思う。ノート、メモ帳でも良い。
 とにかくあれを持ってこい、ここに書いてほしい、次はいつ何を、どこで、というやり取りが次々に発生する。書き残さずに「忘れてました」だと、その分申請が滞ってしまうし往復するのも面倒だろう。

 生活保護の対象になるかどうかは、インターネットを使って探せばいくつかウェブサイトが見つかると思う。だがその情報を書いたのが誰であっても、そしていつ発信されたのかにしても、最善なのはその窓口に行って話を聞くことだ。
 基本的に平日のみの対応だが、土日でも窓口を開放している場合もあるので、勝手に失望しないで窓口を探してみてほしい。それでも時間が取れない場合は電話すると良い。
 ここでやってはならないことは『自己判断で早まった行動をとる』ことだ。もちろん生活保護も自己破産も悪用厳禁だが、それを前提に相談するといったことはないだろう。副業に失敗、自営業に失敗、賭け事でも悪癖でも事実は事実。そして前向きに乗り越えたいという気持ちがあるならその一歩をぜひ踏み出してほしい。

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