母が自由な世界へ

noteの不具合なのか
わたしがデジタル音痴なのか…

わからないけど
noteから離れて月日は流れ…

母は肺がんで自由が効かなくなった身体から旅立ち…

晴れて自由な世界へと旅立ちました。


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2019年末。
ぼろぼろの状態で
肺がんステージ4が発覚。

もうダメかと思ったけれど…

ありがたいことに
抗がん剤がきあてくれて
自分の好きな時間も楽しめることができて。

楽しんでくれている、と

遺される私たちに思い込ませてくれて…

母は1年7ヶ月の闘病生活に終わりをつけ
自由な世界に旅立っていきました。


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以前、
悲しみだけはどうしようもない…

という記事を書いたけど。

本当にこればっかりはどうしようもありません。


かなしい…


でも。


最後の数週間。


あと数時間です!


と言われてから持ち直してからの週数間。

母はすごくがんばってくれまして。


もうダメです!

と、連絡をもらってかけつける度に
持ち直すんです。

血圧が下がりすぎて

もうダメです!

ってなっても…
私が到着すると上が131、下が65まで
持ち直すんです…。

そうして、3週間弱がんばってくれて。

その間、
いろいろ考えました…

私たちがムリヤリこの世にとどめさせてしまってるんじゃないか…と。

母はほんとはもう…
自由に旅立ちたいんじゃないか…と。

残される側の勝手な妄想だとしても…

母が今、
思うように動かなくなった身体から解放されて
自由に
活き活き
動き回れていると信じたい。


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間を、何も綴れぬまま
結果のご報告となりましたこと、
申し訳ない気持ちです。


ただ
同じく肺がん末期の家族を持たれて苦しい方へ。

検索の結果、
ここへ辿り着いてくれた
顔も知らないあなたへ。

何も知らずにいきなり逝かれるよりは
本当にボーナスステージのような
時間が残されています。

わたしはその時間を母と少しでも過ごせました。

悲しみに囚われて、
今目の前の…

また共に過ごせる目の前の大切な人の
言葉や望みを大切に過ごせますように…

去りゆくその人ではなく
自分を悲劇のヒロインに仕立て上げ
目の前の大切なことを見失いませんように…。


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#肺がん  #ステージⅣ #ご報告

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