見出し画像

断捨離のゴール地点はどこなのか

定期的に断捨離をしている中で、

断捨離のゴールってどこ?
どういう状態を目指して断捨離しているのか?

とふと思い、改めて「どのような状態が断捨離のゴールと言えるのか」を考えてみます。



断捨離が流行り出したのは、“こんまり”こと近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」が話題となった2010年頃でしょうか。


私も断捨離を始めてかれこれ7年ほどになりますが、目的が見えていないと終わりのわからない不安感や、必要な物まで捨ててしまうということに陥りかねません。


さっそく結論からですが、私が行き着いた断捨離のゴールとは、見えている状態であることです。


見えている状態とは、言い換えれば「把握できている・管理できている」とも言えます。


私自身目指しているのは、所有しているものについてきちんと居場所が決まっていて、戻す場所が明確な状態です。


これがもし引き出しいっぱいに押し込まれている状態だと、「こんなものも買ってたんだ〜」と把握できていない状態になる可能性が高まります。


これではものが粗末な扱いをされており、決して気持ちの良い状態とは言えませんよね。


1つ1つのものの居場所にゆとりを作ることを心がけると、大切に扱うことができる上、自分が把握できている状態に近づけます。


そしてそれらは、
・生活必需品
・大切にしていることにつながるもの
の2種類であると考えています。


分類していくとこの2種類に分けられると、断捨離をしてきた中で気づきました。


例えば料理道具のシリコンの大きいスプーン。
調理の際とても使いやすく、さらに取り分ける際もきれいに素早くすくえます。
美味しく調理でき、時短にもつながるのでこれは「生活必需品」。

スコーン用のスキッパー。
スコーンを休日前に作って翌朝の朝食で食べることが好きなので、このスキッパーは趣味であるスコーン作りをより美味しく仕上げるための道具。
こちらは、「大切にしていることにつながるもの」になります。


もっとわかりやすく、断捨離のゴールのイメージを図にしてみます。

このように、きれいな円であるとすべてが見えている状態となります。


つまり、断捨離の目指すところは、バランスを整えて適量にし、きれいな円に近づけていくことだと考えています。


また、断捨離に完全なゴールはなく「きれいな円に近づける→保つ」を基本として、時間の流れや環境の変化に合わせて替えていきます。


では次に、見えていない状態を図にしてみます。

不要なものや必要以上にものを所有している可能性があり、見えていないものがたくさんあります。

クローゼットいっぱいにかけられた洋服。
さらには奥のレールにも洋服がかかっていて、取り出すのにも一苦労。
たくさん洋服はあるけど、結局手に取るものは同じもの。

これは適量以上にものを所有している可能性が高いです。


逆に少なすぎても、バランスが悪くなります。

このような状態だと、自分らしさがなくなってしまい、空虚感などが出てきてしまうかもしれません。



「きれいな円に整えていく」ということを頭におくことで、断捨離をより好きになり、心地良い暮らしに近づいていくと思います。


目指すところが明確だと、目的を見失わずに楽しく断捨離を進めることができるかもしれませんね!


それでは、この辺で!

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?