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むじなだってきつねだっていのししだってみんなみんな生きているんだ友だちなんだ。会津歌旅5-③【アーカイブ2023年5月6日】

■20230506/3日目-前半

田賀アニプロデュースの会津歌旅まだまだ続くよの3日目。

はじめての朝ラー

今日は初・朝ラー@喜多方。
昨日お世話になったおんつぁげすのひらくさんに案内いただいて食べに行った。背脂のゴッツイ系かと思いきや、あごだしが効いていてとても美味かった。ラーメン道は全くのド素人なんだけど、朝から幸せな気分になれる朝ラー活はいいもんだ!!

まずは山の神様にお参りだ

田賀アニの車で次の目的地、三島町の大谷集落へ。
到着した頃にはまだ雨は降ったりやんだりしていた。お世話になる集落のまとめ役・政人さんのお家へまずご挨拶に伺うと俺の親戚の郁子ねえさんに雰囲気の良く似たチャキチャキの可愛らしい奥様が出てこられた。

空模様が下り坂だから、残念だけど山の神様の前での宴は出来そうにない・・・ってことでみんなでいま公民館での準備を進めてますよ、とのことだった。聞けば、回覧板や掲示板も使って宣伝してくださってたらしい。もうほんとうにのっけからありがたい思いで胸が詰まった。

はじめまして 神戸から来ましたテルです よろしくお願いします

開始30分前あたりからわらわらと、気づけば30名近くのにいさんねえさんが(中には隣の集落からも)大集合!みんな、仕事の手を休めて来てくださった。
聴いたことのない歌をうたう、初めてやってきた変な名前の海のものとも山のものともつかぬ歌うたいに気を向けてくださって、時間を割いてくださった。
なんてありがたいことだろう。
耳を向けてくださって、一緒に歌ってくださって、酒を呑み交わして。

そりゃみなさん はじめは 距離がありますね・・・

来てくれる人たちの年齢層とか好みとかあまり気にせず寄せていかずに、じぶんの歌をうたったらいいと田賀アニには言ってもらえていてありがたかった。
合間にフォークソングのリクエストタイムやカラオケ(俺がギターを弾いて集落のにいさんが歌う)も入れましょうとざっくり打ち合わせをしておいて、本番が始まった。

歌の宴は15時過ぎから17時半まで続いた。

あ、叱られてるわけではありません・・・(;´д`)

歌本は田賀アニが何冊も用意してくださった。分厚いやつ。本当にありがとうございます。その場の空気を感じながらみんなに聴いてもらえる歌を次々と繰り出していく!というスタイルで、とにかくたくさん歌った。

実は以前からぼんやりと、歌でワークショップみたいなのができるといいなーってずーっと温めていたアイデアがあって。
それを、ポン!とやってみた。
「手のひらを太陽に」のサビをみんなでつくる、っていう遊び。
ほら、あの歌の1番のサビね
  ♪みみずだーって
  ♪オケラだーって
  ♪アメンボだーあーってー
だっていうのは、大体みんな、わかってる。
でも、2番・3番となると、だいぶと少なくなるんだよね、知ってる人の数。
んじゃ、そこ、みんなてつくって、歌いましょー!!!っていう企画。
みなさんのまわりの生きもの、どうぶつ、出してみてくださーい。って。

やってみたよ!
そしたら・・・出てくる出てくる これがとーっても 面白い。

にいさんねえさんたちの暮らしに密着した生きものたち。ほんとうに愛おしい

みなさんの生活の中で かかわりのある生きもの、どうぶつたちがたくさん。田賀アニの活動のお弟子さんも協力してくださって、公民館のホワイトボードにばんばん書き出していって。
 むじな きつね いのしし
 うさぎ まみー はくびしん
 くまー まむし カメムシ
みんなで ゲラゲラ笑いながら 歌ったよ。
ほんとー 楽しかったなぁ。
グッジョブ、ホワイトボード!そしてグッジョブ、お弟子さん。ありがとう!

できるだけ輪になって、ね
次はワシが行ったろ!て感じで一升瓶が足元にあるわけです

できるだけみんなに等しく歌が想いが届けられるように、椅子も円弧になるように並べてもらって、地べたに座ってもらえる人にはそうしていただいて、日本酒を酌み交わしながら歌わせていただいた。

最後は「可愛いひと」を歌った。
ひとりひとりの そばで歌った。
みんな ちょっと照れながら そしてとても嬉しそうに うんうん って聴いて応えてくれた。
中でもひときわ先輩の姐さんが 照れながら何度も「ありがとうございます、ありがとうございます」と言ってくれた。
なんかもう あったかいもんが ぶわーっと込み上げてきて 一瞬、歌に詰まった。

ほんと、たくさん とても幸せな時間でした。
ありがとうございます。

5-④につづく)

・・・・・


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