マガジンのカバー画像

501
ふと浮かんだ言葉を残していきます。
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

【詩】煮詰まってる?いえいえ実は……

ぐつぐつぐつ 頭の中が沸騰中 ぐつぐつぐつ いろんなアイディアが放り込まれて煮立ってる …

天鳥そら
3年前
5

【詩】北風と太陽

北風がおおきくぴゅーっと吹いてくる コートの中にしっかり体をいれて マフラーの中に首をい…

天鳥そら
3年前
10

【詩】靴と靴の持ち主

玄関に小さなお靴がならんでる これは誰の? あれは誰の? ちゃんとそろえてあるのは 大人…

天鳥そら
3年前
13

【詩】ちっとも変わらない

ちっとも変わらない 確かにそう思った だけどね 話している内に なつかしさのあまり口から…

天鳥そら
3年前
9

【詩】まだまだ

ぽつっぽつっぽつっ 古い傘に雨があたる ぽんぽろりんという小気味良い音はとっくの昔に去っ…

天鳥そら
3年前
9

【詩】

川があると叫んだ子供に あれは水たまりだよと母親が笑う 雨が降った翌日のこと 田んぼにた…

天鳥そら
3年前
7

【詩】一度きり

言葉にならない だから歌おう 詩にならない 言葉の欠片つむいで 夜空に投げよう メロディーは稚拙で どこかの誰かが奏でていたかもしれない 古い誰かが口ずさんでいたかもしれない それでもかまわない この日 この時 この気持ちは たった一度のものだから

【詩】不運だったのかな

ラインにならび スタートの準備をする ぱんっという音がして 駆けだそうとしたら 思いっき…

天鳥そら
3年前
11

【詩】ほろほろとふる

ほろほろとふってくる この白いものはなんだろう はらはらとふってくる このかるいものはな…

天鳥そら
3年前
8

【詩】あなたのために舞う

こぽこぽと空気の泡を吐いて ガラスの向こうを眺めてる 水の温度はちょうどよく 置いてある…

天鳥そら
3年前
16

【詩】すこし休憩どこで休憩?

とんとんとん 軽快に階段を上がっていく まだまだいける どんどんいける そう思っていると…

天鳥そら
3年前
9

【詩】間近に迫る声

霜柱のとなりをちろちろと水が流れていく その水面がまぶしく光る 明るい日差しはいつのもの…

天鳥そら
3年前
10

【詩】せわしない

くるくると動き回る ぱたぱたと走り回る あとでね またね そんな言葉を残して去っていく …

天鳥そら
3年前
12

【詩】待機中

春かしら そう思いたくなるような陽気 まあるいたんぽぽ 流れる川の音は笑ってる まだまだまだまだまだですよ じっと隠れていた 冬の子が くっくと笑って待っている みんなを驚かそうと待っている その冬の子の後ろの方で 遠く遠く後ろの方で 冬の子を蹴散らさんと 春の女神のそばで 春の子が準備中 今にも飛び出さんと待っている