天鳥そら

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ほぼ毎日noteの更新をしています。日常の小さな出来事から、ショートショート、詩などの作品も更新しています。 アメブロ:https://ameblo.jp/togenkyo888/

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【詩】初夏の風

春風を追い抜いて どんどん田畑を渡っていこう 竹林の間を通り抜け 川面をすべるように走り 鳥よりも早く走っていこう どこから来たかって? どこへ行くんだって? そんなことどうだっていいじゃないか 新緑の葉を揺らし 光を大地にこぼしていこう 出発の準備が整った たんぽぽの綿毛を連れていこう まだ春を知らない雪国 目覚めたばかりの山奥 春はとっくに通り過ぎたのだと 報せに行こう さあ行こう はやく行こう ぼやぼやしていたら あっという間に夏がやってくるから

    • いちごは真っ赤な宝石のよう

       4月も終わりに近づいています。旬のくだものであるいちごは、そろそろ終わりを迎えるでしょうか。飲食店では初夏の季節に合わせ、マスクメロンを使ったデザートを見かけました。  今日は、気温が低く肌寒い1日でしたので、マスクメロンを使ったおいしそうなデザートは、ちょっとまぶしく見えました。明日は気温が25度以上の夏日となるようなので、目にさわやかな緑と甘くみずみずしいマスクメロンは、ぴったりのスイーツとなりそうです。  ここ数年で、気温の激しさを感じるようになりました。  数

      • 【英語学習】2024年テキストなしでラジオ英会話継続です

         3月下旬。4月からラジオ英会話はやめておこうかな、なんて考えていたのですが、結局、4月1日からラジオ英会話を聞いています。  ラジオ英会話、毎年テーマがありますが、今回は英文法です。英会話だけでなくビジネスや受験に生きる、とあるので幅広く学習者がいそうですね。実際にファンも多く、同じ学習者に勇気づけられています。  ラジオ英会話では、英文法に加えて、会話で使えるフレーズがダイアローグの中でちりばめられています。1度でてきたフレーズでも、2度3度と別のダイアローグでもでて

        • 八重桜は雨の中で頭をたれる

           今日はしとしと雨の1日でした。午後からは薄日が差しましたが、すぐに厚い雲におおわれてしまいました。  しとしと雨のなかで、八重桜は見ごろを終えようとしています。なぜなら、つい数日前まで空に向かって咲いていた花が散り始めました。そして、重たそうに地面に向かって枝が下がりはじめたからです。  ソメイヨシノの写真を撮る方も多いですが、八重桜に向かってシャッターを切る方たちをちらほら見かけました。  満開も、散り方も、見事としか言えないソメイヨシノですが、八重桜のあでやかさは

        【詩】初夏の風

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          【読書】しゃばけシリーズ第22弾『いつまで』~時を超えても若だんなは若だんな~

           2023年7月20日に発売されました。しゃばけシリーズ最新作です。去年、読むはずだったのですが、機会を逃してしまい、つい最近になって読みました。  今回のしゃばけシリーズ、「いつまで」は、短編連作ではなく長編です。いつもは、1話ごとに読んで休憩していました。区切りがつけやすかったんですね。それが、今回は、続きが気になってどんどん読み進めてしまいました。  今までも面白かったしゃばけシリーズですが、今回は、若だんなが悪夢を通じて5年後の江戸にタイムスリップするという展開で

          【読書】しゃばけシリーズ第22弾『いつまで』~時を超えても若だんなは若だんな~

          モッコウバラが満開です

           モッコウバラが満開でした。私の敷地内ではなく、ご近所さんです。すぐそばだったのに、意識していなかったせいか、視界に入っているのに気づきませんでした。  モッコウバラはツル性です。小ぶりな花を、枝にたくさんつけるので豪華に見えるんですよね。初心者さんにも育てやすいので、気軽に植える方も多いようです。  ただし、成長が早く10メートルを超えることもあるようなので、マメにお手入れしないと育ち過ぎたということになります。  我が家にもモッコウバラがあったのですが、今はありませ

          モッコウバラが満開です

          足元が芝桜でいっぱい

           芝桜の見ごろは、4月から5月です。ソメイヨシノが散り終わり初夏となるころですね。東北や北海道ですと、ソメイヨシノの開花と重なるのでしょうか。  薄紅色の、散る美しさではなく、大地に根差したくましさを感じます。花自体は、可憐な印象がありますけどね。 芝桜、桜と名前がつくから、薄紅色やピンク、濃いピンクなどをイメージしがちですが、芝桜には、赤、白、ピンク、淡青、青紫と多彩です。  芝桜はピンクだと思っていると、目の前に広がる花を芝桜と気づかないこともありそうです。  繰

          足元が芝桜でいっぱい

          あでやかな藤もたくましい藤も

           日を追うごとに八重桜が満開に近づいていきます。ソメイヨシノが散ってしまうさびしさは、他の花々が咲くおかげで癒されていきます。  藤の見ごろは、4月下旬から5月下旬。  ばっちりゴールデンウィークにあてはまりますね。ネモフィラ、藤、芝桜、ツツジやサツキも咲きはじめるでしょうか。  百花繚乱ともいえる季節の到来です。  今年のゴールデンウィークは、4月に3日間、5月に4日間。前半と後半で、間が空くのでちょっと短く感じそうです。  お天気に恵まれやすい時期ではありますが

          あでやかな藤もたくましい藤も

          薔薇の見ごろはまだ先

           ソメイヨシノが散ってしまい、八重桜が咲きはじめました。桜並木は新緑の季節を迎えようとしています。今まで薄紅色に染まっていた桜並木が、今度は緑のトンネルへと変わっていきます。  初夏が当たり前になるころ、薔薇の開花もはじまりますね。  春バラの見ごろは、5月~6月ごろですが、すでに咲きはじめているようです。  今から咲いているなら、ゴールデンウィークには、様々な品種の薔薇があふれているかもしれませんね。  5月はゴールデンウィークのことで頭がいっぱいかもしれませんが、

          薔薇の見ごろはまだ先

          【俳句エッセイ】秋のような季語~竹落葉~

           若葉、青葉、万緑。花も咲いていますが、初夏から夏に向けて緑がぐんぐん増えていきます。新緑は春から夏への橋渡しのようです。  みずみずしくフレッシュな緑があふれる中で、竹林は、ひっそりと秋を迎えます。  春先に頭を出したたけのこが、ぐんぐん成長していきますが、竹はたけのこに養分をとられてしまいます。濃い緑だった葉は、春先になると黄ばみはじめ、はらはらと葉っぱが落ちはじめます。  これが竹落葉です。  落葉は冬の季語ですが、竹落葉となることで夏の季語になるんですね。ちな

          【俳句エッセイ】秋のような季語~竹落葉~

          青が空と大地に広がる

           空高く広がる青に手をのばしても、決して触れることはできません。つかめそうに目の前を浮かぶ雲も、決して手に取ることはできません。  人類は空を飛べるようになりましたが、それでも、空はどこまでも高く、どこまでも広がり、手に取ることはできないんですよね。  ため息をつきたくなります。  空に広がる青に触れることはできませんが、地上に広がる青には触れられます。可能であれば手に取って、持ち帰ることもできるでしょう。  今は、ネモフィラが見ごろを迎えているんですね。  どこま

          青が空と大地に広がる

          初夏へと季節は動いていく

           肌寒い日が続く、雨と曇りが続く、と書いていましたが、とうとう晴れの日が続くようになりました。ソメイヨシノの花びらが、どんどん降ってきていい春の終わりを告げるようです。  その代わり、八重桜がひとつふたつと咲きはじめました。  八重桜が満開を迎えるころには、桜並木は緑に葉っぱにおおわれ始めるでしょう。ソメイヨシノの開花が遅れたため、満開を迎えたのは4月中旬となりました。  そのぶん、駆け足で初夏と新緑の季節がやってきそうですね。  窓を開け放していても、部屋の中が寒く

          初夏へと季節は動いていく

          桜から葉桜へ

           満開を迎えたソメイヨシノは、もうずいぶんと散ってしまいました。降ってくる花びらの先には、薄紅色が広がっていますが、ずいぶん薄くなっています。  すでに、葉桜となり、初夏を思わせる元気な雰囲気となっていました。薄紅色の淡さに心浮き立ちますが、葉っぱの緑には穏やかな心地よさを感じます。  気温の低い日が続き、雨が続き、かと思えば真夏日のような日があり、動植物の方でも何かと気をもむ春だったかもしれません。  今日も日中は汗ばむような1日でしたが、朝早くお出かけした方は肌寒さ

          桜から葉桜へ

          【詩】ゆらゆらチューリップ

          あかしろきいろチューリップ おれんじむらさきチューリップ ぴんくみどりくろチューリップ どのいろえらぼう ゆっくりできるいろはどれだろう やすらぐいろはどれだろう ゆらゆらかぜにゆれている チューリップがゆれている いまだけのゆりかご ひとつだけえらんだら チューリップのなかでゆうらゆら ほっとひといきついてみよう ゆうらゆら ゆうらゆら ゆうらゆら ちょうちょがとんでくる チューリップのなかをのぞきこむ ぐっすりねむるあなたをみつける くすりとわらう ふわりとゆ

          【詩】ゆらゆらチューリップ

          さくら青空の下

           ここ2日ほど青空が続きました。満開のソメイヨシノもそろそろ見納めになってきました。降る花びらの量が増え、見上げる花はまだあるものの、アスファルトに散らばる花びらが増えています。  水たまりに浮かぶ花びら、道路の隅につもった花びら、風が吹くと巻き起こる花びらの小さな竜巻。  花びらが多い場所だと、ふかふかのクッションのようになっています。  待ち焦がれたソメイヨシノ。この時期は、雨風が強いので、毎年はらはらするんですよね。すぐに散ってしまうんじゃないかって。  毎年思

          さくら青空の下

          【詩】桜の牢獄

          ひとりでも歩いていける 桜並木を歩けば花びらが降る 薄紅色が染めていく 視界をさえぎるように降ってくる ひとりでも歩いていこう 桜並木を歩いていこう 花びらが降るなか歩いていこう 薄紅色のトンネルがどこまでも続く ひとりでも歩ける どこまでも続く薄紅色のトンネル 終わりが見えない花びらの降る場所 途切れることなく降り続ける ひとりでも歩いていけるかい? いつまでもいつまでも降り続ける花びら どこまでもどこまでも続く薄紅色のトンネル 途方に暮れて足を止めた 降り続ける花

          【詩】桜の牢獄