マガジンのカバー画像

501
ふと浮かんだ言葉を残していきます。
運営しているクリエイター

2021年11月の記事一覧

【詩】ちょっといいこと

ちょっとだけ ほんとうにちょっとだけ 忙しかったら 見逃してしまいそうな ちょっとしたい…

天鳥そら
2年前
7

【詩】気づけば走ってる

急いでる どこかへ行こうと 走ってる 人とぶつかりそうになって 慌ててる自分に気づく い…

天鳥そら
2年前
6

【詩】静かな場所での静かなごはん

誰もいない 本当だ誰もいない いつもなら人がいる そうだね、満席のときもある それが今日…

天鳥そら
2年前
11

【詩】運が良い日

カフェに入る 店員さんが奥の部屋に案内してくれる テーブルが四つほど 一番奥のテーブル …

天鳥そら
2年前
7

【詩】一緒に行こう

木枯らしが吹いてる 目の前を葉っぱが走っていく 駆け足で追いかけていく 追いつきたい 追…

天鳥そら
2年前
7

【詩】冬が来るまで一緒に遊ぼう

冷たい風が走ってる 木の葉を連れて走ってる 冷たい風が大きくうなる 木の葉が笑い声をあげ…

天鳥そら
2年前
7

【詩】光に気づいたら戻れない

しらなかった しらなかった 胸の奥で輝く光を いつだって 私の前には暗雲が立ち込めていて 光の欠片などみたこともなかったのだ 目の前が黒雲ならば 胸の中だって黒い雲でいっぱいなのだ その雲が霧に変わったようなときがあった さる国に霧の都がある 言葉だけ聞けば あら、幻想的ねと思うもの 晴天を前にした朝霧を想像したのは間違いだった それほど清らかなものじゃない 吸えば命の危険がある霧 どれだけの人が命を失ったか 栄光の影に包まれた都 きっと私の