【詩】風花と舞う
今日は冷たい風が吹く
じっと眺めていると吸い込まれそうな青空
たまに通りすぎる雲はちょっとしたアクセント
その雲がたまに落とす
雪の欠片は積もらない
頬をかすめてあいさつするだけ
風にのってやってきた雪の欠片
仲間から外れて遠くまで来てしまったのね
もう帰れない雪の欠片
どの雲からやってきたのかわからない
仲間がどこにいるのか聞いても答えない
こんなに遠くまで飛んできて後悔してるかしら
こちらの心配なんかどこ吹く風ね
だってあなたは楽しそうに舞っているもの
きっとあまりにうれしくて風と一緒にやって来たのね
それじゃあ一緒に舞いましょう
春には去ってしまう雪の欠片
それまで一緒に舞いましょう
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